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すず先生鑑定の振り返り②~三重円~
皆さま、こんにちは。
自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。
先日の下記記事に引き続き、リマーナすず先生の鑑定の振り返り第2弾です。
今回は鑑定の中でお話頂いた内容の内、「三重円」に関係する部分を整理してまとめていきたいと思います。
1.三重円
鑑定当日の2023/4/13の三重円はこちら。
内側が出星図(N)、外側の緑字がセカンダリープログレッション(P)、赤字がトランジット(T)になっています。
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2.T牡牛座♉/天王星
(1)N牡牛座♉/火星(7ハウス)×T牡牛座♉/天王星(7ハウス)0度
天王星の逆行もあったので、2022年6月&11月、2023年3月の計3回できたアスペクトです。
7ハウスの火星ということもあり、怒りっぽい人や男性が傷つけてくる等なかなか難しい星配置に対し、T天王星が乗ってくることで、対人関係で突発的に動きが出やすいときでした。
火星×天王星のアスペクトは外科手術のコンビのため、切りたいものを切るには良いときで、普段なら1年かかるものを一気にやるなど、合理的に対応することもできます。
確かに、人間関係が突然刷新されるような時期で、占星術を知らなかったら、結構きつかったなと思うような1年でした。
(2)N獅子座♌/MC(10ハウス)×T牡牛座♉/天王星(7ハウス)90度
約1ヶ月後の5/16にT牡牛座♉/天王星がN獅子座♌/MCに対してスクエアの角度を形成します。
その後、天王星の逆行もあり、2024年1月&2月にもう一度ぴったりスクエアになります。
MCはキャリア・肩書・看板・社会的に一番目立つ所なので、そこに改革の星「天王星」がスクエアでかかることで、一気にMCに関連するものを変えていくような動きが出るようです。
天王星は占星術の星でもあるので、占星術に急にスイッチが入ることもあるかもしれません。
天王星は公転周期が84年で、スクエアやオポジション(180度)のハードアスペクトを形成するのは21年に1回。
前回、スクエアになったのは3歳~4歳なのであまり記憶がありませんが、オポジションになったのが2000年~2001年で会計士の2次試験に合格する前後に出来ていましたので、かなり大きな影響がありそうです。
確かに、3月下旬に、急にブログ記事をアメブロからnoteに切り替えましたし、それと同時に占星術用のHPをきちんと用意しようと決めて、現在準備中なので、少し早めに星の影響を受けて動き出したのかもしれません。
(3)N水瓶座♒/月(4ハウス)×T牡牛座♉/天王星(7ハウス)90度
正確なアスペクトができるのはまだ少し先で、2024年5月と2025年1月&2月の計3回、T天王星がN月にスクエア(90度)の凶角となります。
天王星はN水瓶座♒/ICの支配星でもあり、家・住居・家族・実家などで何か手を打たなければならないこと、思い切って変えていくようなことが起こりそうです。
若い人だと一人暮らしを始める、結婚している人なら別居したり、子供が巣立っていくなどが考えられます。
土星で安定させた月(感情や私生活)を、今度は天王星でさらに普遍性を持たせるような改革が行われるのかと思います。
3.Tノード軸
(1)N蠍座♏/ASC(1ハウス)×T蠍座♏/ドラゴンテイル(1ハウス)0度
2022年の年末頃にT牡牛座♉/ドラゴンヘッドがDSCを超えて、6ハウスに入りましたが、同時にT蠍座♏/ドラゴンテイルがASCを通過して12ハウスに入っています。
TドラゴンテイルがASCを通過するときはデトックスのタイミングで、これまで溜まっていた問題が出てきやすく、何かのはけ口や標的になりやすいときです。
医療事故や貰い事故も多い配置で、「そこにいたからしょうがない」と言う感じで、人間関係を手放していくようなことが起こります。
2.牡牛座♉/天王星とダブルで影響があったのかと思いますが、確かに人間関係の切り替わりが起こりました。
(2)N天秤座♎/天王星(12ハウス)×T天秤座♎/ドラゴンテイル(12ハウス)0度
7月中旬に、ドラゴンヘッドが牡牛座から牡羊座に移動しますが、8月上旬にはT天秤座♎/ドラゴンテイルがN天秤座♎/天王星と重なります。
天王星にスイッチが入る時期で、天王星的なテーマを集団でやるようなことが出てきます。
集合無意識の12ハウスに天王星が入っている場合、集合無意識を改革することになるので、そんな動きの中で人間関係に動きが出てくることになりそうです。
4.チャートルーラー(ASCルーラー)
私の場合、蠍座♏/ASCなので、チャートルーラーは天秤座♎/冥王星(11ハウス)と牡牛座♉/火星(7ハウス)の2つになります。
N天秤座♎/冥王星にはP天秤座♎/MCと重なっているので、自分のDNAに合ったことをやろうとするタイミングになります。
3度くらいオーブがあるので、実際に重なったのが3年前。
占星術のブログを書き始めたり、オンラインサロンをスタートしたのが2020年ですから、占星術が自分の魂レベルでやりたいことだったのだと思います。
