人生の目的
お前の頑張ってる姿があったから
俺も頑張ろうと思えた
何が何でも試合に出たかった
それだけの思いが自分を突き動かしてた
試合に出るようになったら
何が何でもチームを勝たせたかった
言い訳はいらないし
すべきでもない
実力が全て
だからこそ細部に、基礎に、
微力を尽くす
下手くそな自分が生き残る唯一の道だった
グランドには誰よりもいた自負はある
早めにきて入念に体を整え
分からないことは何でも尋ね
足りない部分は時間の許す限り反復する
全部自分のためとは言わないが
ほぼ自分が試合に出たいから!
その思いが強かった
最後の最後にチームの目標は叶わなかった
泣き崩れ、喚き散らかした
よくもまあ23歳にもなって人前で
あんなに泣けた
みんな泣いた
みんな悲しんでた
ただ悲痛な空気だけが流れ続けた
誰もが後悔ばかりを口にした
そんな時
コーチから
お前の頑張ってる姿があったから
俺も頑張ろうと思えた
人として大切なことを学べた
と言ってもらった
最後の最後に期待に応えられなかった
自分に
もったいない言葉だった
胴上げしてやれなかった
自分がガムシャラにやっていたことが
誰かの原動力になっていた
なんとも言えない感情になった
何も成しえていないのに
認められたような
幸せ者だと
そう強く思った
そして今後もそういう存在でいたいと
思うようになった。
頑張ってる人もの同士は感化されやすい
だからこそ、そんな人たちと歩んでいきたい
挑戦する人を支える原動力であり続ける
これが俺の人生の目的