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N天王星×T土星サイクルの検証
皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。
本日は、リマーナすず先生の「N天王星とT土星の合」の記事を読んで気になった、私のN天王星×T土星のサイクルについての検証をブログ記事にまとめてみます。
今現在、魚座天王星世代の方でご存命の方は数少ないと思われますが、満月配置のオポジション(180度)になる乙女座天王星世代の方、そして5月には土星が牡羊座入りで、同じく満月配置を迎える私と同世代の天秤座天王星世代の方に参考にして頂けたら幸いです。
1.N天王星×T土星サイクル
(1)N天王星×T土星0度
T土星がN天王星とコンジャンクション(0度)するときは、独自の方向性を見出し、それを社会的な役割にしていける時期で、この頃に起こる出来事を機に独立を決意したり、自分にしかできない可能性の仕事に気付くときです。
私の場合は、1回目が7歳~8歳のとき、2回目が監査法人12年目の時、3回目は約17年後の2041年に訪れます(ました)。
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小学校2年生の10月からTBSで堀ちえみさん主演の「スチュワーデス物語」が半年間放映されていました。英語を話したり、機内販売で違う通貨でも瞬時にお釣りを計算しながら、世界中を飛び回っている女性の姿が、私にはとても魅力的に見え(ドラマはスッチーを目指す訓練生の話ですが)、このドラマが私の職業観を作ってくれました。
なお、この頃はT冥王星が蠍座に入ったばかりで、N獅子座太陽にスクエア(90度)にもなっていました。
2回目は監査法人に勤務して12年目に入り、前年に行われたリストラで業務の負荷も増し、自分の苦手な業務も求められる中、監査法人以外のキャリアを考え始めた頃で、この9ヶ月後には外資系の事業会社に転職しています。監査法人に入所するときは、30分未満の集団面談しかなく、「試験に合格したら来てください」という何とも軽いノリのもので、転職の際には自分の強みを伝えるために随分と苦労しましたが、これまで「監査法人の看板があって仕事ができている」ということにずっと後ろめたさも感じていたので、監査法人の看板を取っ払った所で、どれだけ自分が外に通用するのかを確かめる、大事なスタートの時期になったと思います。
すず先生のブログでは、下記のような記述がありますが、「I will」のキーワードを持つ、太陽獅子座の私には「志」という言葉が強く心に響きます。恐怖を乗り越えて、一歩外に出た約12年前の私の勇気を称えたいと思います。
T土星-N天王星の星回りは、
惰性や無駄な贅肉を省き、改革を促す星回りなので、
いちばんの要になるのは
志になります。
志が今後14年を導きます。
志を持って、立ち向かったり調和を目指すことと
志を捨て、本心を偽り、妥協の道を進むことでは
行き先が違います。
現在はT天王星-T土星同士もオポジション。
うんと力強く、シンプルになれるチャンスだと捉えて、
志を新たに、このトランシットを活用したいです。
そして、いまの私のN天王星×T土星のサイクルはここから始まっています。
(2)N天王星×T土星60度
T土星がN天王星とセクスタイル(60度)になるときは、客観的な視点を実務に活かせる時期で、新技術や新しいやり方を仕事に導入したり、インターネット等を活用して広げていったり、自身の独自性をさらに打ち出し、オリジナルなものをコツコツと形に出来るときです。
特に月相に当てはめると満ちていく過程にあるので、アイディアがわいたり、良い情報を手に入れて生産性がアップします。
私の場合は、1回目が小6~中1のとき、2回目が独立して2年目のとき、3回目は約22年後の2047年に訪れます(ました)。
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私の父親は勉強を重視することもなかった(乙女座が強く、社会で貢献できるかどうかの方が大事)ので、「勉強しなさい」と言われた記憶はないのですが、小6の3学期に学力テストがある前に急に勉強に目覚め、夜10時くらいまで勉強し始めました。中学校に入学して、試験の順位が出るようになると、特にこれまで得意なこともなかった私は「勉強だったら、頑張れば自分の強みに出来るのかもしれない」と思い、勉強に力を入れ始めた時期でした。
2回目の時は、独立して2年目だったのですが、それまで紹介して頂いたクライアントの決算サポート業務だけをやっているのでは物足りなくなり、自分で直接お客さまを持ちたいと思うようになって、P新月を迎えた2018年3月からブログを書いたり、SNSの発信を始めるようになりました。
(3)N天王星×T土星90度
T土星がN天王星とスクエア(90度)になるときは、今までのやり方を大きく変えざるを得ない出来事が起こり、自分にしかできない新しい可能性を見出し、社会的な方向性を大きく変えるときです。
