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人生何があるかわからないから面白い!と言えない世の中なんて... その17

 私自身は、人間の能力に大差はないと思っている。しかし、選ぶ職種によっても、経験によっても、仕事のスキルによっても、稼げる給料に大きな差が出てくるのは確かだと思う。

 海外では、様々な仕事上での経験が特に評価されると言われている。つまり転職回数が多いほど、それが経験と認められ、その人物の評価に値するということなのだが、しかし、ここ日本では、転職回数が多ければ、それはそれで、就職上での不利になると考えられていると思う。

 私は、転職回数は、他の人よりも、かなり多いと思うが、外資系企業では、そのような経験を高く買ってくれるところもあると思っている。

 今のように、特にブラック企業が蔓延っているような世の中では、人々の転職回数が多くなるのも無理はないと思うのである。

 就職してから、その企業が、ブラック企業であることに気づいたとしたら、そのまま、嫌々仕事を続けるか、辞めるかしか、方法はないからだ。

 私は、労働意欲は人一倍あると思うが、それに見合った、報酬が得られなければ、すぐにその仕事に対して、見切りをつけることにしている。

 今のように、人々を安い給料で働かせようという企業ばかりの世の中にしたのは、紛れもなく、今の腐り切った政治の責任である。

 つまり、今の利権主義の政治が、富裕層の人々をさらに富裕にし、貧しいものをさらに貧しくしているのであるから、貧富の差がさらに拡大し、経済的格差が生まれているというのが現実なのである。

 特に、人々の労働に差別を持ち込んだ、今の政治の責任には、計り知れないものがあるといえよう。

 今の国会議員や、行政に携わる人々は、国家公務員であるから、本来ならば、国民全体の奉仕者として、職務の遂行にあたらなければならないのである。

 それが、今の国の主導者が、自分の利権を増やすためにしか、職務を遂行できないという姿勢には、私は驚きを隠すことはできない。

 政治家には特に倫理観というものが求められるが、今の政治家には、政治的な倫理観を持つ人がいかに少ないか、皆さんも、もう、お分かりだろう。

 国の政治は、国民一人一人が主権者なのであり、政治家は、ただ、国民の代理人に過ぎないのである。

 その政治家たるものは、代理人としての使命を全うすることが、その政治家の職務であるのだ。

 にもかかわらず、今の国の主導者は「自分が国家だ!」などという発言を平気で行い、その上、利権主義に走り、自分達の私服を肥やすことに専念した職務の遂行しかできないのでは、話にもならないではないか。

 そんな、国の主導者は、罷免されて当然であろうと、わたし自身は思わずにはいられないのである。

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ひーろまっつん(松尾浩一)
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