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ライフを輝かせるために必要なもの

私の会社がある、埼玉県狭山市の成人式が昨年11/23(火)と今年の1月9日に開催されました。昨年は1月に行われていたものが、コロナ禍で延期されたためです。


新成人になる若者にエールを贈る「新成人 写信プロジェクト2021」を狭山市の共同事業としてやりましたが、初めて尽くしでいろいろ大変でした。


プロジェクトの目的、コンセプトづくりから始まって、協力者への依頼やホームページとチラシ作成、プレスリリース配信や記者クラブへのプレゼン、テレビ撮影など。それを正味4ヵ月ほどで行いました。幸運にも読売新聞に記事が掲載され、反響も頂きました。しかし、いろいろ不備なこともあり、課題もたくさん見つかりました。


それでも・・・


「おもしろかった」です。


結果的には130名ほどの方に参加頂きました。ご家族からの手紙や応援サポーターからのメッセージの一部はこちらからご覧頂けます。


*


あなたは、仕事で「おもしろい」と思う瞬間は結構ありますか?あるとすれば、それはどんな時でしょうか?


私は、これからは会社経営も人生も「おもしろい」がキーポイントになると思っています。


「おもしろい」と思えるものを増やす。
「おもしろい」と思えるマインドをつくる。


これがとても大切だと感じています。なぜなら、インターネットを介して、受け取る情報が無尽蔵に増えると何が起こるか?


一言で言えば、感動することが減っていくということです。


戦後の日本では、チョコレートから新幹線まで、見るもの全てが新鮮で、当時の人たちは感動を覚えたと思います。その後、軍隊の思想の流れを組んだ学校教育が生まれ、社会人になっても受動的に動くサラリーマンを増やしてしまいました。かく言う私もその1人でしたが(笑)。


その後、インターネットが普及し、個人でも情報発信をしたり、世界中の情報にアクセスして、いろんな知識が増えたと思います。現在は、インターネットに接続する、いわゆるオンラインに住む時間は人によるでしょうけど、1日のうち半分くらいでしょうか?数年後にはその時間はもっと増えるでしょう。


オンラインに住む時間が増えれば増えるほど、より早く、より速く「結果」を求める傾向があるので、目移りや飽きが出やすくなります。立ち止まって考えたり、一つのテーマについて熟考することが難しくなります。また、目先の「結果」を獲りにいくので、心の中の充実感や達成感も感じにくくなるでしょう。


*


だから、「おもしろい」なんです。



そもそも、どういう時に、「おもしろい」って感じますか?


漫画のストーリーに感情移入している時。
広告のキャッチコピーが絶妙な表現の時。
大谷選手が二刀流にこだわっている姿を見る時。
お葬式でだれかがおならをしてしまった時。
プレゼンの内容が臨場感を持って聞けている時。
アリの行列を見ている時。
ワインの新しい飲み方を発見した時。
チンパンジーを見て、自分と似ていると感じた時。



いろいろありますよね?


キーワードは、「共感」です。


相手との関係性
まねること
真剣さ
遊び心


の中に、「共感」を育んでいくことだと思います。


「共感」から「おもしろさ」が生まれ、「感動」につながります。仕事をおもしろくする、会社をおもしろくするには何が必要か、ぜひ考えてみてください。


おもしろい社員がいる会社は、おもしろい!


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