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個人四季図【2024年版】

皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。

個人四季図の考え方は、リマーナすず先生のこちらのブログで以前知ってから、気にしてチェックするようになりました。
そろそろ、2024年の個人夏至を迎えるので、個人春分図からの3ヶ月を振り返りながら、個人夏至図→個人秋分図→個人冬至図を先読みしておこうと思います。




1.個人春分図(=太陽回帰図/ソラリタ図)

個人春分図は、太陽が出生図の太陽(N太陽)の位置に戻ってきた太陽回帰(ソーラーリターン)時の天体配置となります。

2024年個人春分図

2024年ソラリタ図はこちらの記事で読み解いたので省略しますが、この3ヶ月をざっくり振り返ってみると、T太陽が11ハウス滞在中は、宮古島への移住の準備に追われ、T太陽が12ハウスに滞在中は引っ越し後生活が整うまでに色んな感情の揺れがあり、T太陽がASCを越える頃に、机と椅子が揃ってようやくまともに仕事ができる体制が整い、少しずつ動き出したといった所です。
9/18の魚座月食がちょうど2024年ソラリタ図のASC-DSC軸上で起こったので、「何があるんだろう?」とドキドキしていましたが、今の所、特別これと思い当たるものはなく、これまでの古いものを手放し、新しいスタートを切ったということで、宮古島への移住が該当しているのかな…で落ち着いています。
(T:トランジット)

また、ソラリタから約2ヶ月後、T太陽がN太陽にセクスタイル(60度)になるときは、誕生日に立てた目標の達成度合いを確認し、当面何をすべきか考える必要があるときなのですが、その頃、海が見たくなり、前もって予定していなかったものの、昼間のフォトツアーをお願いして東海岸付近を回って頂きました。
N月が4ハウスなので、用事があるとき以外は家にこもっていることが多いのですが、久しぶりに開放的な気分を味わい、その後、やる気スイッチが入りました。
(N:ネイタル)

さらに、ソラリタ図のASCとMCのルーラーが水星なので、水星がこの1年重要な役割を担っています。なかなか自分が満足できるレベルに至りませんが、noteやインスタ等、SNSの発信の仕方を見直し中で、残り9ヶ月もそんな状況が続いていきそうです。


2.個人夏至図

蠍座シーズンに入ってすぐ、10/24の獅子座下弦の月を迎えてから数時間後に個人夏至を迎えます。

2024年個人夏至図

ソラリタから約3ヶ月後、T太陽がN太陽にスクエア(90度)になる個人夏至では、何かを築き上げたり、仕組みを作ったり、プロジェクトを進めようとしていることに関して課題が発生する可能性があり、ここで真摯に問題に向き合ったかどうかで、3ヶ月後に受け取れる成果が変わってきます。

この日はN太陽の上で獅子座下弦の月が起こるので、太陽(意識)と月(無意識)が出会う、個人新月の意味合いもあり、課題をクリアするための新たな目標が生まれてくるのかもしれません。

また、個人夏至からの3ヶ月は、個人春分から色々蒔いてきた種から出た芽の内、どれを残して今後伸ばしていくかを考え、そこにエネルギーを注いでいく時期となるのですが、個人夏至図のIC-MC軸にそのヒントが現れているように感じています。

というのも、個人春分図のASC-DSC軸が個人夏至図のIC-MC軸にスライドしていること、しかも2023年ソラリタ図のIC-MC軸とも1度違いでもあり、偶然とはいえ、この宇宙の采配に意味がないとは思えません。
この3ヶ月は大きなビジョンを掲げながら、自分の基盤を整えつつ、自分の社会的立場を確立していくことに集中していく時期になりそうです。

ちなみに、ICのサビアンシンボルは+1度して、
乙女座28度「禿頭の男」~本質を見極めて、正しいと思ったことを堂々と発言する
MC&海王星のサビアンシンボルは+1度して、
魚座28度「満月の下の肥沃な庭」~魂の目的を果たす。また、誰かの魂の目的を果たす土壌を作る

