小3長男の成長。母の備忘録。
ここ数ヶ月で長男のメンタルが成長した気がする。
きっかけは特にない。まだまだ甘えん坊。モタモタしてることも多い。
でも、親だから分かる微妙な成長。
・他責な発言が少なくなり、自分ごとになってきた
・君は君、僕は僕。
・無理して群れない
そんなスタンスが身についてきた
気がする。
こう書くと、すごく育てやすい子に感じられるかもしれないが、そんなことはない。
昔からのお知り合いは、長男の繊細ぶりを知ってるし、「落ち着いたねぇ」としみじみ感じてくれると思う。ずっとグレーゾーンだと思って育ててきてるし。
こういった変化はどうやら夫も感じているようだ
夫が長男から聞いた話によると、
「クラスの仲良し男子グループには独自のルールがあった。
でもそのルールに納得いかず議論した結果、自ら脱退。
その分、暇になった時間で折り紙を折り、大作を作り上げた。
その大作がクラスで話題になり(自分でもプレゼンしたようだが)、飾ってもらうことになった。
そして、謎ルールの男子グループは脱退者が続き自然消滅した。」
と言っていたらしい。自然消滅のくだりは笑った。
これはなぜか私には話してこなかった。男子限定トークなのかもしれない。
常に呼び出しベスト3だった長男
長男は小さい頃から男子の喧嘩の真ん中にいるようなタイプで、呼び出しベスト3に常に入っていた。
小1〜2年の頃、長男と遊ぶ子の中に「ちょっと危ないな」と感じる子がいて、私的にその子の言動が許せないことが続き、
「誰と友達となるかは自由だが、この家には入れるな。ここはママの家でもある。ママはあの子のことは許せない」
と、初めて私のスタンスを明言した。
その時に、
もしかして一人になりたくないから群れようとしているのではないか?
これは友達100人できるかなの功罪では?
と、ハッ!して、
一人で遊ぶことも群れることもあなたの意思で良いし、
なんなら一人で楽しめることが多い方が人としてカッコいい、
というブランディングに変えていった。
親として心掛けていること
小学校のクラス以外の友達とも遊ぶようにできる範囲で協力すること。
特に幼稚園からの親友の存在は大きく、何年経ってもお互いを大切にして変わらず遊べる友達がいるというのは自己肯定感にも繋がっているように感じる。あと、歳の近い従兄弟との関係もかなり支えになっている。
また、地域のサッカークラブで学年縦割りで仲良くなって、上の学年の子たちと遊んだり、下の学年の子たちと遊んだり、地域のおじさんたちに怒られたりコーチに褒められたり、いい揉まれ方をしている。
あと、探求学舎に通い出したのも大きい。クラスにはいないようなスーパー元気な男子たち、自分の好きなことに全力な大人に出会って、長男の世界が広がったように感じる。こういう世界があるんだって気づき。
だからと言って、長男は小学校も嫌いじゃないし、いわゆる割と昭和な担任の先生のことも慕っている。ここはこういう世界観の場所なんだ、って思っているのかもしれない。
長男のこの一年の成長とは、すごく絶妙なバランス感覚を身につけつつあるということ。
相変わらず、くだらない喧嘩もしてくるし、学校であった嫌なことの報告で心配になることもあるけれど、
長男に試されているのは「ママはどう思う?」ってところな気がする。
ママの本音が聞きたい
長男は、「ママの小さい頃はどうだった?」と凄く聞きたがる。
「ママはね、あんまりコミュニケーションがうまくなくて、一人で鉄棒や縄跳びしてたよ。あと、怒りの気持ちのコントロールが出来なくて喧嘩した子の服に落書きして先生にこっぴどく怒られたり(小2)、友達作りが上手じゃなかったよ。でも大人になった今は友達多いでしょ。」
と私の痛い過去とBeforeAfterを話すようにしている。
ふふふふふ、ママってヤバかったねぇ〜
と長男が笑えるような、そんな親子の会話を大事にしていきたい。