見出し画像

お昼寝にさよならする日も近そうなある夜

もうすぐ4歳になる双子の娘たち。3月まで通っていた保育園ではお昼寝の時間がありました。だから夕方帰ってきてからも元気全快!夜は23時ごろまで寝ないこともよくありました。

休みの日は夕方から一度寝てしまうので、結局平日と同じぐらいの時間になるパターンが多かった。

4月からは幼稚園に通う予定でどう生活が変わるかな?と思っていたところ、しばらく自宅待機に。

5月後半まで休みが続きましたが夕方のお昼寝はしたりしなかったりでした。幼稚園が始まったころようやくお昼寝しない日が増えてきたな、という印象です。

お昼寝がないと早く寝てくれることが多いのですが、夕ご飯、お風呂の時間あたりに寝られると大変です。

眠くなってくると判断も鈍くなってくるし何より機嫌が悪くなるので、できればさっさとお風呂まですませてスムーズに寝室へ向かいたいところです。

だんだんお昼寝がなくなりつつあるころ。

これは、そんなある日の双子が寝るまでのできごとです。

まずはお風呂に入るまでに一悶着

幼稚園から帰ってきておやつを何回も食べ(まだ慣れてなくて消耗度が激しいのか、幼稚園がはじまってからやたらとお菓子をせびられます…)夕ご飯も食べ終わって次はお風呂。

我が家では生後3ヶ月の長男も合わせて、次の流れでお風呂に入ります。

① 双子にママとパパどちらと入りたいか確認
② 選ばれなかった方(以下A)が先にお風呂に入って体を洗う
③ 選ばれた方(以下B)はAから呼ばれたら、長男をお風呂に連れてくる。先に入っているAに長男を渡し、Aが長男の体を洗い一緒に湯船につかる
④ 長男が先に上がるので、Bが受け取って保湿と着替えを行う。Aは引き続き入浴(双子がママとパパを別々に指名した場合はここで1人一緒に入浴)
⑤ Aが上がると、入れ替わりでBと双子が入浴

この日の双子はママをご指名。僕が先に長男と入浴をすませました。ただ、ちょっとタイミングが悪くて、長男の授乳のタイミングになってしまいます。おわるまでしばらく待つことに。

双子が2人で遊んでいたので僕は夕ご飯の食器の片付けなどしていると、双子がだらだらモードになり横になったりしだしました。ちょっと眠くなってきたかも。

このまま寝られるとヤバイな。

食器の片付けを中断して、一緒に体をつかった遊びに切り替えました。双子を寝させないために一生懸命気を引きます。なんとかお風呂には入ってほしい。

しかし、体を動かす遊びにトラブルはつきもの。四つん這いになった僕の体によじ登っていた次女が下におりたのですが、そのとき長女に少し手が当たってしまいました。

軽く触れた程度だったのでたいしたことなさそうですが、長女がわりと激しめに泣いてしまいました。

次女は気まずいのか、へらへら笑いながらわざと長女に当たるように足を伸ばしたりしています。さらに激しく泣く長女。

ちょっと落ち着くまで待っていると、授乳をおえた妻がやってきました。

泣いている長女をなぐさめて事情を聞いたあと、次女に「ぶつかってしまったんだからわざとじゃなくても長女ちゃんにあやまるんだよ」と伝えています。

それでもすぐに仲直りできずしばらく険悪ムードだった双子。

次女と別の遊びをして気持ちを切り替えさせたところで、もう一度「長女ちゃんにあやまろう」と言うと、次女から「ごめんね」を言い、長女も「いいよ」でいったんケンカおしまい。

「じゃあ2人ともお風呂はいろうか!」と妻がいいタイミングで切りだしてくれたのですが、長女は「パパと入る」と言ってママとお風呂に入ろうとしません。

気が変わったのか、それとも単にお風呂を先延ばししたいだけなのか…

(もともとママと入るって言ってたじゃん)(さっき入ったのでもう一度入るの面倒)(でもせっかく気分が変わりつつあるので、もうひと悶着は勘弁してほしい)(このままお風呂入らないまま寝られるのは困るし)

さまざまな気持ちが瞬時に頭の中を駆けめぐりますが、今の最優先事項は双子をお風呂に入れて早く寝てもらうこと。

さっき長男と入ったばかりですが、長女と一緒にもう一度お風呂に入ることにしました。

ラッキーなことに次女も一緒についてきたので、3人でお風呂に入ります。

先に次女だけお風呂からあがり、しばらくして長女と一緒の僕もあがります。

お風呂上がりもドタバタ

妻が次女の保湿と着替えまでやってくれていました。後からあがった長女も妻が保湿までしてくれて、ここで妻がお風呂へ。

自分の着替えをすませて長女にパジャマをきてもらい、その流れで髪の毛を乾かそうと双子の声をかけます。

しかしここでまたケンカ。どっちが先に髪の毛を乾かしてもらうかでもめています。

髪の毛を乾かしてーと先に言ったのは長女だったのですが、次女のほうが先にスタンバイしてしまいました。そして長女が私のほうが先だと主張。次女も譲らず言い争いに。

しかしどういうわけか次女がいきなり「コインで決めたらどう?」と提案してきます。

たしかに前にコイントスの裏表で決めたことがありました。もう何ヶ月もやっていなかったのになぜここで思い出したのか…そしてなぜか長女も乗り気。

まあこれで決まれば儲けものと思い乗せられることにしました。財布から百円玉を取り出して表裏どちらを選ぶのか確認します。

長女「100円のほう」(裏)
次女「お花の絵が描いてるほう」(表)

