クロスシリンダーテストの原理 in レンズ交換法3
ひょんな事から、ある眼鏡屋の研修担当になって一番困ったのは、
自分が眼鏡に関して、何も知らないも同然だったとつくづくと
身に染みた事だった。
その当時でキャリア約15年だった。
しかし、知っているから出来るとは限らないし、
出来るからと言って上手く出来るとは限らない。
そして、上手く出来るからと言って上手く教えられるとは、
限らない。全然レベルの違う話だった。
僭越だが名選手、名監督とは限らず、とはよく言ったものだと思う。
そして理論を教える上で、苦労したもののひとつが
クロスシリンダーだった。
文系四大卒で、しかも6年間在籍しながら授業には
ほとんど出席しなかった。
(一体、何をやっていたんだ!? それはNO WAY TICKETで・・・)
そんな人間には、いくら資料を読んでも読み重ねても理論の理解が進まず、
分かりやすく教える事など、いつになったら出来るのか?
一寸先は闇、の一寸先も闇。そんな気分だった。
今でも、この資料が完成した時の感激を思い出すと、
自然に胸が高鳴る。
そして、この資料を読んだある人からこう言われた。
「分かりやすいとは、こう言う事ですね」
この資料は、下記の構成になっています。
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