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読書からの学び

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50代の自分がキャリアを考える上で、読書からの気付き、学びを抽象化しながらメモしています。
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#プロティアン・キャリア

やりたいことがある幸せ。定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択

「セカンドキャリアで何を手に入れたいのか」 「プロティアンシフト ~定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択~」(田中研之輔+西村美奈子著)を読んで、やっぱり一生働き続けたいな~、と思いました。 働いて何かしらの対価を得ることで、人の役に立っているという実感を持ち続けたいと強く感じました。 ■「やりたいこと」は人生で1つではない「やりたいこと、ないんだよね・・・趣味もないし。」と 語る先輩をこれまで見てきました。 確かにこれを読むと、「本当にやりたいこと呪縛に囚わ

キャリアのゴールややりたいことは、決めなければいけないのではなく、「見つけていくもの」である

プロティアン・キャリア有山徹さん著「今のまま働き続けていいのか 一度でも悩んだことがある人のための新しいキャリアの見つけ方 自律の時代を生きるプロティアン・キャリア戦略」を読みました。 これまでもプロティアン・キャリア関連の本を読んできました。 同本での有山さんが選ぶ言葉の解像度が非常に高く、頭の整理ができた1冊となりました。 ■キャリアプランは、“永遠のβ版”と考える プロティアン・キャリアのポイントの1つに、 変貌自在 があります。 変貌自在は、「キャリアはいつか

キャリアのゴールを先に伸ばしてみる。捉え方次第で、キャリア戦略は変わる!

皆さんのキャリアは、どこにゴールを置いていますか。 会社組織であれば、役職なのでしょうか。あるいは、収入が多ければいいのでしょうか。 法政大学キャリアデザイン学部教授 田中研之輔さん著「今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略」を読みました。 田中さんは、キャリア形成について、以下のように書かれていました。 同本で印象に残ったのは、キャリアのゴールをどのように捉えるかです。 仕事をしているその時々に受けるプレッシャーがあります。 主張に対して、どんな反論(悪い意