定年前と定年後の働き方。定年は人生の通過点と捉える
皆さんは、定年前と定年後での働き方は変わると思っていますか。
もしくは、定年後は働かない、と決めていますか。
「定年前と定年後の働き方 サードエイジを生きる思考」(石山恒貴さん著、光文社新書)を読みました。定年だけを意識しなくてもよいのかな、と思えた1冊でした。
■役職定年や定年は通過点に過ぎない
企業で働く50代は、多かれ少なかれ役職定年、定年を意識するようになります。
定年は会社の卒業を意味し、役職定年は役職の卒業と、無意識に捉えてしまうものです。だから、定年、もしくは、役職定年は「区切り」を意味する考えていました。
しかし、90歳まで働く、と決めると、確かに、役職定年や定年は区切りではあるものの、通過点に過ぎない、とも思えるようになってきました。
だから、私たちはワークショップを提供することにしたのです。
やりたいこと、できることを見つけることが大事なのです。
■限定的な人々との交流を重視する
今年になって、特に意識しているのは、1人1人との深いコミュニケーションです。
同本でも、限定的な交流によりストレスが少なると書かれていました。
自分にとって意義のある目的と親密な交流を重視することで、やりがいや生き甲斐、幸福感を感じられるように思うのです。
■シニアは「個人事業主マインド」で働く
この個人事業主マインドの考え方は、今の私の考えと同じです。キャリアを定年までではなく、一生(90歳)までと捉え、少しの対価をずーっともらっていたい。対価がある、ということは、きっと誰かに役に立っているのです。
そんな働き方を90歳までしていきたいのです。