「セカンドキャリアで何を手に入れたいのか」
「プロティアンシフト ~定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択~」(田中研之輔+西村美奈子著)を読んで、やっぱり一生働き続けたいな~、と思いました。
働いて何かしらの対価を得ることで、人の役に立っているという実感を持ち続けたいと強く感じました。
■「やりたいこと」は人生で1つではない
「やりたいこと、ないんだよね・・・趣味もないし。」と
語る先輩をこれまで見てきました。
確かにこれを読むと、「本当にやりたいこと呪縛に囚われているだけではないですか?」と当時の先輩に伝えてあげたい。
小さくてもいい。
これって(何だろう、ちょっと興味あるかも)?
と感じるままに、
ちょっとだけ試してみる。
そんな行動から「やりたいこと」を見つけ、積み重ねていくのがよいと私も思うのです。
■人生を楽しみたい
理想的な働き方です。
たまには、平日にやってみたいこともあります。
それなら、思い切って有休を使って、ちょっとだけ試してみるのです。
先日のワークショップでも、有休を使って、次の仕事への可能性を試しておられる方がいました。「今回はあまりしっくりこなかった」という感想でしたが、やってみたからこそ気付きがあるのです。この話を聞いて、その行動力に私もパワーをもらいました。
仕事を続けたいと思うのは、もう一度、いや、ずっとずっと仕事から得られる感情的なギフトがあるからかもしれません。
■定年をキャリアのゴールとして捉えるのではなく、定年後における形成という長期的視点から、現役時代におけるキャリア形成を考える必要がある
これを読んで、こちらの記事を書いたのを思い出しました。
そう、人生100年であれば、通過点なのです。
まだまだ仕事から喜びが得られるものと信じています。
そして、ライフ・キャリアに悩む50代前後のミドル世代に向けて、支援できることがないかを模索し続けます。