「2024年幸運日&要注意日講座」のリーディングの検証
皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。
昨年2024年の1月末に、すず先生の「2024年幸運日&要注意日講座」で火星回帰図から2024年要注意日についてサンプルリーディングして頂いてからちょうど1年経過したので、実際のところどうだったかを振り返って検証してみたいと思います。
1.2022年火星回帰図に基づく、2024年の要注意日
(1)2022年火星回帰図(MR図)
上図は2022年7月下旬に迎えたMR図で、次の火星回帰の2024年7月頭までの約2年間の火星のテーマを示していました。
牡牛座火星には牡牛座天王星&ドラゴンヘッドが合で、獅子座月&水星と水瓶座土星にそれぞれスクエア(90度)のため、不動宮のTスクエアが出来上がっており、なかなか激しいMR図です。
また、牡羊座MCには牡羊座木星もコンジャンクション(0度)で、すず先生曰く、「イケイケな感じ」とのことでしたが、2023年5月に初めて宮古島に訪れてからその後1年以内に3回も出掛け、宮古島への移住まで決意していた訳ですから、火星がルーラーの牡羊座のエネルギーを大いに受け取れたのだと思います(私の木星も牡羊座)。
火星&天王星の合にノードも絡んでいるので、「占星術をガッツリやっているイメージ」ともおっしゃって頂きましたが、自分の想いが実際の行動についていかないもどかしさや葛藤を抱えつつも、会計の仕事以外の時間は占星術にどっぷり浸かったのは間違いありませんでした。
(2)出生図との二重円&2024年要注意日
出生図とMR図の二重円に対して、トランジット天体(T天体)が刺激を与えるタイミングが、MR図のイベントが起こりやすい時期となります。
①2024/2/4:T山羊座火星×MR山羊座DSC0度
T山羊座火星がMR山羊座DSCを超えるタイミングは、対人関係の仕切り直しの時期とのことでしたが、ちょうどこの日は夕方に立春を迎える日だったので、事前に好きな人に「立春直後に最初に買うものをラッキーカラーにするといいよ」とメッセージしていたのに、「直前になって度忘れして、吉牛でお金を使ってしまいました」と、返信が返ってきた日でした。ラッキーカラーが茶色だったので、吉牛も茶色と言えば茶色だけど…と、東洋暦の新年早々笑わせてもらいました。
②2024/2/9:T山羊座火星×MR山羊座冥王星0度
T火星がさらに進むと、MR山羊座冥王星(7ハウス)と重なるので、冥王星的な常識が通用しない、パワフルな人と関わることになりそうとのことでしたが、③に記述の通り、1ヶ月後に仕事のできないおじさん相手に苦労はしたのですが、このタイミングではあまり記憶がありません。
③2024/3/14:T水瓶座火星×MR水瓶座土星0度
T水瓶座火星がMR水瓶座土星やN水瓶座月と重なる頃、T牡羊座水星がMR牡羊座木星&MCに合、T牡牛座木星がMR牡牛座火星&ドラゴンヘッド&天王星に合、とかなりハードな星回りのため、無理しないことが肝心で、また8ハウスなので人のお金の問題で骨を折るようなことがありそうとのことでした。
当時、決算サポートをしていたクライアントで2月下旬に急遽、担当部署の異動を依頼されて、自分がやっていた業務を引き継ぎ、新しい業務も同時並行で引き継ぎしなければならないハードなスケジュールの上に、相手がともに仕事のできないおじさんでイライラしっぱなしでした。8ハウスの人のお金、というよりはお世話になっているクライアントで苦労する、という結果になりました。
11ハウスの牡牛座火星に牡牛座天王星&ドラゴンヘッドが合なので、横繋がりの関係の中で、ユニークな人や男性とのご縁が期待できるとのことでしたが、私の場合、ユニークと言えばユニークなのかもしれませんが、常識が通じない偏屈なおじさんに翻弄され、期待外れに終わりました。
2.2024年MR図に基づく、2024年の要注意日
(1)2024年MR図
上図は2024年7月上旬に迎えたMR図で、次の火星回帰の2026年6月上旬までの約2年間の火星のテーマを知ることができます。
牡牛座火星の他、牡牛座月&天王星も10ハウスのキャリアの部屋にあり、男性並みにバリバリ仕事し、キャリア運が変わる2年間。牡牛座月が火星と天王星の間にいることで、プライベートがないくらい忙しくなったり、プライベートでも自分の肩書きが見えるようなことになるとのことでした。
