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「ミッドライフクライシス講座」の振り返り①

皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。


9月下旬に、こちらの「ミッドライフクライシス講座」を受講し、サンプルリーディングして頂いたため、振り返りを残しておこうと思います。


幸い、中年の危機は無事済んでいるのですが、今回、キロンリターンも取り扱って頂いたため、約2年後に迎えるキロンリターンに備えて、サンプルリーディングして頂きました♡


サンプルリーディングの振返りについては、すず先生にコメントを頂いた以外にも、それをきっかけに気付きのあったことについても取り上げています。




1.出生図で見るキロン

キロンリターンの際に、どのような影響を受けるかは、出生図でキロンがどのサイン、どのハウス、他の天体とどのようなアスペクトを持っているかに関わってくるため、まずは出生図のキロンの状態を確認する必要があります。

出生図

私の場合はまず、世代的な特徴として、牡羊座♈/キロンが牡羊座♈/木星とコンジャンクション(0度)で、蟹座♋/土星とはスクエア(90度)、天秤座♎/天王星とはオポジション(180度)になっており、そこに個人天体の蟹座♋/水星が絡んでいること、サイン違いですが、獅子座♌/太陽も緩く、Tスクエアの一角を形成していることから、キロンが刺激されたときには、スイッチが入りやすく、地続きのように連続してイベントが起こるような状態になっています。

キロンは6ハウスにあるので、ケア・世話・メンテナンス・コーチング等、人を治療する役割としてやってくることが多く、人をサポートしたり、マネジメントする星の下にあります。痛みを取ってあげなければいけない人がいて、その痛みは自分も持っているので、共感することができ、だからこそ苦しんでいるその人に処方箋を出すことができます。
なお、6ハウスは自分の健康問題の部屋でもあるので、働き方をどうするか?といったことに関わる場合もあります。

2016年10月に独立して以降は、決算サポートや記帳&申告書作成代行をメインにやってきたので、確かにサポート・マネジメントに関わってきました。


なお、キロンは木星と合なので、アカデミックなメンター役を務めることになりますが、公認会計士の資格を持ってのサポートなので、アカデミックな部分があったのかなと思います。


さらに、キロンには水星&土星合がスクエアでかかっていることから、「人一倍努力しないといけない」というプレッシャーを強く感じる所があります。所属している場所に寄りますが、周りに優秀な人ばかりいると、「自分はダメなんだ」と思ってしまうことから、人一倍努力することとなり、そうやって苦労した分、他の人の苦労が分かるので、「こうすればもっと楽にできるよ」とアドバイスができるようになります。
そして、その水星&土星は9ハウスにあるので、教育・出版・講座などアカデミックな場所でしんどさを感じながら、どうそれを乗り越えていくか?ということが私の人生テーマの一つとなります。

9ハウスの高度な学びの部屋で、「自分がまだまだ」と思うのは土星がある場所だから仕方ないと諦めていますが、自分が何か説明をして、「分からない」と言われたときの凹み方はもしかしたら、キロンが影響していたからなのかと思いました。
とはいえ、キロンリターンを過ぎた頃には、より良いアドバイスができる自分に成長していられたらいいな、と思います。


そして、天王星×キロンは占星術のコンビでもあるので、おそらく占星術を通してケアやセラピー等をやっていく可能性があるとのこと。
西洋占星術に出会ったのが2017年3月で、天王星が牡羊座23度台にあったのですが、ちょうどキロンも含めたTスクエアが刺激されているタイミングで、キロン役を担うために占星術に出会ったのかもしれません☆彡


また、サインで言うと、牡羊座なので、行動療法的な形で、もともと行動力があるわけではないものの、その葛藤を乗り越えて行動していくことになります。

今回、思い切って、東京から1,800キロも離れた宮古島に移住しましたが、牡羊座木星でなかったらできなかったと思いますし、それは自分の牡羊座キロンを癒すための行動だったのかもしれません。
「念願叶った」とは言っても、自分でも無謀だなと思いますし、正直不安だらけで、この先どうなるかも分からないのですが、死ぬ前にやらなかったことを後悔するよりは、やってみて失敗したら、もう一度やり直せばいいという想いが勝りました。