また、2.牡牛座♉/天王星の通り、N牡牛座♉/火星にはT牡牛座♉/天王星がコンジャンクションなので、予想しないような突発的な変化、バシッと切る系の出来事が突然現れるようなタイミングと重なりました。
5.T水瓶座♒/土星
3/7にT土星は魚座に移動しましたが、2022年4月&7月、2023年1月と計3回、T水瓶座♒/土星はN水瓶座♒/月に重なりました。
しかも、ソーラーリターン直前に2回目のコンジャンクションだったこともあり、2022年のソーラーリターン図(SR図)と出生図の二重円ではT水瓶座♒/土星がガッツリN水瓶座♒/月に乗っかっていて、ショックなことが出てきやすい1年でした。
SR図は誕生日の2~3ヶ月前から影響が出始めると言われていますので、そろそろ切り替わり、土星の影響も薄まっていきそうです。
6.T牡牛座♉/木星
5/17に木星は牡牛座入りしますが、逆行もあるため、2023年7月&10月、2024年3月の計3回、T木星がDSCに合(0度)となります。
T木星がDSCに乗ってくると、社会運・対人運が広がり、慌ただしい感じになります。
木星が得意な人にとっては良い時期ですが、木星が苦手な人(キャパオーバーが嫌)にとっては人付き合いに疲れてしまうこともあります。
とにもかくにも、T木星がここから南半球に上っていくサイクルに入るので、社会生活が広がる流れになっていきます。
ここ3年くらいは家に籠っていることが多かったですが、ここから外に飛び出していく時期になりそうです。
7.P月
(1)P蠍座♏/月
現在、P月は蠍座27度台にあり、6月中旬には次の射手座に入っていきますが、P月が次のサインに移動する前は足を引っ張られたり、しがらみのきつさが出てきます。
その中でも蠍座29度が一番ハードで、後ろ足で砂をかけて出ていかなければならないようなことが起こります。
自分としては色々尽くしたり、親身になったにも関わらず、そこから抜けるときには「裏切者」「お前とは合わなかった」と相手にガッカリ、げっそりされないと次に行きづらく、相手に執着されているうちはその集団から抜け出せず、「もうどうでもいいや」と思ってもらえて初めて自由になれるような経験をするようです。
私の場合は、蠍座28度台に、人間関係のポイントとなるドラゴンヘッドを持っているので、そこに役割やしがらみが発生しやすいものの、自分からその集団から離れなければなりません。
この鑑定の時にはまだピンと来ていなかったのですが、「もう違うかな?」と思っている集団があり、牡羊座日食の後、そこから離れる決意を固めました。
(2)P射手座♐/月
6月中旬に射手座入りしたP月は8月上旬にN獅子座♌/太陽とトライン(120度)の吉角を取ります。
P月がN太陽&P太陽にトラインのアスペクトを取るときは、その時に始めたことが長続きすると言われています。
オーブを±3度で見ると、5月上旬~10月上旬までと半年近く有効期間があるのも有難いです。
すず先生曰く、「下道からピューッと高速道路に入る」感じで継続しやすいとのことなので、何か続けたいことを考えて備えたいと思います。
8.T火星
T火星は5月下旬に獅子座入りした後、6月中旬にN獅子座♌/MCに重なり、その後8月中旬まで10ハウスに滞在することもあり、かなり忙しなく仕事を頑張る時期になりそうです。
T土星がN月から離れたので、体調的には特に問題なく対応できそうです。
9.T水瓶座♒/冥王星
(1)N獅子座♌/太陽(9ハウス)×T水瓶座♒/冥王星(3ハウス)180度
太陽がN獅子座♌/MCのルーラーになるため、社会でライフワークとして取り組んだり、死に物狂いでコミットする時期になりますが、概ね対人関係の中で対応していくことになりそうです。
T冥王星は3ハウスに滞在中のため、学びや情報、教育、移動に極端さが出てきて、影響力の強い知識や情報に触れることもあるのかもしれません。
もともと、N獅子座♌/太陽とN天秤座♎/冥王星はセクスタイル(60度)の関係にあり、N天秤座♎/冥王星はチャートルーラーなので、より自分の資質にあったモノしか扱えなくなるようです。
冥王星は先祖の星でもありますが、先祖からの期待を背負っているもの、過去からの課題に取り組むことに関して、先祖からのバックアップや圧を感じながら、他に選択肢がないので、迷いがなくなる時期になります。
太陽=夫と考えると、夫候補が出現する可能性もあるようです。
冥王星なので、学歴や収入などの条件に関係なく、DNAレベルで惹かれる相手で、普通なら絶対に選ばない「運命の人」、人生観を変えるような人との出会いが待ち受けているかもしれません。
とはいえ、私にとって、太陽はN獅子座♌/MCのルーラーなので、肩書を大きくリニューアルするという方がピンと来ます。
人によっては現在経営している会社を手放し、一から新たなビジネスを立ち上げたり、お金を借りてプロジェクトをスタートしたり、相続問題が出てくる場合があります。
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なかなか変化の大きい1年ですが、事前に頭を整理できて、良い機会に恵まれました。
長文となりましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。
三重円を読む際に、トランジットやプログレスの影響を読むヒントにして頂ければ幸いです。