世代別アスペクト講座①の振り返り
皆さま、こんにちは。
自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。
4月下旬に、こちらの「丸ごと世代アスペクト講座」を受講し、獅子座♌/土星&冥王星コンジャンクションを持つ父親のチャートをサンプルリーディングして頂いたため、振り返りを残しておこうと思います。
すず先生にコメントを頂いた以外にも、それをきっかけに気付きのあったことについても取り上げています。
1.父親の出生図
下図は、今回、サンプルリーディングして頂いた、父親の出生図です。
出生時間は不明のため、双子座♊/月は前後6度ずれる可能性があります。
(1)獅子座♌/土星×獅子座♌/冥王星0度
1947年生まれの父親の世代アスペクトは、1946年~1948年生まれの方が持っている、獅子座での土星&冥王星の合。
すず先生曰く、「ビートたけし世代」。
獅子座♌/冥王星は強烈でカリスマ性のあるモンスター気質、ワンマンで、押しつけ力があります。また、土星×冥王星は苦労人のアスペクトで、自分に課す基準がとてつもなく高く、並外れた粘り強さを発揮します。
本当にその通りで、私に対しても相当厳しかったものの、それ以上に自分に対して厳しいので、言われてもぐうの音も出ませんでした。
「出来ないと思っているから出来ないんだ」と怒られながら、努力と根性を求められ、そうやって私の潜在的な可能性が大きく引き出されたところは否めません。
出生時間は分からないものの、双子座♊/月とセクスタイル(60度)のアスペクトを取っている可能性が高く、プライベートや家庭でもストイックさが出てきやすくなります。
父親の仕事が終わらないと夕飯も食べれなかったのは、獅子座のモンスター気質によるところなのかもしれません。
空腹に耐えきれずに、隠れてつまみ食いはしていましたが・・・。
ちなみに、私は蟹座♋/土星と天秤座♎/冥王星がキンタイル(72度)のアスペクトを取るのですが、360度÷72度=5なので、ハーモニクス5(HN5)で土星と冥王星がコンジャンクション(0度)します。
そのため、私自身もストイック・根性など、アスリートのように突き抜けて努力するスタイルを持っており、それは父親から受け継いでいるようです。
最初から上手くいった人よりは、どん底から這い上がった人に惹かれ、一生修行みたいなことをやりながら、それが私自身のキャラクターになっていきます。
4年以上通っている整体師さんも、天秤座で土星×冥王星合のアスペクトを持っており、ちょうど私の天秤座♎/天王星の上に乗っかるのですが、自然とストイックな人に吸い込まれてしまう所があります。
なお、すず先生は土星×冥王星がバイキンタイル(144度=72度の2倍)を持つそうで、やはり土星×冥王星的なゼロから身を立てた、というストーリーにどこか憧れる所があるとのことでした。
(2)蠍座♏/木星×獅子座♌/土星90度
獅子座♌/土星に対しては、蠍座♏/木星がスクエア(90度)のハードアスペクトを取っています。
木星×土星のスクエアは1975年~1977年生まれの世代アスペクトとして取り上げて頂きましたが、私も牡羊座♈/木星×蟹座♋/土星のスクエアを持っています。
木星×土星のスクエアは物質的困難や制限された状況を受け入れて、どうやって問題解決していくかを考えなければならないため、回り道をして時間がかかってしまうのですが、他の世代とは違うタイミングで夢を叶える世代だとご説明頂きました。
私たちロスジェネ世代ではないものの、蠍座♏/木星×獅子座♌/土星により回り道や苦労はあるものの、土星&木星に冥王星も組むことで、野心が出てきて、虎視眈々と努力ができる世代なのだとか。
ゼロどころか、マイナスの所からスタートして、40年以上自営業を続けながら、私を東京の大学に進学させ、公認会計士にまでさせたのだから、並大抵の努力ではなかったことは、そばで働く姿を見て育った分、よく分かりますし、それを見ていたからこそ、私も努力を続けてこれたと思います。
2.シナストリ
下図はシナストリ(内側:私の出生図(A)、外側:父親の出生図(B))です。