2025年~2026年に新しい時代に突入し、これまでの延長線上でやっていくことが難しい中で、自分の気持ちに正直に、勇気を持って、新しい人生を選択する方が増えたらいいな、と思います。

毎朝のウォーキングで立ち寄っている、パイナガマビーチ


2.キロンリターン

(1)キロンリターン図

キロンの正確な位置を出すのは難しく、ソフトによって、キロンリターン図もまちまちなので、ソーラーリターン図(太陽回帰図)のようにしっかり読むというよりは、アバウトなものとして捉えた方が良いとのことでした。

上図はASTRO.SEEKで出力したキロンリターン図で、キロンの逆行があるので、私の場合は計3回キロンリターンを経験することになりますが、上図は1回目のキロンリターン図になります。


(2)二重円(出生図×トランジット)

トランジットのキロンは2024年7月に牡羊座23度台まで進んだものの、2024/9/30現在、逆行中で牡羊座21度台にあります。

二重円(黒:出生図、緑:トランジット)

トランジットのキロンの影響はオーブ±3度ほどとのことなので、私の場合、T牡羊座♈/キロンはN牡羊座♈/木星にコンジャンクション(0度)、蟹座♋/水星&土星にスクエア(90度)、水瓶座♒/月にセクスタイル(60度)のアスペクトを取っています。
(N:ネイタル、T:トランジット)

もともとキロンとアスペクトを取る天体たちに影響し始めているので、1.出生図で見るキロンに記載したような、メンター役を担っていかなければならない状況に片足を突っ込み始めています。
占星術を使ったサポートという意味では、「占星術セッション」はそれに当たりますし、それ以外では、私が初めて宮古島で見上げた天の川に感動したように、ホロスコープとか細かい話は抜きにして、ただ満天の星空を見上げたら、色んなことがちっぽけに見えて、本当に大切なことに気付けるんじゃないかな?と考えていて、満天の星空をご案内できたらいいな、という漠然とした想いがあります。

(2024/9/5)宮古島移住の日の夜に見上げた天の川


3.ミッドポイント

下図はASTRO.COMで出力した45度相当のミッドポイント表です。

キロンのそばにあるミッドポイントは、キロン役を務める上でも大いに影響してきますが、私の場合は主に以下の4つが関わってきます。

①金星/キロン
②海王星/キロン
③ジュノー/ASC
④天王星/キロン

①②に関しては、リリスが枠からはみ出すような野性的で自由なものに関係するので、女性性の闇の部分、無自覚な部分にアプローチしていくことが考えられます。
キロンリターンの時期は更年期にも重なるので、更年期障害や女性ホルモンの問題、金星が司る愛情・お金に関する傷やコンプレックスを癒していくことになりそうです。

また、③に関しては、ジュノーが場を牛耳る女主人の星でもありますが、ASCとのミッドポイントなので、決して得意ではないものの、呼吸レベルで奥さん的なリーダーシップを発揮するようなテーマが出てくるようです。

最後、④に関しては、天王星×キロンの組み合わせなので、占星術や天文学・考古学など専門的なことを使って、他者の痛みを癒していくことになるとのことでした。

④以外は、いまいちまだピンと来ていないのですが、宮古島に移住することになったのも、何かしらのお役目があってのことだとは思っており、それがキロンに関係しているのかもしれません。
宮古島に来て最初に受けたすず先生の講座で「キロンリターン」をリーディングして頂いたのも偶然ではないのかも。



今回は、サンプルリーディングして頂いたキロンリターンに絞ってまとめましたが、本題の中年の危機当時のことを、講座の復習がてら、後日、第2弾で振り返りたいと思います。


そして、次回10月のテーマは、「アラカン(60代前後)の星回り講座」とのこと。

私はまだ少し先のことになりますが、どんな星周りがやってくるのか、諸先輩方のお話を聞くのが楽しみです(^^♪



最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

キロンリターンの個人的な影響を知る気付きにして頂けたら、幸いです(^^♪




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