所持金が1820円なのにPS5Proを買ってしまった話
私は馬鹿である。
計画性なしで走り出す馬である。
そして走った先で衝突する鹿である。
お金がないのに欲しいものを買ってしまう。
そして来月にはなんとかなるだろうと思ってしまう。
クレカの請求額に驚き、必死になって小銭を搔き集めると決まっているのに、それがなかなかやめられない。
買う時に何が一番重要か。
それは心のときめきである。
これを買ったらいいことありそう、気分が上がりそう、生活が一変しそう、そのような期待感でつい買い物をしてしまう。
買った品物が玄関先に置かれるまでの時間、発送通知のメール、配達完了のLINEなど、その一つ一つの工程まで含めて買い物が好きなのだ、
そうして届いた品物のガムテープを剝がす時、実際に品物を試す時、それまで無かったものが生活に馴染んでいき、なくてはならないモノへと変化するのが好きである。
買い物がどうしてもやめられないのは、こうした日常の潤いであるとか、生命活動の一部として考えているからで、物を手に入れるのが目的ではなく、買うこと自体を楽しんでいることにも問題がありそうである。
だからこそお金が貯まらない。
今回買おうとしたのはコレ
PS5Pro(12万円)
発売日は11月7日であり、今は予約や招待販売時期である。
9月30日に予約開始されたのだが、楽天ではなぜかPS5を過去に買った人間の予約がすべてキャンセルされ(画期的な転売対策である)今までPS5の購入を躊躇っていた自分にチャンスが巡って来たのである。
しかしその値段は12万円…薄給の私では簡単にポンッと出せる額ではない。それなのになぜ手を出そうとしてしまったのか?
それはフォロワーからアーマードコア6のソフトを送られたからでも(ちなみにこのAC6は今義弟がプレイしている)ブルーレイディスクを送られたからでもある。それにこれからモンハンワイルズも発売されるので仕様の関係上PS5じゃ性能が間に合わないだろうという目論見もあった。
それなのに大きな壁が立ちふさがった
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