仕事の日(11/07)…網膜裂孔…
こんにちは。
今日は、午前中、診療でした。
網膜に孔の空いた病態を網膜裂孔といいます。今日、網膜裂孔に対してレーザーで周囲を固める、網膜光凝固をしました。
網膜は、眼球の奥の方にあり、カメラでいうとフィルムにあたるものです。この網膜に孔があくと、そこから液体が網膜の下に入り込み、網膜剥離になります。網膜剥離が広がると、その眼は見えなくなります。そうなっては困るので、剥離しないように、孔の回りをレーザーで凝固して、液体が入らないようにするのです。
すでに、網膜剥離が大きくできてしまった場合、レーザーでは処置できません。そのときは、手術室での手術が必要です。ですので、網膜裂孔をみつけたら、できるだけ速やかに光凝固をするようにしています。
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