(1)B獅子座♌/土星&冥王星×A獅子座♌/MC0度
父親の獅子座♌/土星&冥王星合は私の獅子座♌/MC付近にあるので、私の肩書等に影響を与えます。
父親が仕事先で、公認会計士という仕事があることを聞いてきたことがきっかけで、高2の時に「将来、会計士になろう」と決めました。
また、P獅子座♌/太陽が父親の獅子座♌/土星&冥王星を通過する頃に、進路のことで父親と口論するようなことがありましたが、それを乗り越えなければ、今はなかったと思うので、私の肩書に大きな影響を与えたことは間違いありません。
(P:セカンダリープログレッション)
(2)B獅子座♌/土星&冥王星×A牡牛座♉/火星(7ハウス)90度
スクエアを火星で受けているので、しんどい相性の一つです。
中途半端は許されず、「やればできる」と渇を入れられながら、「やる気がすべてだ」というものを父親から受け継いできました。
蠍座♏/ASCの私にとっては、牡牛座♉/火星がチャートルーラーで私自身を表す天体でもあるので、その影響も大きかったと思います。
ちなみに、講座の後で思い出しましたが、父親の龍頭図の火星が私の牡牛座♉/火星と3度違いの所にあり、「受け継いできた」というのもしっくりきます。
(3)B乙女座♍/太陽&金星×A牡牛座♉/火星120度
父親の乙女座♍/太陽&金星は私の牡牛座♉/火星にトライン(120度)になっているので、ただ単に厳しいというよりは「娘が可愛いかったんだろうな」というのが感じられます、とのことでした。
確かに私が生まれたことで、なるべく子供と一緒にいる時間を増やすために、脱サラして自営業を始めていますし、それはその通りだと思います。
(4)B乙女座♍/水星-A水瓶座♒/月-A牡羊座♈/木星-A蟹座♋/水星&土星のアルプス型ヨッド
父親の乙女座♍/水星は私の水瓶座♒/月&牡羊座♈/木星とそれぞれインコンジャンクト(150度)になっており、水瓶座♒/月と牡羊座♈/木星はセクスタイル(60度)なので、シナストリでヨッドが形成されています。
ヨッドは「神の指」とも呼ばれ、3区分(活動宮・不動宮・柔軟宮)も4区分(火地風水)も異なり、2つの天体をうまく連携させることが難しいインコンジャンクトに対して、セクスタイル同士の2天体の力を借りながらうまく連携させることで天才的な才能を発揮することができる複合アスペクトです。
月は子供を表しますが、ヨッドの中に月が含まれていることで、子供の私にとってはなかなか厳しい複合アスペクトです。
水瓶座♒/月や牡羊座♈/木星の私からしたら、乙女座の細かさはうっとおしい以外の何物でもないですしね・・・。
だからこそ、自由を求めて努力出来たところはありますが。
そして、また、父親の乙女座♍/水星と私の蟹座♋/水星&土星を底辺、水瓶座♒/月を頂点としたヨッドも出来上がっており、アルプス型のヨッドになっています。
すず先生のブログによると、アルプス型のヨッドは
複合アスペクト。
シナストリで出来上がっているので、「娘の修行は父親にとってのライフワークだったのではないか?」とのことでした。
先ほどの龍頭図に戻ると、アルプス型のヨッドを構成している私の蟹座♋/水星&土星の4度違いに父親の龍頭図の水星もあります。
龍頭図の天体が輪廻転生した魂の願いを表しているのだとすると、これは遠く昔のご先祖様からバトンを渡され続けて、私が今世でご先祖様から託された使命を全うするための修行だったのではないか?と思えてなりません。
そして、この日の星配置を見たら、トランジットのリリスが乙女座22度で、父親の乙女座♍/水星の1度違いの場所にあって、そんな日に父親のチャートリーディングをして頂いたのも、何だか凄いなと思ってしまいます。
どの世代にも特徴的な世代アスペクトがあり、その時代背景を背負って一生懸命生きているんだな、と感慨深いものがありました。
日本ではどうしても同調圧力が強くなりがちですが、水瓶座時代はそれぞれの強みも弱みも補い合って、力を合わせてそれぞれの個性を輝かせていけたら良いなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
何かの気付きにして頂けたら、幸いです(^^♪