キャリアを切り替えるためには、自分がイメージしていたより少し時間がかかるのかな…と少し弱気になっていますが、それでもまだ次の火星回帰まで1年半ほどあり、その間にトラサタ3天体(冥王星・海王星・天王星)が私の獅子座太陽にがっつりアスペクトを取ってくるので、ここから一気に変わっていく可能性は大いにあるのだろうと思います。
「バリバリ仕事」というと、会計士の新人の頃から夜中の2時・3時まで仕事をしてきたのでそのイメージが強く、さすがに「もうあんな風には仕事できない」とは思うものの、いまだに0時頃までPCの前にいる自分を考えると、十分バリバリなのかもしれません。
(2)出生図との二重円&2024年要注意日
MR図の獅子座ASCが出生図の獅子座MCと5度違いで、アングルを交換していることから、「運命的なことが起こる2年間になりそう」とのことでしたが、この火星回帰の2ヶ月後に、無事、宮古島への移住を果たし、私の中では大学進学で地元新潟から東京に出てきた時以上のインパクトのある出来事だったと思います。
①2024/7/15:T牡牛座火星×MR牡牛座天王星0度
火星回帰後、T火星は牡牛座月、牡牛座天王星と次々に重なったので、その際にMR図の激しさが出てきやすくなる、とのすず先生の読み通り、2024年7月は仕事でもプライベートでもここ数年で一番の忙しさでした。
当時、決算サポートをしていたクライアントが6月決算だったので、7月は期末決算のピークでしたし、この前日の7/14にマッキーのコンサートのファイナルが那覇であったことから、その厳しいスケジュールを縫うように、那覇に出掛け、さらには翌日には宮古島を訪れる予定を入れていました。
そして、7/15にはT牡牛座火星が10ハウスでMR牡牛座天王星と重なるので、仕事での変化が起こりやすいとのことでしたが、仕事ではなく、旅行中、トラブルが発生しました。この日は朝8時のJAL便で那覇から宮古島に飛んで、朝9時からフォトツアーをお願いしていたのですが、飛行機のシステムトラブルで1時間遅れのANA便に振り替えることに。乗ってから事故になったらもっと大変なことになるので、この程度で済んで良かったですし、カメラマンさんも嫌な顔せず、柔軟に対応してくれたので、その後は素晴らしい宮古島の景色を堪能できました。
火星&天王星の組み合わせは、突貫工事的な形で物事をスピーディーに処理しなければならなかったり、そのような人と出会いやすい時期とのこと。また、MR牡牛座天王星がある付近にはN牡牛座ドラゴンテイルがあるため、ありふれた出方であれば男性運として出てきますし、場合によってはトラブル的なご縁もありえるとのこと、さらにT牡牛座火星&MR牡牛座天王星はN水瓶座月に対してスクエアだったので、体調面で気を付けなければならず、プライベートでも突然の変化が予想されました。
結果的には、ドラゴンヘッド側に蠍座月がぴったり重なった、この2日後にようやく宮古島の物件が出てきてくれて(4月頃から探していた)、7月末に期末決算や引継ぎがピークの中、再び宮古島の物件の内見&契約に1泊2日の強行スケジュールで訪れ、さらに星空と昼間のフォトツアーまで楽しんだのですが、幸い倒れることもなく、プライベートでは突然望んでいた変化が訪れた、という結果に至りました。
2024年は獅子座6度台で火星の逆行が始まり、T火星がMR図の獅子座ASCを超えることはなかったので、2024年の火星イベントは7月に集中していました。
私の場合は、ASC蠍座でチャートルーラーの1つが火星ということもあり、火星回帰図は結構効いてくることもあり、読んで頂いた時期に見事に色々なイベントが起こっていました。
現在、火星は蟹座24度台にあって、この後2月上旬に2024年MR図の蟹座金星とコンジャンクション(0度)になりますし、5月中旬には獅子座火星がMR図のASCを越えていくので、どんなスタートが待っているのか楽しみです。
2025年版は1/27(月)と1/31(金)に開催予定とのことで、こちらも楽しみです(^^♪
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
火星回帰図から要注意日を読み解くヒントにして頂ければ、幸いです(^^♪