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すず先生鑑定の振り返り③~ソラリタ図+リロケーションチャート~

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


先日の下記記事に引き続き、リマーナすず先生の鑑定の振り返り第3弾です。

今回は鑑定の中でお話頂いた内容の内、「ソーラーリターン図」「リロケーションチャート」に関係する部分を中心に整理してまとめていきたいと思います。


1.2023年ソーラーリターン図

トランジットの太陽がネイタル太陽の位置に戻ってきたタイミングの天体配置図を「ソーラーリターン図」(太陽回帰図/SR図)と呼び、誕生日からの1年間の傾向やテーマを知るのに役立ちます。

約3ヶ月後に迎える、私のSR図がこちら↓

2023年SR図

(1)山羊座♑/冥王星(7ハウス)

3月下旬に水瓶座入りした冥王星は逆行で山羊座に戻ったので、サイン違いとはいえ、獅子座♌/太陽の真向いにあり、しかも対人関係の7ハウスに入っていることに若干ビビっていたのですが、すず先生曰く「それほど怖がる必要はないけど、影響力を与える人が出てくるかも」とのこと。


(2)獅子座♌/太陽:2ハウスの支配星

SR図の主役の太陽は2ハウス獅子座の支配星になっています。

お金儲けのモチベーションが出てきたり、自分自身が資産や商品になる時期です。
労働とは違って、自分の才能を活かしてお金を稼ぐことになりそうです。


(3)獅子座♌/金星と恒星レグルス

金星は獅子座♌の後半にあり、恒星レグルスのそばにあることから、金星がひと際輝いています。

恒星レグルスは下記引用にもあるように、ロイヤルスター(王様の星)なので、華やかさが出てきます。

「お前なんか大したことないのに」と叩く人が出て来るものの、もともと出生図で金星×海王星90度があり、今回のSR図では海王星がMCに合(0度)で、獅子座♌/金星(2ハウス)を頂点として、山羊座♑/冥王星(7ハウス)&魚座♓/海王星(10ハウス)でヨッドが形成されていることから、スピリチュアルな方面で認識され、名前が売れてくる可能性があるようです。

金星×海王星のアスペクトだけでは、すごく奉仕的な人魚姫的な感じになるものの、今回は冥王星も含めたヨッドで縛られているため、自分が尽くす場合もあれば、尽くされる場合もあり、また圧をかけられるようなこともありますが、宿命的なので逃げることはできなさそうです。

自分の好きなことであれば、淡々と修行するような感じになるとのこと。

冥王星は出生図では11ハウスにあるので、オンラインサロンのメンバーと深く関わっていく、境界線がないような感じで深まる可能性があり、一方でこれが恋愛で出た場合には、苦しい系の恋愛となり、墓場まで持っていくほどのハードルの高い恋愛を体験するかも。


ちなみに、現在P金星が何年も逆行中で、獅子座26度台と2度違いの場所にいて、私の意識が向かう喜びや楽しみの方向としても、獅子座後半の度数にあります。
苦しみの中でも、自分を受け入れ肯定していくことが今年の重要なテーマになりそうです。


  • レグルス

レグルスの意味、ライオンの心臓、成功するが復讐を避ける

ペルシアのロイヤルスターのひとつであり、天空の歴史上の名高い星々のひとつである。ペルシアでは北の見張り番とされ、神話的なフェリドゥーン王をこの星と結びつけた。王は晩年に王国を三人の息子に分け与えようと決めたが、ふたりの兄は、土地を奪うために弟を殺した。このことは王を深く悲しませ、のこりのふたりの息子に復讐し、その戦いはやがて王国を滅ぼすこととなった。この物語の重要性は、レグルスと関連した軍事的名誉や成功を超える神話だということにある。ほかの三つのロイヤルスターと同じように、大きな成功を得ることはできるが、強敵と立ち向かうことでしか達成できない。レグルスにとって、この特別な強敵は復讐である。

「ブレディの恒星占星術」ベルナテッド・ブレイディ著/さくらいともみ訳


(4)4ハウスがインターセプト

インターセプトしている4ハウスのテーマである、実家や家族などに対する葛藤を感じたり、関わり方が深まる1年になりそうです。

自分の居場所や環境に関して、終の棲家に引っ越すような時期に理想になるかも。

トランジットでもN水瓶座♒/月にT牡牛座♉/天王星がスクエア(90度)へアプライ中ですから、生活環境の何らかの変化は起こりそうです。


(5)天秤座♎/月

2023年7月中旬にドラゴンヘッドは牡羊座入りすることもあり、SR図の天秤座♎/月はノード軸(牡羊座♈/ドラゴンヘッド-天秤座♎/ドラゴンテイル)と同じサインにあります。

