「経済力学」~熱力学経済論が人々の経済の理解度を大きく上昇させるその理由~その5
§4. これからの日本経済の経済成長の回復は果たしてあり得るのか?そのカギを握っている政策とは何か?
現在、日本経済においては、不況時の物価高である、スタグフレーションが起こっている状態であり、輸入物価の高騰から、国民の経済的余力がどんどんなくなってきている状態であると思うが、現在は、ほとんど、どの家庭でも、借金によって、生活を維持している状況であろうと思える。
今の日本の経済状況の中、自らの収入だけで生活を維持していけるのは、富裕層の人間だけであろう。
しかし、現在、借金を繰り返して生活をしていたとしても、私たちの賃金の上昇が全く見込めない、今の日本の経済状態にあっては、この先も、このような生活を余儀なく続けなくてはならないことに対して、嫌気が差してくると同時に、生活の破綻の危機さえ、目に見えてくる状況ではないか?
そして、そのような状況にあっても、国の政治は、国民生活の苦しさなど全くわかっていないかのように振る舞い、税金をさらに上げて、国民から搾れるだけ搾り取ろうとするだけなのであるから、この先が思いやられるのも無理はないと思う。国の賃金上昇政策も、はっきり言って、失敗したが、その具体的な賃金上昇政策の実効性の担保が、全くない状態では、失敗するのも無理はないと思える。
そういった意味では、これまで、アベノミクスという経済政策に期待してきた国民は、ただ単に、国の与党の政治家に騙されて来たことになるのだ!!
もう、いい加減、国民は、本当の意味で目を覚ます必要があるのだ!!
今の与党、自民党公明党の政策に頼り切っていただけでは、同じことの二の舞になることは、はっきりと目に見えているではないか?
もう、いい加減、同じ過ちを繰り返すことには、もう、うんざりである。
今の国の与党とその補完勢力と言われる党の政治家を含めて、私たち国民を、ただ、自分たちのためにだけ、利用しているだけなのであるから、そのことに、いち早く気づいて、私たち国民の本当の味方になってくれる政党に投票するべきではないか?と私は思う。
私は、今の国政政党において、国民の真の味方になってくれる政党は、日本共産党とれいわ新選組しかないと思っている。
立憲民主党と国民民主党は、はっきり言って、名前だけは立派な党であるが、中身の全くない党に成り下がった政党である。ましてや、維新の会などは、あの悪名高い竹中平蔵の手下の集まりの政党である。これら三つの政党は、ゆ党と呼ばれており、野党でもなく与党でもないため、ゆ党と呼ばれている政党であるが、政策的には、これらの3つ政党は、与党の補完勢力と呼ばれている政党である。そのため、信用の全くおけない政党であることに変わりはない。
たとえ、今、賃金が多少なりとも上昇したとしても、国民の生活においては、全て、これまでの借金の返済に回っていくだけでしかない。
もし、そうだとすれば、われわれ国民だけ、今の国政のやり方に対して、これまでの30年間に渡って、苦汁をなめさせられてきたことに対して、非常に不満が残るだけでしかないではないか?
その不満を、どうやって処理しろというのであろうか?
私は、そのような、国民感情に対する、きちんとした国からの保証を求めるしかないと思わざるを得ないのだ。
今の国政に最も足りないのは、一般庶民に対する、申し訳ないという気持ちと、一般庶民に対する生活保障である。
私は、これまでの国政の失敗に対する、国からの生活保証を、請求する権利が、われわれ国民には絶対にあると思う。
その国民の気持ちを汲んで、私は、ベーシックインカム制度の導入を、国が、まず、絶対に、しなければならないと思う。
国が、国民に対する投資を、全く怠っていたばかりに、今の日本経済の衰退が、実際に、あるのであるから、ベーシックインカムを、国民が受け取ることは、国民の当然の権利であると私は思う。
そして、消費税をきっぱり廃止して、国民の消費行動を活発化させる必要が必ずある。そうしないことには、日本経済は決して回復することはないのである。
なぜなら、日銀が、これだけ大量の円を刷って、市場にばらまいたのであるから、それは、当然のことであろう。
私達、日本国民の給料がどんどん下がってきたのも、この日銀が、ゼロ金利、マイナス金利を導入して、さらに、円を市場に異次元的に大量にばらまいたことで、円というお金の価値自体が、極端に下がったことによる影響が、非常に大きかったために起こったことは、言うまでもない事実である。
そして、その影響は、金(ゴールド)価格の高騰という形ではっきりとわかっているのである。この10年余りの間に金(ゴールド)の価格は、約3倍にまで、膨れ上がっているのだ!
つまり、金(ゴールド)の価格が約3倍にまで上昇しているということは、その分、お金自体の価値が、約3分の1に下がったことを意味するのである。そして、その分だけ、私たちの収入自体も、目減りしていることを意味するのだ!
そして、その目減りした私たちの収入はどこに消えたのかを、皆さんできちんと考えてもらいたいと思う。
日本の国は、その私たちの、これまでの10年間に渡る収入減のぶんの金額を、全て、富裕層に対してのみ、献上してきたのである!!
だからこそ、この10年余りの間に、国民間の経済的格差がどんどん広がってきたのである。
だからこそ、私は、今現在の国の与党の政治家の責任を、とことんまで、日本国民は追及する必要が絶対にあるのだ!!
そして、国の与党の政治家の行い続けて来た、富裕層にだけ、献上して来た、莫大な金額の大金は、私達、日本国民が、すべて、本来収入として得られるべき、お金だったのである。
今の与党の政治家たちに、その責任を、すべて取らせ、私達国民に対する、きちんとした、富の再分配を、日本国民自らの手で実現するしかない。
そして、これまで、そのような日本国憲法によって禁止されている、国からの政治的経済的差別を、私達、日本国民は受けてきたことになるのであるから、ひと月、10万円の、ベーシックインカムを国から受け取ることは、私達、国民の、当然の権利なのである。
サポートありがとうございます!このお金を私は決して無駄には使いません。これからも、ぜひとも、見守っていてください。よろしくお願い致します。^_^