手伝ってるんじゃない、一緒に作ってるんだ!!4歳の娘が放ったパートナーシップ
我が家には4歳の娘がいます。
なんでも手伝いたい年頃なので、コーヒーを淹れたり掃除機をかけたり、なんでも自分もやりたいといいます。
先日ハンバーグ作っていました。玉ねぎの皮むきをお願いしたところ、一生懸命にむき、自信満々に見せてくれました。
「とても上手にできたね。手伝ってくれてありがとう」
その瞬間、娘が大声をあげました。
手伝っているんじゃない、一緒に作ってるんだ!!(原文まま)
驚きました。娘としてはあくまで一緒に作っている認識だったのです。上下関係のない対等な関係です。
それに対し私が“手伝ってくれて”という、主従のある言葉を使ったことにご立腹になられたのでした。
「手伝う」と「一緒に作る」。
4歳でこの違いを意識していることに驚きと喜びを感じながらも、自分にも問いました。
私は普段デザイナーとして、クライアントの事業の成功のために仕事をしています。
“ お客さんと完全なチームになろう “
“ 誰がクライアントか分からないような、対等な関係になろう “
口ではそう言いつつも、頭のどこかで手伝ってると思っていないか?
判断するのはクライアントで、我々はそれに従う存在、と思っていないか?
ユーザーインタビューの冒頭「〇〇さんをお手伝いさせてもらっている者です」と言っていないか?
そんなことを思わされました。クライアントに「手伝ってくれて」と言われ、大声で反論した娘に学ぶところがありました。
ということで、今年は昨年以上にクライアントのチームメンバーとして、そしてプロとしてバリューを発揮できるように精進していく所存です。
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