ノードは人との交差点なので、人との関わりが増え、人に恵まれる1年になりそうです。

ノードが絡むと、月の役割=管理人やお世話係をやることとなり、ちょっと面倒なことはあるかもしれません。

もしくは月が象徴する、女性との接点が増える可能性があります。


(6)小惑星ジュノーがASCと合

SR図でも、小惑星ジュノーがASCと合ですが、出生図の小惑星ジュノーも蟹座16度台にあるので、小惑星ジュノーが強調される1年になりそうです。

二重円(内側:出生図、外側:SR図)

ジュノーは女主人の星で、場を仕切る人。

土星のように「あーしろ、こーしろ」と指示はせず、相手の好きにさせるものの、締める所は締めます。

正妻の星なので、権利には敏感で、場を守るホスト・ホステス的な役割を担いながら、自分や誰かの権利が脅かされているとすごく勘が働き、それに対して立ち上がる強さを持っています。

そんなジュノーが強調される今年は、説得力を持ったり、場を仕切るようなジュノーの力を大いに発揮する1年になりそうです。

また、ジュノーはコンプライアンスに関係する星なので、コンプライアンスに触れないように、何か手を打っていくようなこともあるかもしれません。

ちなみに、出生図で小惑星ジュノーがあるポイントは出生前新月が起こった場所でもあり、木星/冥王星のミッドポイント【成功軸】がある場所なので、私の出生図の中でも重要なポイントになります。

ジュノーが効いている場合は、何かしら自分の場を持ってやるのが良いとのことで、オンラインサロンを始めようと思ったのも、ジュノーの影響があったのかもしれません。

また、木星/冥王星のミッドポイントにジュノーがある場合、社長や成功者のような偉い人、立場のある人に対して、「ちゃんとしてください」と指導するような役割があるようです。

確かに、会計士として役員の方に問題点や改善提案をする機会が20代の頃からありました。


(7)ソラリタ図の読み方

ソーラーリターン図については、こちらの記事もぜひご参照ください。


2.リロケーション

(1)リロケーションチャート(タイ)

私の出生図では、水瓶座♒/月(4ハウス)と蟹座♋/土星(9ハウス)がミューチャルレセプション(支配星を入れ替えている)のため、海外に行く、外国で暮らす可能性が十分ありうるのではないか、とのこと。

出生図

私も5年後くらいには海外に行きたい、と考えていて、いま気になるタイにリロケーションしたチャートを出して頂きました。

ちなみに、タイは監査法人勤務時代に何度か、クライアントの子会社の工場への出張で行ったことがあり、仕事が終わった後にマッサージを受けるのが楽しみで、「3日間でもいいです」と、率先して行っていました。


リロケーションチャート(タイ/バンコク)

なんと、ジュノーがMCにコンジャンクション(0度)でした!!

これを見た瞬間、すず先生の神がかり的な技を垣間見たような興奮に襲われました。

ジュノーがMCに乗っかっているということは、タイで自分の立場が出来るということ。
ジュノーは正妻の星なので、立場が守られているようです。


太陽&水星&土星も10ハウスの仕事の部屋に入っており、昔、出張で何度も訪れたのも納得です。


ASCのそばに冥王星があるのが気になる所ですが、冥王星がASCに重なる場所に行くと、自分自身が大きく変化したり、目覚めるようなことがあるそうです。

タイへの出張が原因か分かりませんが、その後、12年間務めた監査法人を退職する決意をしているので、何か影響していたのかもしれません。


そして、ラッキースターの木星は対人関係の7ハウスにあるので、人との関わりが広がるような場所にもなりそうです。

(2)自分の居場所

私は将来をイメージするときに、いつも南の島でボーッと海を眺めている姿を思い浮かべます。

自分の居場所と言うと、出生図の4ハウスで、私の場合は4ハウスのカスプが水瓶座なので、ルーラーが2つあり、1つは蟹座♋/土星(9ハウス)、もう1つは天秤座♎/天王星(12ハウス)です。

12ハウスといえば、隠れた部屋、浮世離れした場所。

学校の保健室のような、ちょっと行方をくらませる場所を求めているようです。

12ハウスは魚座のナチュラルハウスでもあるので、水辺や自然を感じる場所で、一人静かに自分の世界に浸れる場所を持ちたい、という願望があります。

ヒプノセラピーなどで前世や潜在意識を覗いたら見えてくるのかもしれませんが、私のルーツは海洋民族なのかもしれません。

魂のチャート「龍頭図」(ドラコニックチャート)の太陽が射手座なので、過去世は海賊だった可能性も・・・。


「ルーツが遠くにあるので、自分にとってラッキーな場所のものを輸入でもいいので使うといいですよ」とアドバイス頂いたこともあり、以前利用したこともあるオーストラリアの化粧品を久しぶりに使い始めました。
(オーストラリアは月のICが通過しています)

これから海外のご縁が増えていけばいいな、と思います。


ソラリタ図をより深く見ていくことができましたし、リロケーションチャートでの発見も思いがけず、これから新たな展開が期待できそうです。


最後までお読みくださいましてありがとうございました。

ソーラーリターン図やリロケーションチャートを読むヒントにして頂ければ幸いです。



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