キットレンズをなめてた話。。
GFX50SIIを購入するときに悩んだレンズの話です。
GFX50SIIをキットレンズのセットで購入したのですが、いきなりGoopassでGF63mmF2.8 R WRとGF80mmF1.7 R WRを借りてたので、何気にキットレンズのGF35-70mmF4.5-5.6 WRを使ってなかったのですが、最近、本格的にGF35-70mmF4.5-5.6 WRをいろんなところで使うようになって好きになってしまったので、noteにしてみました。
このカメラで撮りたいと思ってたのは風景中心にするつもりだったので、広角〜標準域のレンズが欲しいと思っていて、単焦点で広角と標準を買うのもありだったのですが、GFレンズは高いので、最初の候補として上がったのは、GF32-64mmF4 R LM WRでした。
なんだけど。。
GF32-64mmF4 R LM WRは296,450円
GF35-70mmF4.5-5.6 WRは132,000円
と、価格差がすごかったのと、
GF32-64mmF4 R LM WRの重さは875g
GF35-70mmF4.5-5.6 WRの重さは390g
と重さも2倍くらい違う。。
ラージセンサーのカメラだからレンズが大きくなるのはわかってたけど。。
同じような焦点距離で重さが2倍ほど。。
レンズの明るさは違うけど、価格差も2倍ほど。。
しかもキットレンズのセットで購入すると50万円以下で買えるってところで、
結果キットレンズのGF35-70mmF4.5-5.6 WRを最初のレンズとして選択しました。
て事で、ここからは使ってみてのよかった点を書いていきたいと思います。
重さとサイズ感がいい
まずは、重さとサイズ感の話です。
そもそも、ラージセンサーのカメラに対して、軽さを求めてはいけないのですが。。
ラージセンサーのカメラを使う覚悟が私にはなかったので、キットレンズの重さとサイズ感が最高でした。
GF80mmF1.7 R WRをGoopassから借りて最初使ってみたのですが。。
第一印象はでかい!そして、重い!でした😅
望遠レンズつけてる感覚に近かったです。
GF80mmF1.7 R WRの重さは795gで最初候補に挙げてた、GF32-64mmF4 R LM WRよりも軽いのに。。
それでも重いって思ってしまったので、この時点で、GF32-64mmF4 R LM WRを選択しなくてよかったなと思ってしまいました 笑
F値が大きいのもいい
APS-Cとかフルサイズのカメラを使い始めた時って、特になのですが、F2.8通しのズームレンズとかF1.4とかF1.8の大口径のレンズを使って背景ぼかしたいってなるので、それに対して今回買ったキットレンズはF4.5-5.6で焦点距離によって変動するタイプでさらにそんなに明るいレンズではないので、その辺はどうなんだろう?って思ってたのですが、センサーが大きいのもあって、意外とボケちゃう。
なので、背景ぼかしたくない時もボケてしまったりして、APS-Cのカメラの感覚でF値を設定しちゃうとうまくいかない😅
あと、ISO感度も高く設定してもセンサーが大きいので、結構問題ない。
なので、APS-Cとかフルサイズのカメラと比べて、F値は大きめ、ISO感度も大きめにして撮る方が、よかったりして、その辺の感覚を最初わからないので、掴むためにもF4.5-5.6あたりから慣れていくのがいいと思いました。
AFの駆動音が静かで速い
たまたま、私がこれまで使ってきたFUJIFILMのレンズってAFの作動音がウイーンウイーンってなったり、ジーコジーコって音がするタイプのレンズを使ってたのもあって、このレンズを最初に触った時にスーッと静かに動いてピントが合う感じが新鮮でした😁
GF63mmF2.8 R WRもジーコジーコする感じだったし、GF80mmF1.7 R WRは多分レンズがでかいのもあって、ジーコジーコ音はしないけど、なんかのそーって大きなレンズが動いてる感触があったのですが、このレンズは小さくて軽いのもあって、静かにすーっと動く感じが気持ちいです。
作例
文字ばっかりだったので、ここからはGF35-70mmF4.5-5.6 WRで撮った写真を紹介します。
風景
物撮り
ポートレート
ラージセンサーデビューの最初のレンズとしてベストな選択
キットレンズの印象って、入門用のカメラに最初についてくるレンズで、最初だけ使って徐々に使わなくなるレンズって印象だったのですが、実際に使ってみて、個人的にはラージセンサーデビューのレンズとしてベストな選択だなと思いました。
画質に関しては、絞り開放で近接撮影の場合、描写がイマイチらしいのですが、絞って撮れば関係ないですし、最初だけというか今後も使い続けるレンズになるなーっていう感じです。
FUJIFILMのこのレンズの紹介サイトにもラージフォーマットを日常へと誘うと書いてるのですが、まさにその通りなレンズで、いろんなところでラージフォーマットのカメラで撮影したくなるレンズで、結構好きになりました。