「さあやるよ、どっちが出るかな?」

もったいぶらせてからコインを指で弾いて空中に放ち、落ちてきたところをキャッチ。

手をあけると100の文字が………裏を選んだ長女の勝ちです。

しかしこういうとき、次女の反応は早いです。「もう1回やる」と言ってさっきの勝負をなかったことにしようと目論みます。

うん、こっちも最初の1回ですんなり決まるとは思ってないよ。

そしてなぜか勝って先に髪の毛を乾かしてもらう権利をゲットしたはずの長女も、「もう1回やる」と乗り気。

しかたがない。双方合意のうえ2回戦。

「次に表になった方が先だからね。負けても文句なしだよ。」

一応念を押しします。

先ほどと同じようにコインをはじいてキャッチ。

手をあけると今度はお花の絵柄………表を選んだ次女の勝ちです。

そしてこういうときも次女は早いです。さっさとソファに座って髪の毛乾かして体勢に入っています。そして泣いて怒りだす長女。

うーん、まあこうなるよね。コイントスの意味。。。

どうなるかちょっと見守ろうと思ったけど、意外とすんなり「じゃあ長女ちゃん先にいいよ。次女ちゃんは横で絵本読んでるから」と言って次女が席を譲ってくれました。

最初に負けたのをわかっていて、罪悪感があるのかな?

そして力尽きます

長女の髪を乾かしていると、絵本を読み終わった次女が辺りをちょろちょろしだします。そして冷蔵庫の前でこう言っています。

「パパ、牛乳飲みたい」

「長女ちゃんの髪の毛乾かし終わってからねー」と言って少し待ってもらおうと思ったけど、勝手に冷蔵庫をあけて牛乳取り出そうとしています。

パックに牛乳があまり入ってなくて軽い状態だったら、自分で取り出してコップに注いで飲むこともできるけど、確かさっき新しいのを開封したばかり。

いったん長女のドライヤーをストップして冷蔵庫に向かい、牛乳を2人分コップに牛乳を注ぎます。ついでに長女にも飲んでもらおう。

ドライヤーを再開してやっと髪が乾きました。

長女、うとうとしています。

やばい!寝てしまう前に歯磨き!

あやうく寝てしまうところでしたが、完全に寝てしまう前に歯磨きまですませました。

よし、まず1人!これで長女はそのまま寝てしまっても大丈夫です。

次女もいつ寝るかわからないので急いで髪の毛を乾かして歯磨きをすませます。すでに長女は寝てしまいました。

ここで妻がお風呂からあがってきます。

寝てしまった長女を抱っこして2階の寝室へ運びます。

長女を寝かせて1階に戻ると、次女が「長男くんのミルク作りたい」と妻にお願いしています。

「まだミルクのタイミングじゃないからまた明日お願いね」となんとか次女の要求を退けようとする妻。

自分の要求が通らないのでちょっと寝転んでふてくされていた次女ですが、眠くなってきたのか小さな声で「パパ、もう寝るから赤ちゃん抱っこして連れてって」とお願いされます。

やれやれ…赤ちゃん抱っこで次女を寝室へ連れていき、一緒に横になります。

「長男くんのミルク作りたかったのに…」

泣くのを一生懸命我慢している次女。

「また明日作ってね。早く寝ると早く明日になるよ」となぐさめますが、もう限界だったのかその直後にすやすやと寝息を立て始めました。

長男も協力してくれていた?

結局双子も早く寝てくれて、妻もゆっくりお風呂に入ることができました。

よかった、よかった、がんばった。

お昼寝がない日は早い時間に寝てくれますが、時間勝負になってバタバタ。なにかスポーツの試合でもしているみたいです。

ただ、22時に寝ていたころは毎日のように一緒に寝落ちの生活でしたが、お昼寝がないとこの日みたいに寝かしつけがいらないことが多くなったのは大変ありがたい。

夜に少し自分の時間がもてるようになりました。(結局だらだらしちゃうことも多いですが、その時間で記事を書くことができました)

そしてお風呂上がり終始おとなしくベビーベッドに寝ていてくれた長男くん。途中で君が泣いていたらすべてを投げ出してもおかしくはなかったよ。本当にありがとう。

おしまい




いいなと思ったら応援しよう!