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55歳からの幸せな独立戦略(働くから元気になる!)

2月5日に開催された、「第2回東京シニアビジネスグランプリ ファイナル」の一部を観覧しました。
皆さん、覚悟と自信を持って発表され、大変刺激を受けました。 

同会では、前川孝雄さんの「55歳からの幸せな独立戦略」と題した講演があり、オンラインセミナーに参加しました。 

ミドル世代アップデートコミュニティを考える際のヒントがあったので、整理してみます。 

■元気だから働くのではなく、働くから元気になる


「えーっ?65歳?全然見えなーい、若ーい!」
と、驚いたことはありませんか。 

醸し出す雰囲気や外観からでは65歳と思えないほど、若くイキイキしておられる方をとても羨ましく思うことがあります(そのうち大半は芸能人だったりしますが…)。 

前川さんの講演を聞いて納得したのが、
「元気だから働くのではなく、働くから元気になる」。 

確かに仰せの通りで、働いていてエネルギッシュで、前向きだから、イキイキと見えるのだろうな、と。そして、私も70、80歳まで元気に働き続ける、そんなライフキャリアデザインを考え中です。
80歳まで働くとした場合、重要なことは、「働きがい」を持ち続けること。つまり、モチベーションが非常に大切になってくると想像します。 

同講演で
「働きがい」とは、
・働くことによって得られる結果や喜び
・働くだけの価値(デジタル大辞泉)

そして、
・人のために動く喜びを感じられること
と紹介されていました。 

自分が得られる達成感、幸福感と、他者のためになること(利他の心)、役に立ったと感じられること、もしくは、その導きをお手伝いできたことに嬉しさを感じるものなのでしょうね。 

「働くことによって得られる結果や喜び」「人のために動く喜びを感じられること」がとてもしっくりとしました。 

そして、
「働きやすさを求めるだけでなく、自ら「働きがい」を創出いくことが大切」
と話されていました。

 会社で働いていると、日々は働きやすさを求めてしまいがちです。もちろん毎日のことですから(最近はテレワークの日もありますが)、不満や不快なことは取り除きたいです。しかし、自ら動きゴールに向かって成し遂げていく、という満足を増やすことも同時に行っていく必要があります。
これはミドル世代に限らず、VUCAな時代は全世代に当てはまるのかもしれませんね。 

■50歳よりも75歳で仕事をしている人の方が仕事への満足度が高いらしい


前川さんの講演によると、

・仕事に満足している割合は、50歳が底。
・75歳で仕事に満足している人はその1.7倍。

これには、正直、「何で?」と驚きました。しかし、説明を聞いていくと納得できました。 

50歳と75歳と比較すると、
・仕事に満足している人は、50歳 : 35.9%で、 75歳 : 61.2%。
しかし、働く条件は異なっていました。
・就業形態:50歳は正社員や54.3%、75歳は自営業36.4%
・職業  :50歳は事務23.2%、75歳は運輸・清掃・放送等11.3%
・年収  :50歳は~499万円53.8%、75歳は~199万円63.8%
・時間  :50歳は40時間以上64.2%、75歳は10~19時間25.6% 

満足度は主観なので、環境、状況が変われば変わります。
役職定年、定年前に置かれているミドル世代は、モヤモヤをしている。一方、75歳はどこか吹っ切れている(全てを追わない。例えば、収入金額や雇用体系など)からではないでしょうか。 

働くことは、気持ちの持ちようで大きく変わるので、あらためてモチベーションが大事であると気付きました。 

■セルフブランディング戦略を成功させるための3つのPとは


同講演では、「セルフブランディングを成功させるには、自分を見つけてもらう立ち位置を作る」というお話がありました。

そのためには、3つのPが要素で、
パブリックメディア戦略 × バブリシティ戦略 × プル戦略
でした。

いわゆる広報戦略ですね。とはいえ、まずは活動を自分のメディアで発信しないことには、見つけてもらえません。そういった観点から、私がnoterを始めた理由、と合致してました。

別セミナーでの学びは、
セルフブランディングの鍵は、一貫性したキャリアと発する言葉を磨くこと
にも記しています。

セミナー後に、前川孝雄さん著「50歳からの幸せな独立戦略」も読みました。

・1,2年単位でなく、今後20年、30年と続く第二の職業人生を充実するためには、今何をするのか。そのためにどのような行動をしていくのか。
・企業で20年、30年とキャリアを重ねてきたミドルには、蓄えられた知恵や磨かれてきたスキルが必ずある。
・自分がやりたいこと、できることが明確になっていれば、事業計画でずっと足踏みするよりも行動した方が早い。具体的に何をしたらいいか、どのように事業を展開していけばいいかは、動き出してからお客様がヒントを与える。


行動あるのみ!
コミュニティを前に進めていきたいと思います。


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