第三回 amazing!
「えいご三感王」とは?
みなさんも、もうお気づきだと思うのですが、大谷選手のまわりには、
感謝!感動!感嘆!の言葉たちで溢れています。
世界中に英語を話す方達は大勢いますが、日本語を話す人は圧倒的に少数、マイノリティ。なので日本語を話すことができるってすごいこと! 貴重なことだなあ!と、つくづく感じます。それになんと言っても、日本語は、大谷選手とも共通する言語です!同じ日本語で理解して共有できるって嬉しいことです。
日本語もできて、そのうえで、英語で、感謝!感動!感嘆!を伝えられたら、気持ちいいです。一緒にそんな気持ちを、大勢の人々と共有できると、楽しいです。
みなさんもご存知の言葉、大谷選手の感動的な名言もふりかえっていきたいと思います。また取材しながら見聞きした言葉などエピソードを交えながら連載していきたいと思います。
自分が伝えたい気持ちにピッタリの言葉が見つかって、すぐに使えると爽快です。感謝!感動!感嘆!
名付けて、えいご 三”感”王!おー!
amazing!
今年2023年の開幕の日に、TokyoFMのリポートでも、お話ししたので、もしかしたら聞いてくださった方もいらっしゃるかと思うのですが、アメリカに入国して早々に驚いた話です。
前日に日本からサンフランシスコの国際空港に到着した時、入国審査の係官から、まず滞在目的や、滞在日数を聞かれました。
「仕事です」
と答えたら、「なんの仕事ですか?」と、さらに聞かれました。
「メジャーリーグベースボールの取材です」と答えたら、
「サンフランシスコ・ジャイアンツ?」と、もっと具体的に聞かれたので、
「オークランド・アスレチックス VS ロサンゼルス・エンゼルスです」と言いました。
そうしたら係官の方が、
「もしかしてそれはShohei Ohtani?」と!
私が、「はい、そうです」と答えると
その係官の方は、ためてためてためて、声と、目と、体に力を込めて、ゆっくりと、
He is amazing!
と言われました。
「サンフランシスコの他にはどこに行く予定ですか?サンディエゴには行きますか?海岸沿いを走るといいですよ。それはそれは美しい。自分のお気に入りの場所。良いレストランがあります」と、盛り上がって、5分くらい話をしていたように思います。
終わって出ようとしたら、隣の係官の方達に、少し大きな声で、
「彼女は、Shoheiの取材に来たんだよ!」と、言ったのでした。
アメリカに、まさに最初の一歩、踏み込んだばかりのこと、
どれほど、大谷選手の人気が高いか、認知度が高いかを、改めて、まさか入国審査の時に知らされるとは思いもしませんでした。
He is amazing. 彼は驚くほど素晴らしい。
Amazingには、素晴らしさを超えた驚きが込められているのですね。まさに大絶賛、称賛している言葉ですね。
Amazing! は、三感王の感嘆!
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