【忘れる前に】hirokutsu "Sweeper" について
一応noteフェスに呼応して、続けて書いてみようと思っている、hirokutsuです。よろしくお願いします。
基本は題名に書いてある通り、僕の音楽作品を、自分で解説する記事を書いています。
今日は"Sweeper"という曲を解説しようと思っています。
表題は、”昔はこんな事言われたサッカーポジションがあったなぁ”という感じの表題だったでしょうか。(笑)
曲データへのリンクなどは、最後の方にまとめて置いておきますね。
まずは埋め込める、SpotifyとYouTubeにて、聴いてみて下さいね。
これも少し恥ずかしいかなぁ、今聴くと・・・。
内情を話しますと、トランシーな曲を作りたかったんだと思います。(恥)
でも、根っからひねくれているhirokutsuの音楽は、こういう結果に・・・。ま、しょうがないっすよね。
このころの様々なサンプル置き場には、トランシーなサンプルに溢れていた覚えがあります。組み合わせればあっという間にトランスミュージックが出来てしまう、そんな感じでした。
振り返ってみると、90年代にテクノと呼ばれるシンセサイザー優先の音楽群は、ダンスシーンに多く見られるようになってきました。
機材的にも、僕らの世代が使いたかった憧れの機材が、安くセカンドハンズや個人売買で手に入るようになり、比較的新しい技術であるMIDIとの親和を図るためのインターフェース類も多く発売されて、現在で言うDAWソフトで一気に管理する事が可能になりました。
過去の機材が、再度復権される事になったのです。
本物を使わないまでも、過去のアナログシンセなどをモデリングする技術と共にアナログモデリング商品も多く発売されました。一般の方でも、よくイメージ出来るような、いわゆる"シンセらしい音"が、簡単に手に入るようになった時代だったと記憶しています。
それと共に発展したのがサンプリング技術。これまであったサンプリングの技術に乗るエリア(機材の中の音が乗っかる場所、メモリ)が格段に広くなった結果、今では当たり前なんですが、フレーズをそのまま、まるごとサンプリングできてしまうようになりました。
この"Sweeper”を作った頃は、多分僕はAcidと言うソフトを使っていたと思います。聴いて頂けているような、ループベースの曲が作りやすいソフトでした。
そして、機材は変わっていきましたが、現在もループを中心としている音楽を作り続けています。
この曲の創作の始まりは、うろ覚えですが、やっぱりベースだったような気がします。あまりに多く溢れるトランシーなサンプルを使ってみようと。そしてこのベースラインを基本に、サンプルをかき集めたのでしょう。
今自分で聴いて思うのが、あのトランス系の浮遊感の様なものが全くないですね。(汗)
逆に下に向いちゃっていると言うか、土着的なリズムを感じてしまいます。
ほんとに作っていても、どう変わっていくか、自分自身でも分からない部分が多いのです。これは作り続けていても、今になってもそうなので、きっとずっとそんな感じなんでしょう。
この曲のように、部分部分を切り取るとトランス系のサンプルなんだと思っても、僕が作るとこういう曲の仕上がりになってしまいます。
明らかにトランスのイディオムを無視しちゃっていますよね。(笑)
と、まあ僕らしいと言われればそうかもしれませんが、そんな時代の作品。よろしかったら聴いてみて下さいね。
ではリンクを置いておきます。
Spotify 直リンク
YouTube -トピックページ
Amazon Music Unlimited
Songwhip リンク集
BIG UP! リンク集
以上になります。
サブスクやダウンロードなどのサイトに登録されている方は、リンク集を探してみて下さい。きっと登録しているサービスがあるはずです。
普通にブラウザで聴けちゃうのはYouTubeがお手軽だと思います。
この曲もごく少数ですが、安定して聴いて頂けている曲です。
お暇な時にでも、聴いて頂けたら幸いです。
ではまた!!