#4 家族をどう学べばいいか? what/how(家族を理解するためにはどうすればいいか②)

1 概観

アートボード 2-50

2 要約

当事者としてはすぐに答えが欲しくなってしまう/緊迫した状況を産み出さないための知恵
MBA的な学びの家族版(クリティカル・シンキング、アカウンティング、ファイナンス、マーケティング等)

家族の学び方は4つのステップ
1.家族システムの理解(基礎科目Ⅰ)
2.家族関係リテラシー(基礎科目Ⅱ)
3.家族の発達段階ごとの家族関係リテラシー(基礎科目Ⅲ)
4.ケーススタディ(応用)

 2.1 家族システムの理解(基礎科目Ⅰ)

◯システムであるがゆえの特徴の理解
家族は生き物(水・栄養が必要)/森を維持することに近い(木は一人ひとり、土壌を耕す(愛情・基本的な生活)、みんなが太陽の日を浴びられる)
境界が分からない関係/人間の共依存関係 ー 木が互いを巻き込んでいる関係

◯家族の発達の視点
家族には時間軸がある/子どもの発達と同様に家族の発達がある/季節のようなもの
家族構成の準備〜新婚〜子育て〜子どもの思春期〜子どもの旅立ち〜パートナーシップの再構築
何かを諦めない、手放さないと次の段階に進めない/毒親:罪悪感で子どもを縛る
愛情と暴力は紙一重

◯世代間を縦断する家族の歴史
アルコール依存症の祖父、父からの連鎖/生きづらさが世代間で連鎖する
世代間連鎖をどのようにして断ち切るか/いつでも生き直しができるように


 2.2 家族関係リテラシー(基礎科目Ⅱ)

家族に何が起こっているのかを俯瞰して捉える力/家族システムをメタ認知する力
自己理解/他者理解/関係性理解/コミュニケーション
脳の回路を作る作業が必要
「家族のシステムのメタ認知」と「家族の情を感じる(マインドフルネス)」を行ったり来たりする
相手の皮膚の内側に入る → メタ認知 → 個人に降りる
人間関係リテラシーの要素は、家族、友人、職場でも共通する

 2.3 家族の発達段階ごとの家族関係リテラシー(基礎科目Ⅲ)

家族の発達段階ごとに課題が生じる/発達段階の変化に気づく必要がある
他者が様々な様相を呈す/子どもを守る→子どもを手放す
そもそもシステムは変化を受け入れたくないという性質を持っている
組織におけるプロジェクトの段階に近い(チームビルディング〜葛藤〜成果を産み出す〜解散)

 2.4 ケーススタディ(応用)

また具体的に

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