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【会計】費用と収益の計上のまとめの補足
前回は費用と収益の計上の考え方のまとめを取り上げました。
今回はその補足です。
以前にも取り上げました費用収益対応の原則により、実現した収益から、発生した費用のうち対応する費用を限定することになります。
また、逆に、発生した費用から、対応する実現した収益を限定することになります。
いずれも対応させるのは、一会計期間のものに対応させることになります。
これを期間費用または期間収益と呼んでいます。
要するに当期の費用、当期の収益のことです。
費用収益対応の原則により期間費用と期間収益を求めることになります。
収益によって費用を限定することもあれば、費用によって収益を限定することもあるわけです。
相互に限定しあって当期の費用や収益を、つまり期間費用や期間収益を求めるということです。
このような考え方により費用と収益を求めているということを取り上げてみました。
読んでいただきありがとうございます。