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reクロムハーツ帝国~MEMO乱打M6 in LIVE A FOCUS@ひ録:わらの手

-お断り-

この「クロムハーツ帝国」という記事の内容は、
以前管理人が別のドメインでアップロードしたものです。

クロムハーツのメガネを調べている時、
デザインもオーナーも魅力的だったので、
調べてまとめた内容です。

うかつにもハッキングされたのに、しばらく気が付きませんでした。
今回、若書きの部分も含めて加筆修正し、noteに転載します。

-追記-

一度脱稿した文章を読み直す事はまずないのです。
ところが、妙に引っかかる点があり、読み直してみて、
どこに棘があるか分かりました。
7.TURNING POINT(転機)に追記を施しました。
約1,200字追加しています。

全文は「わらの眼:新クロムハーツ帝国」に転載しました。
(11,673文字)



1.CONCEPT(基調)

Radical & Chic

見るがいい。
クロムハーツのアイテムを、1度でも眼にするといい。
チェーンでもペンダントでも、リングでもピアスでもいい。
大きさは関係ない。

見れば、圧倒的な迫力で立ちあがる存在感が分かるはずだ。
持てば、想像を超えた重量感に、もしかしたら立ちつくすかも知れない。

クロムハーツのコンセプトは“Radical & Chic”。(ラジカル &シック)

(中略)

自分の作品に「セメタリー」を主題として採用し、
そうネーミングするデザイナ・・・

クロムハーツ帝国の全貌探査。 俄然、面白くなってきた。

2.PROFILE(横顔)

リチャード・スターク(Richard Stark)

クロムハーツのオーナー兼デザイナー、
リチャード・スターク。
彼は1960年5月19日(木)、ニューヨーク州ユーティカ(Utica)で
生まれた。牡牛座だ。


(中略)

リチャード・スタークが生まれた頃も同じように美しかったと思える。
しかし、経済・産業においては相当な紆余曲折があった、
と言う記録が残っている。

罪の街ユーティカ

(中略)

追い打ちをかけるように市政も汚職等で腐敗し、
ユーティカは“罪の街”とまで呼ばれた。

神に忘れられた街ユーティカ

(中略)

しかし、1960年代中盤、GEはラジオの生産拠点を中東に移した。
結果、市経済の逼迫と腐敗が再び始まった。

(中略)

ユーティカは“神に忘れられた街”とまで呼ばれた。
リチャード・スタークは“神に忘れられた街”と呼ばれた街に生まれた。

3.ADOLESCENCE(思春期)

フラワーチルドレン

クロムハーツのオーナー兼デザイナー、リチャード・スターク。

彼は1960年に生まれた。
若い頃のリチャード・スタークのポートレイトを見ると、
腰まであるような長髪でまるでヒッピー、フーテン、
フラワーチルドレンのように見える。

(中略)

そう、リチャード・スタークの思春期は、
伝説と熱狂の70年代アメリカ……。

しかし、70年代のアメリカを描写するのは、
今ではとても困難な事だと思う。

(中略)


リチャード・スタークの13歳は、そんな世界で始まったのだ。

今のリチャード・スタークは、もはや伝説の人だし、
クロムハーツ帝国の王として、成り上がったセレブだ。

しかし、その少年時代は決して恵まれたものではなかった、
とは十分想像できる。

4.CHANCE MEETING(邂逅)

革との出逢い

リチャード・スタークがユーティカに住んでいたのは、
ハイスクール卒業までだった。

(中略)

その後、リチャード・スタークはある木工職人に弟子入りする。
そして、その木工職人の父親が経営する皮革輸入会社でも働き始める。

リチャード・スタークはやがて、世界各国の革なめし工場の窓口となり、
国内のメーカーに革を販売するようになっていく。

(中略)

しかし、革と出逢う事で、リチャード・スタークは、
いよいよ成功への階段を登り始める。

5.HISTORY(沿革)

皮革製品のセールスマンへ

リチャード・スタークは大工を辞め、
皮革製品のセールスマンになった。(大工より実入りが良かったのだろう)

広大なアメリカ大陸を横断・縦走するのには、
愛車ハーレーダビットソン(Harley‐Davidson)を駆使した。

(中略)


リチャード・スタークの事は、やがて同業者仲間の中で
噂となって広がっていった。

ジョン・バウマン(John baumann)も、噂を聞いたひとりだ。

(中略)

カスタムしたそのウェアは自分でも気に入った。
ジョンもホメテくれた。でもリチャードは何か足りないと思った。

6.CHROMEHEARTS RISING(創業)

足りないもの

リチャードは、ハーレーダビッドソン好きのバイカーの眼で、
様々なウェアやグッズのアイデアを出した。

(中略)

ふたりの二人三脚は完璧だった。何か足りないものが
あるとすれば、それはシルバーアクセサリーだった。

(中略)

やがてふたりは天才を発見した。その男の名は、
レナード・カムホート(Leonard Kamhout)。

(中略)

