クラッシャー・ジョウ~父を求めて 2
原作・高千穂遥
[場面1]
ジョウ(操縦席に座り、焦った表情):親父の安否を確かめなければ...。
(ワープを3回行う)
タロス(後部席に座り):ジョウ、まだ馬の首星雲までは距離があるみたいだ。でも焦らずに行こう。おやっさんは大丈夫だと思うよ。
[場面2]
ジョウ(焦りながら):タロス、父はクラッシャー・ダンの頃はいい人だったって本当?
タロス(穏やかに):ああ、そうだよ。おやっさんはあの頃はそんな悪い人じゃなかったんだ。でも、評議会議長になってからは変わっちゃったみたいだけどね。
[場面3]
ジョウ(考え込む):そうか、父はクラッシャー・ダンの頃はまともな人間だったんだ。でも、評議会議長になってから全ての黒幕だと思っていた...。
敵より悪い〈黒幕〉ってカンジだったからなァ。
リッキー(乗り込んでくる):ジョウ、もうすぐ着くみたい。お父さんのことは大丈夫だと思うよ。
アルフィン(後から続いて):そうよ、落ち着いて行こう。きっとお父さんは無事に待っているはずよ。
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