列車はいいね『続・思いつきプチツアー』
突如思い立って見に行った拝島サイドの米タンのお話の続きです。
拝島サイド?米タンってなんだ?と思われた方は前回のこちらからまずどうぞ↓
ということで、めちゃくちゃ速い推進運転で駅のホームへ戻ってきた米タンを捉えるべく、私は再び拝島駅のエスカレーターを駆け上がったのでした。しかしどのホームを目指せばいいのかまったくわからにゃい。困った!
ちなみに全貌はこんな感じであります。
細かい部分は割愛するとして、米タンは横田基地から米タン線路のカーブを通り拝島駅内に入り、バックして駅のホームに入りました。では、一体どこの線路に入ったのか。問題はここですね。落ち着いて考えればJRの線路に入るとわかりそうなものですが、テンパった私は米タン線路に近い方、つまり西武線をチョイスしてしまいました。爆速で西武線の入場券をゲットし、改札をぶち破る勢いで通過し階段を降りました。結果、
大ハズレ〜
向かいに停車する八高線のその向こう側、青梅線に米タンは静かに停まっていました。
そりゃそうだよなと気を取り直し、今度は落ち着いて(まったく落ち着いてない)青梅線のホームへ降りると、
米タンいました!そしてこの赤い機関車DD200は後ろの緑色のタンク車『タキ』を切り離し単独でぶぃ〜んと私の目の前を通ってあっち側へ。
え?スネてるの?
タキ軍団は残されました。ラーメン屋さんでいうと出前の空どんぶりが置き去りになっている感じですね。
『アタシここから先は運ばないから!』と向こう側へ行ってしまった赤いDD。では誰がどんぶりを引き上げるのか・・・
来ましたねー。ではここから先はワタクシが、と言わんばかりに機関車EF210がやってきましたよ。ここで緑色のタンク車と連結し、ほな行きまひょかと鶴見の燃料施設へ燃料をもらいに出発したのでした。
さてさて。米タンは鶴見に向かったし赤いDD200はあっちっ側でスネたままので、私は八王子に向かいますヨ。八王子駅は一旦立川へ戻って、そこから中央線で行くつもりでいましたが、ふと前を見ると八高線が『こちらですよ〜』と、私のことを呼んでいました。そうかー八高線かー!うっかりしていました。八王子に行くなら断然八高線の方が楽しそうだし、時刻表を見るとなんとあと10分で出発ではありませんか。これはナイスです。やったー!八高線!八高線!と、心の中で小躍りしながら八高線に乗り小宮→北八王子と経由しあっという間に八王子に
…〜トウチャク〜…
と、八王子駅のホームに降り立ったのはいいのですが、よく考えてみればお目当ての車掌車『ヨ』がどこに止まっているのか
まったく知らないのだった!
えぇっ…。なんと脇の甘い私。
八王子駅は思いのほか人がたくさんいました。私が乗って来た八高線、その隣の中央線もその向こう側の横浜線も人人人!私の中の八王子といえば京王八王子ですので、実はお初のJR八王子駅のドンドコした雰囲気に圧倒されてしまいました。人の流れに流されて中央線のホームに降りてみると目の前に特急列車がやって来て、中でサンドイッチを得意げに食べているおじさんと目が合いました。特急列車でサンドイッチ!そう思っていたら得意げなサンドイッチおじさんの乗った特急列車は出発していきました。
得意げなサンドイッチおじさんの乗った列車が去ると、風景はパッと開けました。しかし見渡してもどこにも車掌車の『ヨ』はいませんでした。このままだと私は特急列車でサンドイッチを食べる得意げなおじさんを見るために八王子に来たことになってしまう。それはちょっといやだなぁ。てゆーかあんなに得意げにこっち見ながら食べなくたっていいじゃないか!キーッ!とはいえ特急列車でサンドイッチ、かなりやってみたいかも…。というかやるならやっぱコンビニの三角形のじゃなくて得意げなおじさんが食べてたようなケースに入った小さい四角のやつだよね。あぁ!いいなぁ特急列車でサンドイッチ!サンドイッチを食べるために特急列車に乗る計画をたてようかな、けれど特急列車ってどうやって乗るんだ?
などと思いながら車掌車のヨを探してホームを行ったり来たりしましたが、ヨはどこにも見当たりませんでした。
ヨ!どこなの???
(てゆーか特急列車でサンドイッチが食べたい)
《続く》
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