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『アクロイド殺し』
THE MURDER OF ACKROYD
アガサ・クリスティー、羽田詩津子・訳/ハヤカワ文庫(小説)
名探偵ポアロシリーズ三作目。
村の名士アクロイド氏が殺されててんやわんやする話。
ポアロはケネス・ブラナーの映画『オリエント急行殺人事件』を観た程度(面白かった)。
でも外見のイメージはテレビ版のデヴィッド・スーシェ(ヘッダーは宗像教授のよう…)。
原作を読むのは初めてです。
あの人が犯人ということはなんとなく知っていた。
それでも語り手が、人の詮索と噂話ばかりしている姉に対して、語りの中で辛辣なところが面白かったし(麻雀の場面ではなんでこの姉が殺されないんだろうと不思議だった。ほんと黙れ)、容疑者たちの容疑が次々と晴れていくところはミステリーならではの痛快さが味わえてよかった。
やっぱり犯人はあの人だったけど、あーそうなっちゃうんだという最後には驚いた。
ポアロ、他にも読んでみたいと思った。