【水瓶座シーズンの星のガイド】2025年1月20日～2月18日
皆さま、こんにちは。
宮古島の占星術師/齊藤寛子です。
1ヶ月の星の動きを知り、自分が創りたい未来を想像しながら、素敵な1ヶ月をお過ごしください♡
1.水瓶座シーズンの概要
（1）太陽が水瓶座入り：2025/1/20 5:00
破壊と再生の星「冥王星」は2ヶ月前の2024/11/20に本格的に水瓶座入りしましたが、私たちにとって身近な太陽が同じ水瓶座のサインに入ったことで、水瓶座冥王星の影響を嫌でも感じざるを得ない出来事が起こる1ヶ月の幕開けです。太陽と冥王星がコンジャンクションする場所は2020年12月にグレートコンジャンクション（木星と土星の合）が起こったポイントなので、不動宮の初期度数に個人天体（太陽・月・水星・金星・火星）やアングル（ASC-DSC軸、IC-MC軸）を持つ方は、その頃直面していたテーマが再燃する可能性があります。また、この日は月が同じ風エレメントの天秤座にあり、水瓶座太陽＆冥王星とトライン（120度）の調和角にありますが、思考や客観性・公平性が強調され、これまでだったら許容されていた自分や身内だけが得をするあり方や、多様性を否定し一つのやり方を押し付けるような姿勢に対して厳しい批判の目が向けられていくこともあると思います。
（2）蠍座下弦の月：2025/1/22 5:31（蠍座2.03度）
蠍座月がルーラーの水瓶座冥王星とスクエア（90度）になって迎える下弦の月です。今まで表に出てこなかった問題が表面化し、ショックを受けることもあるでしょうが、そこから未来に向けてどう立ち上がっていくかを考えさせられるときなのだと思います。過去を懐かしんで今の場所に留まろうとすると苦しくなりますが、思い切って新しい方向に舵を切る決意ができれば、より良い未来に導かれていくことでしょう。
（3）水星が水瓶座入り：2025/1/28 11:53 （～2/14 21:07まで）
知性とコミュニケーションの星「水星」も水瓶座に入ることで、風エレメントの思考重視の傾向がさらに強化されます。水瓶座水星の強みは着眼点・発想・発言・ロジックが何から何までユニークなところ。また、利他精神も強いので、自分のスキルと強みを活かして、他者に利益をもたらすことができるときです。SNSを活用して、社会的な問題に団結して対処したり、コラボレーションやグループでのブレインストーミングで斬新なアイディアを引き出すこともできそうです。
（4）水瓶座新月：2025/1/29（水瓶座9.51度）
水瓶座に10天体中4天体が集中する、水瓶座のエネルギーが増し増しの水瓶座新月です。博愛主義・人道主義の水瓶座ステリウムの天体から「今だけ金だけ自分だけ」のような考え方を一掃するようなパワーを感じます。山羊座という社会の頂点を越えた先にある、人類や地球・宇宙の進化のために、残りの人生をかけて何をしたいのか？そんなことが問われているのだと思います。大きなテーマであり、一筋縄にはいかないとは思いますが、水瓶座新月にはもうすぐ順行に戻る双子座木星がトライン（120度）の調和角で応援してくれていることもあり、難しく考えすぎずに、とりあえず今できるところから動いてみることで、より良い方向へ導かれていくように思います。
（5）牡牛座天王星が順行へ：2025/1/31 2:40
2024/9/2から約5ヶ月間逆行を続けていた、水瓶座のルーラーの牡牛座天王星が水瓶座シーズンに満を持して順行に戻ります。逆行から順行への切り替えの前後数日は通信関係や電子機器等、天王星が司る分野において、トラブルや遅延も起こりやすいと思いますが、その後は逆行中に見直したことの変化がスピーディーに展開していくことが期待できます。牡牛座と水瓶座はサイン的にはスクエア（90度）の緊張関係にあるものの、半年後（7/7）の天王星双子座入りを見据えて、古い価値観をどんどん手放していく荒療治が進んでいきそうです。
（6）金星が牡羊座入り：2025/2/4 16:57（～3/27 17:41まで、5/1 2:16～6/6 13:43まで）