特に月相に当てはめると満ちていく過程にあるので、0度でスタートしたことが新たなフェーズに入り、次の段階へ向かうために衝突したり危機的な状況が訪れます。
私の場合は、1回目が高校受験の直前、2回目が約5年前の2020年、3回目は約25年後の2050年に訪れます(ました)。
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1回目にアスペクトを取った数ヶ月前だったと思いますが、高校受験の模試で今までで最低の順位を取ってしまい、ショックで落ち込みながらも、気持ちを入れ替えて、帰宅してから毎日5時間くらい勉強するようになりました(都会では普通なのかもしれませんが、田舎はのんびりしているので)。次の模試では、順位も大幅にアップして、安心して受験日を迎えることができました。
2回目の頃はコロナ禍で、親に「帰ってこないで」と言われて、大いにショックを受けたときでした。20年前、会計士試験に落ちて、「受かるまで帰ってくるな」と言われたときと同じく、直前に大好きなマッキーの逮捕があり、その数ヶ月後にグレートコンジャンクション(木星と土星の合)を控えているのが、まるでデジャブのようでした。それまで、甥っ子たちに会うのが楽しみで2ヶ月に1回実家に帰っていたので、その心の隙間を埋めるように、占星術の勉強にどんどんはまり、占星術のブログを書き始めたり、「あなたのトリセツ」をリリースしたり、オンラインサロンをスタートする等、占星術を仕事に取り入れることができました。
(4)N天王星×T土星120度
T土星がN天王星とトライン(120度)になるときは、強い集中力で社会に有用な新しいものを生み出していくときで、独自の社会的地位を切り拓いていきます。
特に月相に当てはめると満ちていく過程にあるので、スクエアの転換期の危機を乗り越えて、安定継続し成功を収めることができます。
私の場合は、1回目が高3のとき、2回目が約2年前の2023年、3回目は約27年後の2052年に訪れます(ました)。
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1回目のアスペクトを取る前の年の高2の時に父親が仕事先で「公認会計士」という資格があることを聞いてきたことをきっかけに、将来会計士になろうと決意したのがこの頃です。
P獅子座太陽がN獅子座MCに合、T水瓶座土星がN水瓶座ICに合の頃でもありました。
2回目は日付は覚えていませんが、インスタの履歴を確認すると、この時期に宮古島のカメラマンさんのインスタをフォローし始めていました。海だけでなく、星空のフォトツアーもあると知り、「いつか、その星空の写真を占星術用のHPに載せたい」という願望が生まれました。私は随分前からフォローしていたと思っていて、この2ヶ月後に「いつか行くっていつなの?」と自分の夢を先送りしようとする自分に苛立ち、翌月に宮古島を訪れることにしたのですが、実際は2ヶ月という短期間で行動に移していた自分に驚きました。宮古島では、前浜ビーチの初宮古ブルーにももちろん感動しましたが、カメラマンさんが雲の切れ間が出るまで粘って見せてくれた初めての天の川には本当に感動しました。これまでアプリで出すホロスコープに満足していた自分がすごくちっぽけに思えて、これからは星を見上げながら、占星術をやりたいと思うようになりました。
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(5)N天王星×T土星180度
T土星がN天王星とオポジション(180度)になるときは、広い視点を持ち、より良い未来のために努力するときで、組織や集団の中で独自性を打ち出したり、自分らしい働き方を考えて模索することになります。
月相に当てはめると満月配置となるので、良くも悪くもこれまで取り組んできたことの結果が出て、それを踏まえた上で転換を図ることになります。
私の場合は、1回目が会計士試験の受験勉強中、2回目が約3年後の2028年、3回目は約32年後の2057年に訪れます(ました)。
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1回目は会計士の2次試験の勉強中でしたが、どこかまだ自分に甘さがあったのだと思います。そして、約8ヶ月後に不合格となり、父親に「受かるまで帰ってくるな」と怒鳴られたのが、私の受け取った結果でした。その1ヶ月後の妹の渇もあり、気持ちを入れ替えて、翌年には合格できたので、満月配置で受け取った結果を踏まえて、良い方向に転換できたのかなと思います。
そして、2回目は3年後にやってきます。
N天王星×T土星0度の時に、「自分の看板で勝負できるようになりたい」と思っていた私が3年後にどんな看板を掲げているのか楽しみです。
