【心が豊かになる選択をする】双子座上弦の月_20240317
皆さま、こんにちは。
自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。
3/17の13:11に双子座上弦の月を迎えます。
テーマは「心が豊かになる選択をする」です。
1.魚座新月からの振返り
魚座新月(2024/3/10)から1週間が経過しました。
魚座新月に対して、魚座ルーラーの海王星が緩くコンジャンクション(0度)で、夢見る力と慈悲の心が強まっていましたし、改革の星「天王星」とも調和角にありましたから、その夢を実現するために現実を変えていく力に、また誰もが取りこぼされることのない優しい社会に変革していく力に変わり、現状を理想の世界に大きく変えていくきっかけをもたらしてくれるときでした。
1つ前の水瓶座シーズンでは、精神的な自由や平和を求めて、これまでの枠を取っ払って、大きなビジョンを思い描きつつも、理想と現実の間のギャップを強く感じたり、変化と安定との間で気持ちが揺れ動いたり、なかなか思い通りに物事が進んでいかない歯がゆさを感じた方も多いかもしれません。
それでも、心の声に耳を澄ますことで、ますますその夢は大きく膨らんだことでしょうし、何とかその夢を実現するために、より具体的に夢を思い描いたり、他者の力も借りながら、目の前のことに全エネルギーを注いできたことと思います。それは春に一斉に芽を出す植物のように、いまはまだ目に見えなかったとしても、着実に新たな未来へと繋がる種として育っていることでしょう。
月相のサイクル
トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回はその4分の1を経過するポイントにありますので、魚座新月に立てた目標を達成するために、自分に足りないものを見つめて、それを補充していくタイミングです。
新月の目標に向かって行動に移した結果として、何かしらの障害に遭遇し、前に進まないことがあるのであれば、その障害と立ち向かい、取り除いていく必要があります。
特に、今回は知性とコミュニケーションの星「水星」をルーラーに持つ、双子座での上弦の月ですから、アンテナを張り巡らせて、ピンと来たものはとりあえず見てみる、試してみる、飛んでいくなどフットワーク軽く動くことで、あなたの夢の実現に必要なものに自然と導かれていくことと思います。
新月:心の中にある願望を意識化する
新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する
上弦の月:決断を下し、行動に移す
上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す
満月:物事が完成し、結実する
満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う
下弦の月:不要なものを見直し、手放す
下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する
2.2024年双子座上弦の月
2024年双子座上弦の月図
魚座♓/太陽(9ハウス)はルーラーの魚座♓/海王星とぴったりと重なり、双子座♊/月とスクエア(90度)の緊張関係にあります。
魚座新月に引き続き、魚座に4天体が集中する、魚座のエネルギー満載の上弦の月で、さらに魚座♓/太陽が魚座♓/海王星とぴったり重なることで、魚座新月で何となく受け取ったインスピレーションの意味をありありと受け取ることができるときです。
そうやって受け取ったインスピレーションを手掛かりに、双子座♊/月が好奇心を持って出掛けた先では、あなたのビジョンをより具体的に思い描くヒントがたくさん舞い込んできそうです。
もしかしたら、その目にしたデータや数字から「やっぱり無理かも」「あれもこれも足りない」という焦燥感のようなものを感じることもあるかもしれませんが、そんなときこそ、本当にあなたがその夢を実現したいのか問われているときなのだと思います。
それに、その足りない部分は決してネガティブなものではなく、あなたの伸び代です。残りの人生を賭けて、ゆっくりそれを埋めていく旅がここから始まるのだと考えたら、なんだかワクワクします♡
小説や映画だって、最初に結末を知っていたら、全く面白みがないように、理想の未来へ少しずつ近づく、その過程を楽しむ心の余裕を持って過ごせる人生は、本当に豊かだなぁと思います。
魚座シーズンも後3日で終了し、新しい風も吹いてきます。
目に見えるものだけにとらわれず、自分の本当の気持ちを大切に、更なる高みを目指していきましょう🌈
サビアンシンボル
さて、今回の双子座上弦の月のサビアンシンボルを見てみると・・・
💎魚座♓/太陽は魚座28度「満月の下の肥大な庭」
❤自分で何か準備したりとあくせくせずとも、お膳立てされた環境で満足する
❤受け身に運命を受け入れていく
❤自分を守り育む、目に見えない愛の力を信じる
💎双子座♊/月は双子座28度「破産宣告された男」
❤圧力からの解放で身軽になり、前進する
❤何事にも偏らない、自由な思考を持つ
❤知性的な判断力の限界を知り、感情的な判断も大切にする
右脳(論理)と左脳(感性)のバランスを取りながら、目の前のことを一つ一つ、自分の心に沿うように選んでいくことが大事なときと言えます。
例えば、生存に必要な栄養素を数値だけで見たら、サプリだけで十分足りるのかもしれません。それでも、仮に栄養素が数値的に劣っていたとしても、色豊かな食材や、そこに作り手の愛情がたくさん詰まっている食事の方が私たちの心をとても豊かにしてくれますし、その記憶はいつまでも私たちの中で消えることなく、思い返した時に温かな気持ちをよみがえらせてくれます。
数字や理論だけではなく、きちんと自分の心の動きにまっすぐでありたい。
そんな風に、心が豊かになる選択ができますように♡
それでは、素敵な上弦の月をお迎えください♡
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