
ブロンクスバギー 素人カスタム奮闘記①購入

¥217,800
電動ファットバイク「ブロンクスバギー」(BRONX BUGGY)を購入した。
近所の自転車ショップでみかけて、そのゴツさに惹かれたのだ。
色々ある電動ファットバイク
自転車に興味のない人には馴染みのない「ファットバイク」というジャンル。
都内でもたまに見かける、やたらタイヤの太い自転車の事である。

これまで僕が乗っていたのはパナソニックの電動自転車で、はじめての電動自転車でめちゃくちゃ感動したし何の不満も無かったが
お店で見かけてから妙に物欲が湧いたのでネットで色々調べてみた。

¥253,000
調べてて一番カッコ良いと思ったのがこのアルコン。めっちゃバイク!しかし電動アシストではなく、フル電動自転車というものらしくヘルメット着用必須みたいなのでやめた。
※後から調べたらアルコンは電動アシスト扱いなので、免許もナンバーもヘルメットも不要らしい。これによく似たCOSWHEELというやつは原付扱いだとか。アルコンにすればよかったかも。。。

¥385,000
芸能人などセレブ御用達の高級電動ファット、スーパー73。価格が高いのでやめた。

¥250,800

¥272,800
ロカフレームのマカミとフーマ。ブロンクスバギーとスペックはほぼ同じらしいが、漕ぎやすさに違いがあるっぽい。
ブロンクスバギーは2本のストレートなフレームの上にシートが載っている感じで、そのフレームの幅がある分ペダルを漕ぐ時はガニ股っぽくなる。
対してマカミはシート部分の2本のフレームを絞っているのでガニ股にならない。フーマに至ってはスクーターのような形なので漕ぐときにフレームが邪魔にならないので楽そう。
とても迷ったが、近所の店に置いてるという事と価格も一番安かったのでブロンクスバギーに決めた。
試乗
衝動買いしたかったが、とりあえず乗り心地を知りたくて、近所のお店に頼んだところすぐ試乗させて貰えた。
またがった感じはもはや自転車ではなく、(乗ったことはないが)バイクに乗っている感覚。
ハンドルの幅が普通の自転車よりも明らかに広く、シートも自転車のそれとはまるで違う。
漕ぎ出しのアシストも自分の持っている電アシとはケタ違いでグンと前に進む。
漕ぐ時にはやっぱりガニ股になるが、購入を見送るような要素では無かった。
走行中のハンドル操作は少し重く、最初はフラついたが乗っていれば慣れそうな感じ。
自転車ではない別の乗り物に乗っているようで
これに乗るために外出したくなるくらい、めちゃくちゃ良かった。
フロントのデカいライトはオプションで7千円くらいで買える。ほとんどの人はこれを付けるそうな。シートはロングとショートの2種類がデフォルトで付属するらしい。
見るからに不便そうな点
買う前から気になっていたのが、駐輪場の問題。タイヤが原付ぐらい太いので、ラック式の駐輪場は使えない。平置きかバイク用の駐輪スペースしか使え無さそうだけど、それって良いのか?
結果、最寄り駅には平置き駐輪場があったし、バイク用の駐輪場も管理人さんに確認したところ全然オッケーだった。
自宅マンションの駐輪場もラックには入らないから空いてるスペースにバイクカバーをかけて置けるか管理会社に確認したところ承諾をもらえたのだった。
ただラック式の駐輪場でラックに入れずに置くと他の人が真似して秩序が乱れる原因になったりするので気をつけましょう。
理屈は要らん、惚れたら買うのだ。
というわけでデメリットはあまり気にせずに欲望のまま近所のお店に向かった。
しかしその日は整備担当が不在とかなんとかで
一週間後にまた買いに来てくれと言われたのだ。
僕としてはすぐにでも欲しく一週間まちたくなかったのでネットショップですぐ納品してもらえるところを見つけたので、オプションのデカいライトもまとめてポチった。
合計23万くらいだった。
ちなみに円安や世界情勢の影響がある前は数万安かったらしい。
20万もする高級自転車なのでネットではなくお店で実物を見て実感しながら買いたかった。。。
街中で集まる視線
数日して自転車が到着。
自転車屋の店員さんが自ら配送してくれて、
丁寧な操作説明もしてくれた。
おまけにバイクカバーもくれた。ありがとうございました。
さっそくブロンクスバギーに乗って外出。
交通ルールを守りながら安全運転。
試乗の時に感じた乗り心地そのままで、すごく楽しかった。
少し人通りのあるところを走ると、視線を感じまくる。信号待ちなんてジロジロ見られたり、それは自転車なのかと話しかけられたりした。値段を訊かれるのがなんか嫌だった。
被害妄想
その後しばらく乗っていて思った。
視線を集めるのは物珍しいからというのも確かにあるが、もしかして単純にバイクと間違われているんじゃないかと。
坂道なんかはペダルを漕がないので一見バイクそのものだし。
だとしたら、状況によっては僕はノーヘルバイクのヤバい奴に見える。
何かしらのトラブルも起こるかもしれない。
そう思うと、カッコいいと思っていたバイクみたいなルックスをちょっと変えたくなった。
バイク感を抑えて自転車寄りに
このバイク感カッコいいけどちょっと軽減したいなと思い、とりあえずフロントのデカいライトを外して、デフォルトの小さいライトに変更した。
バイク感は少し軽減されたが、この象徴的なパーツを外してしまったせいで、見た目にめちゃくちゃ物足りなさが出てきた。
デカいライトは偉大だった。
この物足りなさを補うため、フロントに何かライトに変わる突起物(?)を付けたくなった。
カゴを付けようと考えたが結構やってる人がいるみたいで、もう少し個性を出したかったのでカゴでなくフロントキャリアを付けてみよう!と思い付いた。
(キャリアつける人も普通にいた)
つづく