ちなみに、3年後のトランジットチャートを宮古島にリロケーションしたチャートに重ねてみたら、T水瓶座冥王星がN獅子座MCに2度違いの合になっています。もともとMCは獅子座19度台ですが、リロケーションすると獅子座6度台になり、T冥王星がMCにアスペクトを取る時期が前倒しになりました。これも私が生まれる前に作ったシナリオの想定通りなのかもしれません。
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2025年1月末現在、T土星は魚座17度台にあるので、N天王星が乙女座後半にある1966年~1969年頃に生まれた方が、今ちょうどN天王星×T土星のサイクルの満月期にありますし、5/25にはT土星が牡羊座入りするので、私と同じく天王星が天秤座にある1969年~1975年頃に生まれた方が、土星が牡羊座を去る2028年4月までこの影響下に入ります。
ぜひ、N天王星×T土星0度の時からの約15年程を振り返って、どんな志を立てどんな風に歩んできたのか、そしてどんな結果を残したいのか、満月期を迎える前に一度考えてみると良いのかなと思います。
(6)N天王星×T土星240度
T土星がN天王星とトラインなので、強い集中力で社会に有用な新しいものを生み出し、独自の社会的地位を切り拓いていきますが、月相に当てはめると欠けていく過程にあるので、これまで刈り取ってきたものを周囲にシェアするときで、守りに入りやすい時でもあります。
私の場合は、1回目が会計士になって3年程経ったとき、2回目は約7年後の2032年に訪れます(ました)。
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会計士2年目の頃から、いつか必要になるであろう英語を武器に出来たらと思い、英語の勉強を始めたのがこの頃でした。その後、外資系の事業会社に転職したり、独立してからも英語対応の決算サポート業務に従事したり、と英語が出来たことによるメリットは大きかったと思います。今も海外の占星術家の方のラジオやブログに触れて、情報収集できるのも有難いです。
(7)N天王星×T土星270度
T土星がN天王星とスクエアなので、今までのやり方を大きく変えざるを得ない出来事が起こり、自分にしかできない新しい可能性を見出し、社会的な方向性を大きく変えるときです。
月相では下弦の月の配置にあるので、これまでの実績を再評価する必要があり、そうしなければ消滅の危機に陥ってしまうときでもあります。
私の場合は、1回目が1歳の時、2回目が会計士になって5年目のとき、3回目は約9年後の2034年~2035年に訪れます(ました)。
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2回目の会計士5年目の頃は、監査業務にやや飽きが出て、別の資格を目指し始めたのですが、結局途中で挫折して終わりました。本当はもっと監査業務で自分のスキルを上げるために努力すべきだったんだろうな、と反省しています。
(8)N天王星×T土星300度
T土星がN天王星とセクスタイルなので、客観的な視点を実務に活かし、新しいやり方を仕事に導入したり、インターネット等を活用して広げていくことで、自分の独自性をさらに打ち出したり、オリジナルなものをコツコツと形に出来るときですが、月相では欠ける過程にあるので、暫定的な再構築を行うものの、これまでやってきたことに飽きが出やすいときでもあります。
私の場合は、1回目が2歳の時、2回目が会計士になって7年目のとき、3回目は約12年後の2036年~2037年に訪れます(ました)。
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2回目はこの4ヶ月ほど前に体調を崩し、「10年後もこんな働き方で大丈夫なのか?」と考え始めたときで、翌年4月から実家から通える地方の事務所に異動することを決めたときでした。
N天王星×T土星の次のサイクルに入った後には、再び東京に出て、新しいキャリアをスタートさせることになるのですが、この頃、T水瓶座海王星がN水瓶座IC&月に合で、一旦地元でエネルギーチャージして、態勢を立て直すことが必要だったのだと思います。
0度~300度までの流れを見てきましたが、この後また、T土星はN天王星とコンジャンクションとなり、新たなサイクルに突入していきます。
ぜひ皆さんのN天王星×T土星のサイクルも振り返って、ご自身の成長の過程を味わってみて下さい。
2.N天王星×N土星
(1)N天秤座天王星×N蟹座土星90度(スクエア)
私はN天秤座天王星(12ハウス)とN蟹座土星(9ハウス)がスクエアなので、時折社会に新しいものを取り入れるために、社会的な基盤を定期的に壊したくなり激しく努力する一方で、努力してきたことでも達成した途端興味がなくなってしまうような傾向があります。
