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【不要なものを手放して、新しい理想の扉を開く】天秤座下弦の月_20241223
皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。
12/23の7:18に天秤座下弦の月を迎えます。
テーマは「不要なものを手放して、新しい理想の扉を開く」です。
1.月のサイクルの振返り
山羊座シーズンは始まったばかりですが、12/1の射手座新月から始まった月のサイクルは4分の3を経過して下弦の月を迎え、12/15の双子座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。
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(1)射手座新月:2024/12/1 15:21
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3週間前、射手座9度台で起こった射手座新月で新しい月のサイクルがスタートし、出生図の射手座領域に新たな種まきをしました。
射手座新月が、時間を司る土星とスクエア(90度)の緊張角にあったことから、勢いよく飛び出していきたい気持ちにストップをかけるような出来事もあったかもしれません。
また、ルーラーの木星は双子座で逆行中で、同じく逆行中の射手座水星とオポジション(180度)にありました。ともにデトリメントと天体の持ち味が出にくい上に逆行でブレーキがかかる不利な配置にはありましたが、定番ではない、いつもと違った視点ややり方が功を奏するときでもありました。
この頃に蒔かれた種は2025/6/11の射手座満月で花開きます。その時を楽しみに、目の前の冒険を楽しんでいきたいものです。
(2)魚座上弦の月:2024/12/9 0:27
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その1週間後には、魚座17度台で上弦の月を迎え、決断を下し行動に移す時期を迎えました。
三日月(12/5)の頃に始めた準備や計画に沿って、プロジェクトを立ち上げ、実際に行動に移す中で、障害に直面しやすいときでした。
魚座月は魚座土星とコンジャンクション(0度)で、自分の上に重しが乗ったような気分の中、射手座太陽ばかりか双子座木星ともスクエア(90度)で柔軟宮のTスクエアができていましたし、射手座太陽のそばには逆行中の射手座水星もいましたので、不確かな情報で状況が二転三転して混乱に巻き込まれたり、気が大きくなりすぎて色々引き受けたものの、現実はそんなに甘くなく凹んでしまうようなこともあったかもしれません。
それでも、ちょうど太陽の真向かいにあった、射手座と魚座のルーラーの木星は1年で一番、夜空で光り輝く時期を迎え、暗闇の中でも希望の光を私たちに見せてくれたのではないかと思います。
(3)双子座満月:2024/12/15 18:02
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そこから、さらに1週間後、双子座23度台で満月を迎え、短いスパンでは12/1の射手座新月からの2週間、長いスパンでは6/6の双子座新月からの半年間で取り組んできたことの結果が得られるときでした。
1週間ほど前に順行に戻ったばかりの魚座海王星は、射手座太陽(意識)と双子座月(無意識)の真ん中に立って、顕在意識と潜在意識の両方から私たちに大きな夢やビジョンを届けてくれました。スクエア(90度)だったので、これまでの方向性ややり方を変えなければならないような混乱や葛藤をもたらすものであったかもしれませんが、少しでも心に引っ掛かるものがあったのならば、一度立ち止まってこれからの方向性を考えるには良い機会でした。
この半年は木星も双子座に滞在していたことから、様々なチャレンジをしてきたことと思いますが、出生図の双子座領域で芽生えたものを来年七夕に双子座入りする天王星期の改革につなげていけると良いのではないかと思います。
2.天秤座下弦の月(2024/12/23 7:18)
そして、双子座満月の1週間後に迎える、今回の天秤座下弦の月。
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太陽は2日前に山羊座入りしたばかりで、天秤座月とスクエア(90度)の角度を取ることから、意識(太陽)と無意識(月)の間に葛藤が起こり、これまで継続してきたことに疑問を持ちやすいときです。
山羊座は冬の3サインのうち、冬の始まりを担当するとともに、10番目の社会的頂点を示すサインとして、春分(2024/3/20)から始めたことの具体的な成果を上げる必要があり、山羊座シーズンはこの9ヶ月取り組んできたことの仕上げのつもりで最後の追い込みをかける時期でもあります。
時の番人「土星」をルーラーに持つ山羊座は時間を味方にして武器にすることができます。他の人が簡単に諦めてしまうことも、長い時間をかけてやり切る力を持っていますし、一つ一つをじっくり積み重ねながら成長していけるので、時間をかければかけるほど良いものに洗練させていくことができます。1つ前の射手座シーズンで思い描いたふわふわした夢をしっかりと現実のものにするためにも、夢までの具体的なルートを描くことでモチベーションを上げていきましょう。
また、総仕上げと言えば、2023年7月から牡羊座にあったドラゴンヘッドも来月には魚座に移動しますので、牡羊座-天秤座のノード軸のテーマも終盤を迎えています。ドラゴンテイルがちょうど今回の天秤座月とコンジャンクション(0度)で山羊座太陽がノード軸のミッドポイントに位置していますから、私たちはいま、前回の食シーズン(2024年9月~10月)と次の食シーズン(2025年3月)の中間地点に立っていることになります。この3ヶ月を振り返ってみて、あなたの出生図の天秤座領域では何が起こり、何を手放してきましたか?
「手放すと入ってくる」という法則は有名ですが、食シーズン以降手放してきた所に、新たな可能性が入り込んでくる予感大。
なんと、今回の下弦の月の月のサビアンシンボルは
天秤座2度「六番目の部族の光が七番目のものに変質する」~理想の扉をくぐり新しい自分、新しい環境を創造する
何かを手放して、身軽になったところで、新たな扉を開いたからこそ見えてくる素晴らしい景色。
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「私にはまだ何も見えない」という方も、どうか焦らずに。
天秤座は様々な角度から物事を見るのが得意なサイン。物事をあらゆる角度から立体的にとらえることで、新たな可能性がどこまでも広がっていきます。
まだ手放し足りない方は、ここでしっかり不要なものをしっかり手放して、輝かしい2025年を迎える準備をしていきましょう🌈
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それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