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自民党による国の政治の場での日本国憲法違反の数々の履歴について語る本・その4

 自民党という政党の政治観において、欠落しているもの、それは、公共の福祉(国民みんなの幸せ)であることは、わかりきっていることであるが、そのような、公共の福祉に反する政治観を持つ者達が、国の政治を牛耳っていること自体が、そもそも、おかしいということに、日本国民全体が、気づいていないことが、そもそも問題であると、私は少なくとも思うところである。

 自民党の、自分たちだけがよければ良いという考え方は、自己優位性の実現を重視した考え方であると言えるが、そもそも、そのような考え方を重視している限り、国家の役目として、本当の意味での公共の福祉が実現できるわけがないと思わざるを得ず、そのような考え方を持つ者たちに、国の政治を任せることなど、決して、できないと、日本国民は、強く思わなくてはならないと私自身は思うところだ。

 そして、日本国憲法という、日本国家の最高法規を遵守しようともせず、日本の最高法規さえ軽視し、自民党は、自分達さえよければ良いという考え方を重視して、日本の政治を行い続けていることに対して、自己陶酔し始めていることが、まず、非常に大きな問題であると私自身は思うのである。

 つまり、それを許している、日本国民自体も公共の福祉を軽視し始めていると思われることに対して、今、私は、非常に大きな疑問を持たざるを得ないのである。

 そして、国民の幸福追求権については、公共の福祉に反しない限り最大限尊重されるべきであるという日本国憲法の規定に反して、公共の福祉に反する、自分たちだけの身勝手な幸せを求めるような、この日本における国民性が、自民党支持者の間で、新たに大きく育ってきていることに関して、私はここで、大きな疑問を大きな警笛として、日本国民全体に対して、投げかけたいと思わざるを得ないのである。

 ここで、自分達だけの利益だけを追求することが、本当に自分達の利益になるのであろうか?を、皆に考えてみてほしいのだ。

 私自身は、国民全体の利益を考える方が、よっぽど、大きな利益を生み出すことになると思うのである。

 その、大きな利益とは、日本国民だけでなく、世界全体に対する大きな利益にもできると、私は少なくとも思うのである。

 ここで、ビジネスの原点というものを考えてみれば、自分だけでなく他者の利益も同時に生みだすことが、ビジネスが成り立つための共通の考え方であると、私自身は思うのであるが、そのような、視点から外れたビジネスを行っていても、一向に、利益には結びつかないということに、いち早く気づくことが必要であることは言うまでもないことだと思う。

 それと同じで、国の政治においても、自分たちだけのための政治を行っていても、一向に国が繁栄していかないということが、ここ数十年間の日本の国力の低下が著しいことを鑑みても、明らかな事実であるということに、日本国民自らが、いち早く気づかなくてはならないことなのだ!

 そのことに、いち早く気付いたアメリカは、トランプ政権にNO!を突き付け、政権交代を成し遂げたではないか?!

 つまり、アメリカ国民は、トランプ政権の掲げた、自国ファースト主義の間違いに、いち早く気づき、自らの間違いを正したと言えると思う。

 そして、いまこそ、我が日本においても、思いやりの精神を大切にした、国民性を、大きく取り戻し、日本国家の再度の繁栄を目指す、最大のチャンスであると、私は思っている。

 思いやりの精神こそが、国民にとっても、世界中の人々にとっても、最大の利益を生み出す、唯一の方法であるということに、今、日本国民が、大きく気づくことができなければ、日本という国は、このまま衰退の一途をたどることになり、そして世界からも孤立してしまうことになることを、私は非常に危惧している。

 今度の総選挙において、今の自民党の自分たちだけがよければいいという、独裁的な国の政治に対して、日本国民自らが、NO!を突き付け、思いやりの精神、そして、日本国憲法の精神を大切に考えた政治を、国民自らの手で取り戻すことが、日本国民として、世界に決して恥じることのない、唯一の選択になることを、私は信じてやまない。

 

 

 

 

 

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