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私は蟹座水星&土星がタイトに合だったり、不動宮も強いので、このブログも基本的にはパターンを決めて続けていける仕組みを作っているのですが、時々それを壊して、新しいパターンを取り入れたくなる衝動が生まれます。水星&土星が9ハウスにあることもあり、いつも「ここではないどこか」を求め続けてしまう所もありますし、6ハウスの牡羊座木星からもスクエアを食らい、新しいものを取り入れたくなってしまうことも関係しているとは思います。
ちなみに、私の同級生は蟹座土星×天秤座天王星90度、又は獅子座土星×蠍座天王星90度を持っている人が多く、また木星も牡羊座なので、担任の先生はさぞかし大変だっただろうと申し訳ない気持ちになります。
(2)N天王星×N土星のアスペクトを持つ世代
①N天王星×N土星0度
1988年生まれの方は射手座後半度数で天王星&土星のコンジャンクションのアスペクトを持っており、妥協のない精密さを持ち、科学・計算・実務等の分野で力を発揮する傾向があります。頑固で環境に適応しづらい部分もありますが、理想の未来へ具体的な計画を立て、意志を持って努力することができます。射手座天王星&土星とメジャーアスペクトを持つ、個人天体やアングル等があると、これらの特徴が外に現れやすいと言えます。
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②N天王星×N土星60度
1948年生まれ、1979年~1980年生まれ、1996年~1997年生まれの方は天王星×土星60度のアスペクトを持っているので、正確な処理能力を持ち、広い知見を社会で活かしたり、客観的な視点を実務に活かすことができます。
やはり、これらに個人天体やアングルが関わっていると、上記の特徴が表に出てきやすくなります。
また、3.T天王星×T土星60度でも触れますが、2025年~2026年に誕生するお子様もこちらのアスペクトを持って生まれてくるので、将来が楽しみですね(^^♪
なお、母親が蟹座天王星×乙女座土星60度の世代ですが、そろばんの先生をやっていました。
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③N天王星×T土星90度
1951年~1952年生まれ、1975年~1977年生まれ、1999年~2000年生まれ、2021年生まれの方は天王星×土星90度のアスペクトを持っているので、時折社会に新しいものを取り入れるために、社会的な基盤を定期的に壊したくなり激しく努力する一方で、努力してきたことでも達成した途端興味がなくなってしまうような傾向があります。
ここに個人天体やアングルが関わっていると、これらの特徴が表に出てきやすくなりますが、私は水星が土星と合なので、知性やコミュニケーションに関することで、この特徴が出やすくなっています。
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④N天王星×T土星120度
1956年~1957年生まれ、1972年~1973年生まれ、2002年~2003年生まれ、2016年~2017年生まれの方は天王星×土星120度のアスペクトを持っているので、気分や感情に振り回されにくく、強い集中力で社会に有用な新しいものを生み出したり、社会的な地位を切り拓く傾向にあり、研究者や技術者に向いています。
これらに個人天体やアングルが関わっていると、この特徴が表に出てきやすくなります。
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⑤N天王星×T土星180度
1965年~1967年生まれ、2008年~2010年生まれの方は天王星×土星180度のアスペクトを持っているので、広い視点を持ってより良い未来のために社会組織や集団を改善・調整する能力を持っていますが、無駄を省くための決断力も鋭いので、冷たい人に見られやすく、世渡りが下手な傾向があります。
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3.T天王星×T土星60度にて後述の通り、2025年~2026年にかけて天王星×土星60度のアスペクトが計3回出来ますが、出生図でセクスタイルに限らず、天王星×土星のパターンを持っている人は、このトランジットのアスペクトを上手く使いこなしやすいと思います。
3.T天王星×T土星60度
以前、こちらのブログ記事でも触れたのですが、2025年と2026年には牡牛座天王星×魚座土星、双子座天王星と牡羊座土星でセクスタイル(60度)のアスペクトが出来上がります。
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(1)2025/4/5:牡牛座天王星×魚座土星60度(24.55度)
