見出し画像

冬の田んぼ仕事【生き物のフィールドを整える】

ふだん、お米づくりをしたことのない方からすると、まず思い浮かぶ田んぼでの作業は、初夏に田植えをしている、といったイメージではないでしょうか?

私も、たけしくんと結婚する7年前まではそんな感じでした。

日々、通学や通勤で田んぼを目にしていたものの、

あるとき気づいたら、田んぼが緑の絨毯になって

気づいたら稲が刈り取られている…

冬の間に田んぼで何が行われてるかなんて、想像したこともなかった。

そんな私だったんですが、

『耕さない田んぼ』の教室を夫婦で開くことになり、武志くんが冬の田んぼで何をしているのかを知りました。

冬の棚田で、まず始めるのは畦の塗り直し

田んぼに水を溜めるための畦がうまく機能していないと

水が漏れてしまいますよね。

そこで毎年、畦(=くろ)を塗り直すのですが

そのまえに畦を切る(=くろきり)をします。

耕さない田んぼでは、生き物達と稲を育てていくので、生き物達のフィールドを整えることが大切な冬の仕事です。

武志くん曰く、『水を張るまで』が勝負!と言ってもいいくらいだそうです。

丁寧な作業を重ねていくことで、美しい棚田ができあがっていきます。


冬の仕事をYoutubeの五十嵐夫妻chで公開しています

たくさんの方に、わたし達の棚田を見てもらいたくて、『五十嵐夫妻』の妻の方は、動画編集をしています٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

武志くんは、変わらず、自分の世界に入って黙々と作業。この、黙々と田んぼ作業する動画って、クセになりませんか??(マニアック笑?)

普段なかなか見れない貴重な動画だと思うので、

くろきりってなに?よく分からないっていう方も

田んぼ作業に関心がある、くろきり上達したいって方にも

ぜひ見てほしいです!


↓↓↓↓↓

◎芸術的【くろきり】冬の田んぼ仕事#01_耕さない棚田

私は他の人のくろきりを見たことはないですが、武志くんのくろきりのあとは芸術的なお菓子みたいに美しくておいしそうです(°▽°)

くろきりは、ただ切ればいいわけじゃなくて、切った断面にくろを塗りやすくするために均平になっているかが大切で、畦の側面からと、田んぼ側からと2回に分けて土を浅く掘るのも、このあときれいにくろぬりをするためのコツとのこと。


◎リズム【冬の棚田仕事】畦の塗り直し_くろきり_耕さない田んぼ

静かな冬の棚田で、鳥の声と土を掘るシャベルのリズムが聞こえてきます。

田んぼ未経験の方でも、まるで自分が冬の棚田で心地よいリズムに浸っているような感覚になれるはず♡


◎【あなたもくろきりマスター】プロ用とホームセンターのエンピの違い_教えて五十嵐先生!

まず、くろきりは普通のシャベルではなく、細長く、反りの少ない『エンピ』を使います。

そして、ホームセンターで売っているものとプロの農家さんが使っているのとでは切れ味が“全然違う!”そうです。

最初から無理をして高い道具を買う必要はないですが、これだけの違いがあるんだっていうことを知っておくのは良いことだと思います◎

使いやすい道具は身体に妙なストレスがかからず、自分のリズムを一定にすることにつながります。田んぼの作業は同じ動作の繰り返しがおおく、自分のリズムに乗っていると、力もそんなに使わず疲れないそうです!


ぜひ、見てみてくださいね!

少しでも気に入ってくれたら、GOODボタンとチャンネル登録宜しくお願いします♡


▼こちらの記事もぜひ見てください


いいなと思ったら応援しよう!