語彙力がアップする簡単な方法
「語彙力がないんです」
「思ったことが、上手く言葉にできない」
講座やセミナーに来られる方は、口々にそうおっしゃいます。
「特別な語彙力は必要ないです」と私はいつも言います。
だって、ふだんあまり口にしないような
むずかしい表現をしたところで、人の心には届かないから。
私たちが、noteやSNSなどの自分メディアで、
自分や自分の商品・サービスについて語るとき、
小説に出てくるような表現を目指す必要はないのです。
とはいえ。
「いつも単調な表現」ばかりでは、やっぱりもったいない。
自分の思っていること・伝えたいことが、上手く言葉にできないのも、もったいないことです。
そこで、語彙力を増やすために、私がおすすめしているのが、
「よく使いがちな言葉を使わないようにする」という練習です。
たとえば、SNSで誰かの投稿にコメントするとき。
「素敵ですね!」という表現、よく使いがちです。
私も、意識しないと、便利なこの言葉を多用してしまう。
じゃあ、「素敵」を使わずに、何と表現したらいいか。
具体的に考えてみましょう。
たとえば、誰かが、手作りのおせち調理の写真をアップしていたら。
「素敵ですね!」を使わずに、何と書きますか?
① 自分が素直に思ったことを、そのまま書いてみる。
「おいしそう!」
「私も食べたい!」
・・・これは、かんたんですね。よくある方法です。
「画像を保存して、来年参考にします!」というように、
具体的な行動を書くとさらにグッときます。
② 目に見えたものを、そのまま書く。
「海老が立派ですね!」
「種類が豊富でどれから食べるか迷いそう」
……見えたモノ、聞こえたことを、そのまま繰り返すパターン。
言われた方は、それだけでも「認めてもらえた」という感じがします。
③ 色に注目する
写真に対するコメントの場合、やりやすい方法です。
「色合いが鮮やかですね!」
「目にもおいしそうです」
④ 五感に訴えかける(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)
聞こえたこと、触った感じ、味わった感じ、におい……など
写真の場合は、想像でもOKですね
「お重を開けたときに“わぁっ”と声が聞こえそうですね!」
「おいしそうな香りが漂ってきそうです」
というように。
⑤ 自分に置き換えてみる
「私には絶対作れないので、尊敬します」
「来年は私もやってみたい」
自分事ととらえてくれた!というのは嬉しいものです。
⑥ 体の変化を書く
カラダの変化を書くと、ドラマティックな感じで、グッとくる表現になります。
たとえば、
「ぶわっと鳥肌が立ちました!」
「見てるだけで、よだれが出てきちゃう」
「思わず、スマホをスライドする手が止まりました!」
などなど、
「素敵」を使わなくても、いろんな角度から考えると、あなたにしか書けない感想が書けます。
語彙力を増やす、かんたんなトレーニング。
まずは、SNSのコメントで、ぜひ試してみてください。
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誰もが自分のメディアで発信できるようになりました。
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あなたの発信こそが、あなたの商品なのです。
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