1回目は蟹座火星と魚座金星/ドラゴンヘッド/水星も合わさり、魚座土星/金星/ドラゴンヘッド/水星-牡牛座天王星-蟹座火星の小三角形が出来るので、蟹座の大事な人を守る強さと魚座のどんなものをも包み込む大きな愛で、牡牛座領域の最後の改革を進めていけると良いと思います。特に、地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)や水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)の24度付近に個人天体やアングルを持つ方への影響が大きくなります。
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私の場合はT魚座土星/金星/ドラゴンヘッド/水星(5ハウス)-N牡牛座ドラゴンテイル&T牡牛座天王星(7ハウス)-N蟹座水星/土星&T蟹座火星(9ハウス)の小三角形に対し、N蠍座ドラゴンヘッド(1ハウス)がオポジションに位置しているので、N蠍座ドラゴンヘッドを指標や目標のヒントにしていくことができます。
私は「自由でいたい」という想いが強い分、人との付き合いは苦手です。自分のことだったら大変なことも頑張れるのに、対人関係で乗り越えなければいけない問題が出てくると面倒くさくなって逃げてしまうことが多かった気がします。でも、それでは蠍座ドラゴンヘッドの魂の課題をクリアできないな、と最近改めて認識して、諦めずに向き合うことに決めました。現在、8ハウスに双子座木星が滞在中ですが、深く人と関わりながら、自分を変容させていくときになりそうです。
(2)2025/8/12:双子座天王星×牡羊座土星60度(1.12度)
2回目は牡羊座土星、獅子座水星、天秤座火星、水瓶座冥王星も合わさり、牡羊座土星/海王星-双子座天王星-獅子座水星-天秤座火星-水瓶座冥王星のホームベース(六芒星の1個欠け)が出来上がります。自分の意志でどうにかするというよりは外からやってくる流れに巻き込まれて、一大ムーブメントの中で動いていかざるを得ないときですが、トランスサタニアン3天体が各サインの初期度数にあることもあり、時代を大きく変えていく流れが強まります。特に、火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)や風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)の1度付近に個人天体やアングルを持つ方々が一大ムーブメントの主役となって活躍する時と言えます。
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私の場合はT牡羊座土星/海王星(5ハウス)-T双子座天王星(7ハウス)-N獅子座太陽&T獅子座水星(9ハウス)-N天秤座冥王星&T天秤座火星(11ハウス)-N射手座海王星(2ハウス)-T水瓶座冥王星(3ハウス)で、六芒星が出来上がっています。上述のように、自分でどうこうできるものではないですが、MCルーラーでもある獅子座太陽を使って、自分の人生をドラマチックに思い切り楽しむことが大事な時になるのかなと思っています。
(3)2026/1/20:牡牛座天王星×魚座土星60度(27.33度)
3回目は山羊座火星/水星と魚座海王星も合わさり、牡牛座天王星-山羊座火星/水星-魚座土星/海王星で小三角形が出来上がります。1回目の小三角形との違いは一角をなすのが蟹座天体から山羊座天体に切り替わった所ですが、より大きな集団や社会へ目を向けて、魚座の大きな愛で、最後の牡牛座領域の改革にどう落とし前を付けていくか?ということになろうかと思います。特に、地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)や水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)の27度付近に個人天体やアングルを持つ方が現実的に物事を動かしていく一役を担うことになるのでしょう。
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私の場合はN牡牛座ドラゴンテイル&T牡牛座天王星(7ハウス)-N蠍座ドラゴンヘッド(1ハウス)-T山羊座火星/水星(3ハウス)-T魚座土星/海王星(5ハウス)で、クレイドルが出来上がっています。ノード軸が半球の上下にバシッと線を引いていて、トランジット天体では上に位置しているのは蟹座木星だけ。他の天体はクレイドル(ゆりかご)の中で大事に守られ育まれています。魂的なつながりの中でしっかりと足元を固めた後に、今度はそこを飛び出して、また別の新しい仲間との温かい世界を作り上げていこうとしているのかなと推測しています。
(1)~(3)付近に個人天体やアングルを持つ方は、ぜひ天王星×土星のアスペクトを活用して、広い知見や俯瞰的な視点で、新しい風を呼び込んでください。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
天王星×土星のエネルギーを人生発展に上手く活用するヒントにして頂ければ幸いです(^^♪
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