「もしもお金持ちになるために必要な考え方があるとしたら？」その14

　§11 資産を作るために投資は行うという考え方を持つ

　あなたは、お金を使うときに、このお金は、消費、投資、浪費のうち、どの使い方になるのかを考えてお金を使っていますか？

　どのお金の使い方も、私たちが、生きていく上では必要です。

　しかし、お金持ちになる人と、なれない人の違いは、この3つのお金の使い方のうち、投資に比重を置いたお金の使い方ができるかどうかなのです。

　例えば、月収50万円の人と、月収30万円の人では、どちらの人の方が、お金持ちになりやすいのでしようか？

　ここで、考えてみてください。

　その答えは、収入の多さだけでは判断できない。です。

　何故なら、お金持ちになれるか、なれないかは、収入の多さだけでは判断できないからです。

　お金持ちになれるかなれないかは、投資となるお金の使い方ができるか、できないかに、かかっていると言えます。

　つまり、収入が多くても、消費や浪費の割合が高ければ、その人は、お金持ちとは、決して呼べないのです。

　そして、お金持ちになる人は、資産を買うために投資をします。

　つまり、資産とは、お金をもたらす物なので、あなたが稼げるお金を増やしてくれることになるのです。

　そして、資産を増やし続けることで、お金持ちになれるのです。

　資産には、様々な資産があります。例えば、あなたの仕事での能力や、資格なども、それを持っていることで、お金を稼ぐことにつながるのであれば、それは、あなたの立派な資産と言えると思います。

　また、それを持っていることで、お金が稼げたり、増えたりするものも、資産と言えます。

　例として挙げれば、権利収入を産む権利や、収益性のあるビジネス、収益不動産、安定した配当の出る株式などですが、前に述べた、自分のアイデアと、これらを融合させたものに、投資をすることでも、お金持ちになれます。

　これまで説明してきたように、お金持ちになる人というのは、このような資産を作るために、お金を投資するのです。

　そして、このような、たくさんの資産を持つことで、お金持ちになることができます。

　また、投資では、必ず、安いときに買い、高くなってから手放すというのが、セオリーです。

　そのように、お金持ちになる人は、「資産を作るために投資をする。」ということを、きちんと覚えておいてほしいと思います。