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【ミッドポイント検証】2024年8月振り返り

皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。


2023年に引き続き、2024年もしばらくトランジット外惑星(T外惑星)が接触したミッドポイントを振り返って検証しています。


1.ミッドポイント(MP)の出し方

有料にはなりますが、ARIで三重円を作成し、ハーフサム表示を選択すると、下記のようにセカンダリープログレッション天体(P天体)やソーラーアーク天体(SA天体)まで含めて表示してくれます。

日付は8月のほぼ真ん中に当たる、8/15で出力しています。

2.2024年8月のT外惑星の動きとMP

(1)T冥王星:水瓶座0度台

T冥王星は2024年8月を通して逆行中で、水瓶座0度台を移動しました。

オーブ±1度で見ると、MP29度~31度までがT冥王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP30度台だけ取り上げると、以下の5つが該当します。

✓太陽/天王星
✓P/SA天王星
✓月/冥王星
✓P月

太陽/天王星のMPに冥王星が接触するときは、改革することへ強烈に取り組んだり、物事をやり直すことに対して情熱を注いだり、突然の運命的な出来事や身体的苦痛・拘束などを経験する可能性があります。
8月前半までは6月決算サポート業務の引継ぎ対応等で忙しくしていましたが、後半はいよいよ宮古島への移住準備ということで、これまでの生活を大きく変えることにエネルギーを注いでいました。

月/冥王星のMPは強烈な感情・熱狂性・徹底性を表したり、極端な野心・衝動・情緒不安・嫉妬や自惚れから起こる情緒的爆発のような意味を持ちますが、そこに冥王星が関わっているので、極限に至るまで軸の機能を増加させ、制御不能になる場合もあるということになります。
4月下旬頃より朝3時半起き生活を続けていて、そろそろ疲れもピークに達していたのか、8月後半はウォーキングから戻るともう一度ベッドで休まないと体がもちませんでした。

P射手座♐/月はSA射手座♐/天王星と合で、T水瓶座♒/冥王星とはセミスクエア(45度)とストレスをためやすい時期になっていたこと、月×冥王星の組み合わせが2つも出来上がっていたこと、天王星×冥王星の破壊的な変革の組み合わせが月に絡んでいたことから、ゆっくり休みたいけど休めないという状態が続いたように思います。


(2)T海王星:魚座29度台

T海王星は2024年8月を通して逆行中で、7月に引き続き8月も魚座29度台に滞在していました。

オーブ±1度で見ると、MP43度~45度までがT海王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP44度台だけ取り上げると、以下の1つが該当します。

✓火星/ASC

5月~7月に引き続きですが、火星/ASCのMPに海王星が接触していました。エネルギーが欠乏したり、エネルギーの使い方を誤ることがあります。また、他者を裏切ったり、逆に裏切られる経験をしたり、人生における安定した地位を維持することが困難になる出来事が起こる可能性があります。
8月前半は6月決算サポートの引継ぎに追われていてまったく余裕がなく、それが終わった後はこれまでの遅れを取り戻そうと必死になりながらも抜け殻のようになかなか気力体力が戻らなかったのもこの影響かもしれません。


(3)T天王星:牡牛座26度台~27度台

2024年8月現在、T天王星は牡牛座26度台~27度台を運行中でした。

オーブ±1度で見ると、MP10度~13度までがT天王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP11~12度台だけチェックすると、以下の4つが該当します。

✓P金星
✓月/ドラゴンヘッド
✓金星/火星(愛欲軸)
✓火星/海王星(死病軸)

P獅子座♌/金星とT牡牛座♉/天王星のスクエア(90度)は7月に引き続きですが、愛の芽生えやドラマチックな愛の経験、人気、愛のトラブルといった、金星×天王星の組み合わせが意味することでは特に思い当たるものはありませんでした。

月/ドラゴンヘッドのMPに天王星が接触していたのも7月に引き続きですが、他人との精神的な繋がりに関して、突然の変化がやってきたり、客観性や俯瞰性をもたらしたということは特段なかったかと思います。

金星/火星(愛欲軸)に天王星が接触した場合、一瞬で相手に惚れるなど突発的な変化がやってきやすいときですが、特に思い当たることはありませんでした。

火星/海王星(死病軸)に天王星が接触した場合、抵抗力が著しく低下するような突然の変化が起こりやすいときですが、これもまた思い当たることはありませんでした。


(4)T土星:魚座18度台→16度台

T土星は2024年8月を通して逆行中で、魚座18度台から16度台を移動しました。

オーブ±1度で見ると、MP30度~34度までがT土星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP31度~33度台だけ取り上げると、以下の7つが該当します。

✓P火星
✓N/P太陽
✓水星/ASC
✓冥王星/ドラゴンヘッド
✓土星/ASC
✓木星/ASC

P双子座♊/火星はT魚座♓/土星とスクエア(90度)にあり、トランジットのT双子座♊/火星&木星とT魚座♓/土星とのスクエア(90度)とも重なって、もっと頑張りたいのになかなか思ったように物事を進められない葛藤感を感じやすいときでした。

太陽×土星に関しては、P乙女座♍/太陽がT魚座♓/土星とオポジション(180度)、N獅子座♌/太陽に対してT魚座♓/土星がセスキコードレート(135度)ということもあり、先月に引き続き、土星の制限や責任感といった要素を強く感じやすい時期にありました。

水星/ASCのMPに土星が接触するときは、悲観的な思考になったり、人との話し合いに消極的になったり、自分のことで頭がいっぱいになったり、自分のプランに固執する一方で粘り強く取り組めるときですが、上述のように物事が進みにくかったこともあり、ネガティブ思考になりやすかったと思います。

冥王星/ドラゴンヘッドのMPに土星が接触するときは、他者から拘束されたり支配される危険があったり、悪い環境や悲劇的な別離を経験しやすいときですが、幸い、思い当たることはありませんでした。

土星/ASCのMPに土星が接触するときは、経験を積んだり、内省したり、年長者との交際に関して、いつもより時間を要したり苦労しやすいときですが、上述のように物事が進みづらかった点を除けば、特段思い当たることはありませんでした。

最後、木星/ASCのMPに土星が接触するときは、慎重な感情表現になったり、自分一人の幸せな世界を持てる一方で、明るさやバイタリティが不足して社会的にはあまり人気が出にくいときですが、宮古島への移住に関しては物件が決まっても最後の最後までどうなるか分からないという不安がずっと付きまとっていて、慎重に言葉を選ぶようなことが多かった気がします。


天王星はそろそろ逆行モードに入っていたからかあまり影響がありませんでしたが、その分土星の圧を強く感じる1ヶ月でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

MPの活用法に関して、皆さまの参考になれば幸いです(^^♪






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