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情報の取捨選択能力

今のこの状況(健康、とでも言うべきかしら?)にしても、生活面での知恵とか、レシピとか、人生やお金などに関わることとか。

世の中にはたくさんの事象があり、それに伴う情報が無限に存在する。

真実、嘘、間違いなどを見極めるのが難しい世の中になった──
のだろうか、本当に?


情報と、それを得る手段は多い。インターネットの普及とともにそれは格段に増えた。
ただしそれらのどれが自分にとって有益なのか、そこがしっかりしていないと不必要な情報に踊らされてしまう。
そしてインターネットの普及はヒトにとって、情報を得る取捨選択能力を鈍らせているようにも感じる。

便利すぎるがゆえに、インターネットに頼りすぎてしまい、以前までの情報収集のやり方を置き去りにしている。


自分の五感をうまく使ってみよう。

見聞き操作するのはモニターだけではなく紙媒体もまだまだあるし、人から得るのも大事。実は人づてのほうが情報が早い、なんてこともある。
モノに触るのも重要。それに例えば料理なら、材料の匂いや味を直接確かめるのも意味がある。同じ材料でも産地やメーカー、加工方法などによって大きく変わったりするからだ。

料理に限らず、自分の目、耳、鼻、舌、手足を使うのは、とても大切なことだし、一番信用できる。


お店に行ってモノを触る、いや

外に出て
陽の光を浴び
空気を吸い
地面を踏みしめる

だけでも、五感はよく働くようになり、自分に必要な情報の見極めにひと役買ってくれる、かもしれない。





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