愛と調和の星「金星」が、子供のように天真爛漫でいつも一生懸命な牡羊座に入ることで、直感も冴え渡り、新しいものに誰よりも先に飛び込んでいくエネルギーが水瓶座時代の改革に一役買ってくれそうです。今回は3/2~金星が逆行し、魚座まで戻り、順行後に再び牡羊座に戻ってくるので、通常よりも長く金星が牡羊座に滞在します。現在、魚座にある海王星と土星が2025年中に牡羊座入りした後に魚座に戻りますが、その前兆を感じさせるような出来事があるかもしれません。また、今回の金星逆行は8年前の2017年3月の金星逆行とほぼ同じエリアで起こるので、その頃のテーマが再浮上する可能性もあります（私はその時に西洋占星術に出会いました）。
今も日の入り後の西の空を宵の明星が明るく輝いて私たちの目を楽しませてくれていますが、金星逆行の約2週間前の2/15に金星が最大光度（マイナス4.8等級）になります。前日のバレンタインデーに大好きな人と一緒に金星を眺めるのもロマンチックですね♡
（7）双子座木星が順行へ：2025/2/4 19:24
拡大と発展の星「木星」は、2024/10/9～の約4ヶ月の逆行期間を終えて、順行に戻ります。順行に戻る前の1/31に水瓶座太陽と双子座木星がトライン（120度）になりますが、射手座太陽と双子座木星がオポジション（180度）のとき（2024/12/8）に直面した問題の解決の糸口が見つかる頃です。木星逆行期間はこれまでやみくもに広げ過ぎたもののうち、私たちの幸福に貢献しないものを手放し、本当に必要なものにエネルギーを注ぐ大切さを教えてくれました。（5）に記述の通り、半年後には双子座領域に水瓶座のルーラー天王星が入ってきますから、木星が蟹座入りする6/10までの約4ヶ月間は、私たちの成長にふさわしい、好奇心・交流・コラボレーション・ネットワークに力を入れて、双子座天王星期にむけた準備を進めていきましょう。
（8）牡牛座上弦の月：2025/2/5 17:02（牡牛座16.46度）
水瓶座新月から1週間が経過し、現実感覚を大切にする牡牛座月と大きな理想を掲げる水瓶座太陽との間のギャップに強いストレスを感じるときですが、さらに太陽も月も不動宮の真ん中を過ぎた所で反対のサインのエネルギーが入り込む点でも、さらに大きなストレスがかかります。しかし、それはこれまで梃子でも動かなかったものを大きく動かしていく力強いパワーがほとばしるときでもあります。牡牛座月は蟹座火星＆魚座土星とで小三角形を形成しており、焦点を絞って仲間と力を合わせながら生産的に物事を進められるときですし、水瓶座太陽は俯瞰的な視野を持つ水瓶座水星やフットワークの軽い双子座木星を味方につけ、先を見据えながら、軽やかに動いていくことで、このストレスをおおきなバネに飛躍することができそうです。
（9）獅子座満月：2025/2/12 22:53（獅子座24.06度）
水瓶座太陽はルーラーの牡牛座天王星とスクエア（90度）の緊張角度を取りながら、獅子座満月を迎えます。ちょうど1週間前の牡牛座上弦の月でも水瓶座と牡牛座のスクエアが出来上がっていましたが、月が火のエレメントの獅子座に入ることで、自分の意欲のありかが改めて問われています。大きな理想と目の前の現実に対して、自分がどうしていきたいのか？2024年8月の獅子座新月からの半年間で取り組んできた結果をしっかりと受け止めて、自分で自分の人生を舵取りしていく気持ちを忘れないようにできたらと思います。
（10）水星が魚座入り：2025/2/14 21:07（～3/3 18:04まで、3/30 11:18～4/16 15:25まで）
着眼点・発想・発言・ロジックが何から何までユニークな水瓶座水星から、イメージで物事をとらえ、言葉にならないものを表現するのが得意な魚座水星へ。水星が魚座に滞在する約5週間（水星逆行もあり、通常より長期滞在）はイマジネーションと直感が論理や理性を上回るときです。説得しようと言葉を発するよりなだめる方が効果的だったり、行間の深い意味に焦点を合わせる方が良いでしょう。また、人生の不確実性を受け入れ、神秘を信頼することで救われることもあります。
2.ASCサイン別影響
以下、ASCサイン別に水瓶座シーズンの1ヶ月の影響をまとめていますので、ご自身のASCサインの項目をチェックしてください。
（1）ASC牡羊座の方
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