後年「レザーとシルバーの融合」と呼ばれる革命が
この時、始まった。

クロムハーツ ライジング

レナード・カムホートの加入で、リチャードの創造する
ウェア、アイテムのデザイン性は飛躍的に向上した。

1988年10月、カリフォルニアのマリブで、
三人はCHROME HEARTSの名で会社を興した。

(中略)

公私に亘って充実しはじめた人生を、
リチャードはどんな思いで受け止めたのだろう。

7.TURNING POINT(転機)

「チョッパー・チップス・イン・ゾンビー・タウン(Chopper Chips In Zombie Town)」

創業の翌年。1989年には、リチャードの友人が監督をした
映画の衣装を担当している。

映画のタイトルは「チョッパー・チップス・イン・ゾンビー・タウン」

この映画。アマゾンで検索したがヒットしない。
日本では公開しなかったし、DVDにもなっていないのだろう。


Chopper Chips In Zombie Town

どう贔屓見しても、しなくても、ライダーがゾンビに襲われる、
と言う趣向のB級テイストのホラー映画としか思えない。

(中略)

追記1)

今回、ポスターが見つかった事で興奮し見落としていた。

(中略)

追記2)

weblio辞書からの引用

(中略)


このポスターを見たお陰で新事実が見つかったぜ。

追記3)

ポスターをよく見ると、デカデカとこう書いてある。

(中略)

 ヘヴィメタル(heavy metal)からのネーミングと思う。

追記4)

(中略)

利用したのだと思う。便乗商法と言うか、小判鮫商法と言うか。
立派。

なお、3分20秒ほど、この映画を観る事ができます。
(BGMが流れるだけで、台詞は聞こえません。字幕もありません)

追記5)

この映画を観た方の内容紹介と感想を見つけました。一部紹介。

(中略)

Chopper Chicks in Zombie Town: 立派なクズ映画。 (( ̄∇ ̄)

以上

(中略)

※ 何と!あまりの人気に、この映画はご覧の通り
 「Chrome Hearts」と改題されたと言うのだ。

(中略)

マスコミでのCMやPRは全く行わなかったが、
高品位なそのデザイン性やレベルの高さから、
クロムハーツはクチコミだけで、その評判を
圧倒的なスピードで全米に広げていった。

(中略)

シルバーアクセサリーから、ハリウッドセレブの注目を
浴びた結果、単品の装身具として独立した。

1992年。設立してわずか4年後。
クロムハーツはCFDA賞を受賞する。

(中略)

この受賞で、クロムハーツの知名度は、
一部のセレブから一般の消費者へと拡大し、
その後の快進撃はもはや周知となっている。

8.EYEWEAR(眼鏡)

EYEWEAR業界への進出

2002年。クロムハーツはアイウェア業界にも進出をはじめた。

アイウェア業界でも、クロムハーツは発展の一番の
要因となった「レザーとシルバーの融合」を追求した。

(中略)

こうして、クロムハーツのアイウェア はアッと言う間に
市場に出回り、アイウェアブランドとしての一等地を難なく確保した。

CHROME HEARTSのネームバリューに相応しい
価値を提供するメガネフレームにするために、
最大限の手間と時間が費やされた。

(中略)

各部のパーツは鋳造の段階から手で磨かれ、
最終的にはアンティーク加工が施される。

(中略)

9.PROCESS(工程)

EYEWEARの製造工程

クロムハーツのメガネ、サングラスには本革製もある。
その本革は、全てイタリアからの輸入品が使われている。

(中略)

そう言った工程を終えてはじめて、テンプルの表面に施す
デリケートな彫刻用に超高感度レーザが使用される。

10.LOVERS(信者)

EYEWEAR 海外の信者

(中略)

取りあえずアイウェアで眼に付いた人をピックアップ。

クロムハーツのアイウェアを掛けているセレブのキャラが
立っているのはもちろんとして、フレームのモデル名も
それらしくて面白い。

【パリス・ヒルトン:Paris Hilton・・・Queenie】

(中略)

【エルトン・ジョン:Elton John・・・Drilled】

(中略)

【ユマ・サーマン:Uma Thurman・・・Elixer】

(中略)

【カール・ラガーフェルド:Karl Lagerfeld ・・・Hung】

(中略)

11.MOTIF(主題)

クロムハーツには様々なモチーフが取り上げられている。

(中略)

クロムハーツの有名なモチーフの中から何点か紹介。

【ハート:Heart】

(中略)

【ケルティック:Celtic】

(中略)

【フローラル:Floral】

(中略)


【BSフレアー:BS Fleur】

(中略)

【ダガー:Dagger】

(中略)

12.EMPIRE(クロムハーツ帝国)

CFDA賞を受賞してから30年以上が過ぎた現在。
クロムハーツは一種の巨大なコングロマリットになっている。

(中略)

人気があっても入手しにくい状況になっている。
いわゆる飢餓市場を維持している。

ワイドな商品構成。ナローな商品数。
そのため、クロムハーツブランドは、
コアでタイトなポジションをキープしている。

その様相を「クロムハーツ帝国」と呼ぶ事に、
誰が抵抗できようか。

以上「クロムハーツ帝国」


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