第一回 Congratulations!
「えいご三感王」とは?
みなさんも、もうお気づきだと思うのですが、大谷選手のまわりには、
感謝!感動!感嘆!の言葉たちで溢れています。
世界中に英語を話す方達は大勢いますが、日本語を話す人は圧倒的に少数、マイノリティ。なので日本語を話すことができるってすごいこと! 貴重なことだなあ!と、つくづく感じます。それになんと言っても、日本語は、大谷選手とも共通する言語です!同じ日本語で理解して共有できるって嬉しいことです。
日本語もできて、そのうえで、英語で、感謝!感動!感嘆!を伝えられたら、気持ちいいです。一緒にそんな気持ちを、大勢の人々と共有できると、楽しいです。
みなさんもご存知の言葉、大谷選手の感動的な名言もふりかえっていきたいと思います。また取材しながら見聞きした言葉などエピソードを交えながら連載していきたいと思います。
自分が伝えたい気持ちにピッタリの言葉が見つかって、すぐに使えると爽快です。感謝!感動!感嘆!
名付けて、えいご 三”感”王!おー!
それではスタートです!
Congratulations!
Congratulations! おめでとうございます!
今月17日に、2023年のMVPが発表され、大谷選手が見事、2回目のMVPに輝きました。
しかも、2回とも満票。この3年の間で2回。日本人初を通り越して、MVP史上初という歴史的な大快挙でした。
世界中に、Congratulations! そして、満票のMVPを表す、UNANIMOUSE MVP!と、祝福のメッセージでいっぱいでした。
Congratulations! おめでとうございます! 祝福の言葉は、感謝!感動!感嘆!
全てが含まれているように感じます。
マイク・トラウト選手
Congrats on an epic year and well deserved MVP.
Proud of you, brother!
大谷選手がMVPを獲得した瞬間に、誰よりも早くトラウト選手がX(twitter)に投稿しました。
Proud of you.という表現が、かっこいいです!
トラウト選手ご自身が、すごく嬉しい気持ちでいること、喜んでいる気持ちが、
よく伝わってきます。
多くの人々が歴史的な年と表現することが多い中で、an epic year と”epic”を使っているところが個性的です。
燦々と光り輝いていて大迫力の年、誰も真似できない、まるで英雄的な年、という意味や気持ちが込められているのではないかなあと思いました。
お祝いの投稿のスピードが、トラウト選手ご自身が、ワクワクして発表の、その時を待っている様子や、表現が、トラウト選手が、まるで大谷選手に直接お話しされているような様子が目に浮かんで、粋でかっこいいメッセージでした!
パトリック・サンドバル投手
UNANIMOUSE MVP!! Congrats Sho!!
It's been a pleasure to have a front row seat to all this.
ご自身のインスタに、このように、お祝いを投稿しました。
今回の満票でのMVPに対して、"unanimouse" 満場一致、この単語が、やはりSNSにも強調的に溢れていましたね。
サンドバル投手というと、大谷選手とクラブハウスのロッカーが隣同士で、大の仲良しとして知られています。
スタジアムの観客の方々が、大谷選手と水原通訳の写真を、サンドバル投手に差し出して、ご自身のサインを書いてもらうという場面も見たことがあります。サンドバル投手は一瞬戸惑いながらもサインをされていました。
7月14日(日本時間15日)オールスター・ゲーム明けの後半戦初戦、本拠地アナハイムにて、アストロズ戦に、大谷選手が8勝目をかけて登板した日。
バッターとしてはヒット2本、ピッチャーとしては6回途中で5失点と苦しんだ試合でした。チーム状況も、トラウト選手、アーシェラ選手、ドゥルーリー選手たちが次々と離脱しているというさなか。
また夏のトレード期限を目前に控えている時期のことでした。
試合後の記者会見のあと、クラブハウスでは、大谷選手は、ロッカーの前、水原通訳と並んで椅子に座って、携帯電話を見ながら、笑いながら、会話をしていました。そしてロッカーが隣のサンドバル投手も、背筋を伸ばして、横に座ったままでいました。ずっと。
翌日、グランドで、サンドバル投手に、「昨日は大谷選手の横に、長い時間、座っていましたね」と質問しました。すると、サンドバル投手は、
「僕たちは今、大変な時期を過ごしているんだ。だからあそこに座っていたかった。離れたくなかったんだ。支え合ってるんだ」と。
「本当の親友なんですね」と言うと、
「僕にとって親友だから、彼にとっても親友であってほしい」
と、お話しされました。
今回のお祝いの言葉は、近くにいたサンドバル投手だからこその、感謝の気持ちがたっぷりこめられたお祝いのメッセージでした。
Congratulations! おめでとうございます!
トラウト選手もサンドバル投手も、Congrats!と、カジュアルな、おめでとう!
を使われていますね。
世界中が感動し、感謝し、たくさんのお祝いのメッセージが贈られた、
2回の満票によるMVP受賞!史上初の歴史的快挙!
大谷選手、すごいです!
改めまして、心からおめでとうございます!
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