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【最新版】耕さない田んぼ-育苗の手引き(※印刷用にPDFファイル追加しました)
たけしくんの苗づくりは、冬期湛水不耕起移植栽培の第一人者である、岩澤信夫先生から学んだ『低温育苗』がもとになっています。
低温育苗とは、箱育苗で、機械移植ができる成苗を作る方法
1980年、東北で深刻な冷害が起きたことをきっかけに、
“冷害に強い稲づくりの基本は、昔ながらの成苗にある”
と気づいた岩澤先生は、
苗を徒長させないように低温管理し
丈夫な身体をつくると共に、
稚苗と同じ草丈の成苗を育てる研究を始めたのだそうです。
![いわさわせんせい](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22329705/picture_pc_409ddc7a8560fd32947de5e5b7fa786e.jpeg?width=1200)
写真右の『不耕起でよみがえる』には低温育苗のマニュアルが載っていますが、農家さん用に書かれているため、経験の無い方には少々難解かもしれません。
耕さない田んぼ-育苗の手引きを有料記事にて公開します
私たちの教室で使っている教科書は、たけしくんが南房総のお米農家さんで約8年間、独立して夫婦で教室を開いてからの約6年間、経験と実践から得たノウハウを、お米づくりの経験が浅い方にも分かるようにと、わたしがまとめたものです。
正直、農業経験ゼロ&勉強ぎらいの、ど素人がよくここまでまとめられたものだと自分でも感心します←おい!
これもひとえに、岩澤先生が長い年月をかけて研究・確立してくれた栽培法と、その教えを実直に、日々積み重ねてきた、たけしくんの経験の賜物です。
この教科書は、2014年に耕さない田んぼの教室を開いてから、2019年に至るまで、毎年改訂を重ねてきました。
もう改訂することはないだろう、と思っていたのですが、今回、noteに記事を載せるにあたり、これまでの内容を見直し、加筆修正した、最新版の資料となっています。
この育苗の手引きを読んで、わたしの『どうして?』『なんで?』と同じように、探究心が湧いた方は、どうぞご自身の経験をとおして自分の答えを探していただけたらと願っています。
こんな方におすすめです
1)無農薬・無肥料・不耕起でお米づくりをしている方
2)田植え機で植えられる、成苗の作り方を知りたい方
3)岩澤先生の低温育苗法を学びたい方
4)岩澤先生の「不耕起でよみがえる」を読んだけど、育苗のやり方がいまいちわからない…という方
5)自己流で苗を作ったことはあるけど、ひ弱な苗に育って困っている方
6)イネが種からどのように育つか、知りたい方
目次
[1]イネの種籾や苗の生長のしくみ(全7ページ)
P.01 ・耕さない田んぼに苗を移植するのはなぜ?・耕さない田んぼに成苗が必要な理由
P.02 ・イネの本葉の数え方
P.03〜04 ・慣行農法で植えている稚苗(ちびょう)と成苗(せいびょう)の違い
P.05〜P.06 ・種籾の中身と初期の苗の生長の仕組み
P.07 ・育苗初期に気をつけること
[2]岩澤式・低温育苗法の詳しい手順(全16ページ)
P.01〜02 ・種籾の発芽条件 ・苗づくりスケジュールの目安
P.03〜08 ・種まきの準備(塩水選、浸種、催芽/微生物による種子消毒)・培土の準備
P.09〜14 ・種まき〜5.5葉の成苗を完成させるまで
P.15〜16 ・育苗中の温度管理
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