本質を見極めて堂々と発言していくには、知性とコミュニケーションの星「水星」を使うことが欠かせませんし、誰かの魂の目的を果たす土壌を作るにもそれを伝えていく必要があるので、やはり水星がカギになりますが、上述のサビアンを意識しながら、水星を鍛えていくことがIC-MC軸をがっちり支えていくことに繋がっていくのだと思います。


3.個人秋分図

水瓶座シーズンに入ってすぐ、2025/1/22の蠍座下弦の月の前日に個人秋分を迎えます。

2024年個人秋分図

ソラリタから約半年後、T太陽がN太陽にオポジション(180度)になる個人秋分では、ソラリタから半年間取り組んできた結果が良くも悪くも明らかになるときです。傲慢で独りよがりになって優越感に浸っていると、他者、特に目上の人や権力者からの反対を招き、これまでやってきたことが白紙に戻る可能性もあるので注意したい所です。上手くいっていないことも、ここで終わりではないので、立て直しを図っていくことが重要になります。

また、秋分ということでは、他者からの評価が結果を判断する上で重要になってきますし、収穫できたものは周囲の人に役立てていくことも視野に入れなければなりません。

ソラリタでは太陽と冥王星がオポジション(180度)でしたが、半年過ぎて、太陽と冥王星が重なり、水瓶座♒/冥王星の意味するところをようやく理解できるようになるのかもしれません。

N太陽のオポジション(180度)ということは、ヘリオセントリックの地球=魂の目的を指していますが、
サビアンシンボルは+1度して、
水瓶座2度「予期されなかった雷雨」~安定したりそこそこの成功で満足しないで真の理想を求め先に行く

これを意識していたからこそ、トラサタ3天体が次のサインに移動する前の2024年中に宮古島への移住を果たしたいという想いが強かったのですが、その意味は正直、まだ自分でも分かりません。「行きたい」と思ったからには何か特別な意味があるのだろう、という直感だけで、どうしても過去に引っ張られそうになるときは多々あります。その意味が個人秋分のタイミングでは腑に落ちているといいなと思います。

なお、個人秋分図のIC-MC軸は出生図のASC-DSC軸とぴったり重なっています。個人四季図で、こんなにIC-MC軸が強調されるのが不思議なのですが、自分のアイデンティティが自分の確固たる基盤となり、他者からもたらされた影響が私の社会的な立場を作っていくということになりそうです。


4.個人冬至図

牡牛座シーズンに入ってすぐ、2025/4/21の水瓶座下弦の月の直後に個人冬至を迎えます。

2024年個人冬至図

ソラリタから約半年後、T太陽がN太陽に再びスクエア(90度)になる個人冬至では、様々なプロジェクトを完了させ、その報酬や結果を得るために努力するときです。既に次のフェーズに気持ちが持っていかれている場合も、改めて現状の問題に対処する必要が出てきます。

また、冬至ということでは、収穫した果物をジャムにして長期保存したり、多くの人に行き渡らせるように、これまで獲得した成果のうち、大事なエッセンスを取り出して、長く多くの人が使えるように工夫していく努力も求められます。

個人冬至図では、水瓶座下弦の月やT獅子座♌/火星も加勢して、強烈な不動宮のTスクエアが出来上がっており、これまで変えられなかったことを変えていくために大きな覚悟や労力が求められているようです。
幸い、牡羊座♈/海王星&水星が獅子座‐水瓶座ラインに調停の配置に入っているので、自分の直感を大事にして行動することでその困難を乗り越えていけそうです。
また、DSC上には牡牛座♉/天王星が合なので、他者からの思いがけない変化球も物事を進めていく上で重要なカギを握っているのかもしれません。


個人四季図を1年分通してみると、下弦の月付近で起こっているので、「不要なものを手放して、大事なものだけ残していく」ということが一貫したテーマになりそうです。
2025年の誕生日は獅子座新月の日で、ソラリタはその前日です。つまり、2025年は1年を通して、個人四季図は新月付近で起こり、何かスタートさせていくことが多くなりそうです。2024年はそのための移行準備期間なのだと、個人夏至を前に改めて整理ができて良かったと思います。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

個人四季図から星の影響を知るヒントにお役立て頂けたら幸いです(^^♪



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