列車はいいね『続・新鶴見で停車』
貨物列車バンバンの新鶴見エリアにて、やってみたいことを密かに実行した昨年末でした。
(前回の『列車はいいね・新鶴見で停車』はこちらです↓)
ということで、クリスマス前の寒く乾いた火曜の午後、A地点からB地点まで大ダッシュを試みた私。
狙った列車は新鶴見ゾーン15:06着の8079さんです。ここに向かう道中に新鶴見の黒帯大先輩に連絡を入れてみたところ、はじめからB地点である新川崎ふれあい公園でステイはいかがかとのご提案がありましたが、すっかりスイッチが入ってしまっている私です。とりあえず今A地点にいることを報告しつつ、寒空の下鼻息荒くアキレス腱を伸ばし伸ばし待機しました。すると大先輩より
到着前に黄色信号が2つになったら来ます。青なら埼京線直通です。
とのメッセが。え?いきなり情報量が多いぞ!信号?どこだ?なんだなんだ?と慌てていたらいきなり目の前を埼京線がブワーッと駆け抜けて行ったのでビックリして『う゛わぁっ!』と声を上げてしまい、すぐそこで自転車を出そうとしていた兄さんがそれに反応してビクッとしてしまうという謎連鎖が発生。遠隔アシストおそるべしです。そして、
構えてください。
おぉぉぉ!次なる強いアシストに緊張が高まりました。指示通りにガッツリ構え、そして私のお得意の『スタートボタンを押さずに撮る(つまり撮れていない)』をやらぬよう前もってスタートボタンを押しました。この時点ですでに頭の中は真っ白です。この時の私はきっと側から見たら、白目でスマホを掲げて固まっている謎な人だったにちがいありません。するとっ
キタァァァーッッッ!!!!!
遠隔アシストが完璧すぎる!定刻ぴったりに私の狙っていた列車8079さんがぶぉぉぉ〜っとすぐ目の前にジワジワ減速しながら向かってきましたよ!そして列車8079さん、本当に停車しようとしています。それを確認し、なぜだか泣きそうになる私。しかし泣いている場合ではないのです。そう、私は走らなければならないのです。その瞬間パーンッ!とスタートピストルの音が鳴り響きました(鳴ってない)。さあ走れ!走るんだ私!行けぇぇぇーっ!
ズドドドドドドド・・・・・・
線路と並行して、工場や企業の社屋が連なるまっすぐの一本道を全速力で走ります。建物がさえぎって線路は見えません。見えない分だけ不安がつのります。私が走っている間に出発してしまっていたらどうしよう……。
走りながら右手の建物にちょっと目をやると、なんと建物と建物の間からチラッと緑色のタキが垣間見えるではありませんか。おぉぉぉー!いたいた!本当にここで停車してるんだ!それを見てまた泣きそうになりました。しかし泣いている場合ではないのです。今そこでチラッと見えた列車の出発前に私は、視界が開けているふれあい公園に着かなくちゃいけない。止まらずに走るんだ!急げ私!
そしてついにゴールに到着しました。ゼェゼェゼェゼェゼェゼェ…
すると、私の到着とほぼ同時に、停車していた列車がゆっくりとゆっくりと動き出しました。本当に一旦停車してまた出発するんだということをこの目で確認できて、またまた泣きそうになりました。しかし泣いている場合ではありません。しっかりと列車8079さんを見送らねばなりません。私の目の前をゆっくりと通過していく8079さん、うぉぉ!残りの走行もどうか安全に〜・・・・って、あら?おやぁ〜?
あなた8079さんじゃないじゃないっ!
なんとその列車は15:14に出発予定の我が8079様ではなく、その一つ前15:10発の別の列車だったのでした。つまり、
私はめちゃくちゃ早く着いたということなのでした。まぢか自分!
こちらがその様子です。私のゼェゼェから始まる動画をどうぞ↓
おそらく私はここ5年分くらいの運動不足をこの時一気に解消したのではないでしょうか。
というよりも私どんだけ速いんだ⁈
《続く》
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さあ!みなさんも是非走ってきてね!
ウソです。走らずにゆっくりどうぞ♪
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