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続・秋26
気になる都バス『秋26』に乗るために、いざ秋葉原へ。
前話『秋26』はこちらです↓
ということでぎゅうぎゅうの山手線にもまれながら秋葉原を目指したのですが、乗った電車はいきなり大崎で止まりでした。出た!大崎止まり!一筋縄ではいかぬ秋26です。仕方がないので大崎にてしばし待ち、次に来た電車にそそくさと潜り込み品川を通過して、そういえば高輪ゲートウェイ駅にはまだ降りたことがなかったなと思いながら田町・浜松町・新橋・有楽町・東京・神田そして秋葉原。到着です。朝の秋葉原は私の知る秋葉原とは少し違った雰囲気でした。
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中央口の改札を出て、秋26の乗り場②の方を見てみるとバスがちょうど来ていたのであわててダッシュしましたが、近づいてみると『回送』でした。むー。
とりあえず出発まで10分以上はあったので、茶を飲みながらバスの路線図をぼんやりと眺めていたら、
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なんとーっ!私が何日間も悶絶した謎ルートがめっちゃくちゃスッキリと簡単に表記されているではありませんか!これを早く言っておくれよぉ!悩みに悩んだあの日々はいったい何だったのか…。
と、朝の秋葉原のバス停の2番乗り場で一人熱くなっていると、おばちゃんが一人ゆっくりやって来てベンチに腰掛けました。そういえば人がほぼいませんでした。出発時間がだいぶ近づいているのに、私とおばちゃんの二人だけ。というかそもそもバスも来ないじゃない。と思っていたら突如バスのエンジンがかかり『回送』の表示が『秋26』に変わりました。なんと!秋26が目の前でいきなり爆誕です。そう来たか!
目の前で突如爆誕した秋26は、プシュ〜ッと音を立て扉を開き私を招き入れました。すかさず乗り込む私。パスモをピッとやって後方の席に座りました。
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おばちゃんは前方の席へ。それからもう一人おじいさんがゆったりと乗り込んで来るとドアは再びプシュ〜ッと音を立て閉まり、秋26は動き出しました。このおじいさんは『見ねぇ顔だなぁ』といった感じで私のことを見ていましたので、心の中で『本日デビューのヒロコホンです。どうぞよろしくお願いします』とご挨拶しました。
さて、大きな道が交差するこのエリア、なんとはじめの交差点で海上コンテナを載せたトラックが通過していくのが見えました。やったー!コンテナだ!なんだか私の初『秋26』乗車をセレブレイトしてくれているかのよう♡
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動き出した秋26、一つ目の停留所『須田町』にて、おばちゃんとおじいさんが乗ってきました。その次の『神田駅前』はおじいさんとおばあさんと兄さんが。『神田富山町』『岩本町駅前』『東神田』は誰も乗り降りがなく、『馬喰町』にて『神田駅前』で乗った3人が一斉に降り、おばあさんが一人乗ってきました。
〈しばし考察…〉
これは、神田駅と馬喰町は距離的に近いけれど電車で行くにはちょっと面倒で、そこをこの秋26がいい感じに走っているということなのだなと結論づけ、さすが秋26、いいところを攻めてるぜ!とテンションが爆上がりしました。東日本橋駅前、浜町中の橋とバス停の名前もお江戸風情たっぷりでとてもいい感じです。
さて、いよいよ清洲橋、隅田川を渡ります。楽しみにしていたポイントのひとつです。
さっそく橋にさしかかると大きくカーブした隅田川がババーンと視界に飛び込んできました。さらに隅田川に負けない勢いでバーンとそびえ立つスカイツリー!これはまったく予想していなかったのでビックリしました。ビックリ風景です。それからもう一つ別の川がちょうど合流していてもうほんとにインパクトありありの風景なのでした。すんごい!思わず『おぉ!』と声をあげてしまいました。
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この豪快な風景に圧倒されつつ、もう一つの流れが何なのか慌てて地図を見てみたら、それは小名木川でした。小名木川ということはこの先には我が憧れの越中島支線が走っているということになるわけで、もうなんだか私のツボしかついてこないヤバすぎる秋26なのでした。おそるべし秋26!
秋26はもしかして、
はとバス?
《続く》
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ご予約ありがとうございます!来年もビールタイムをどうぞよろしくお願いします!
2024.2.9(Fri)ヒロコフォンビールタイムvol.27@自由が丘hyphen
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