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母の運転免許と高齢者の事故問題(3)
変わらず母や弟の送迎や買い物の付き添いをしていく中で、徐々に母の運転は減り続けました
腰が痛いのもあるし、生協の宅配を再開したおかげで買い物に行く頻度も下がったせいもあると思います
月に2〜3回は病院の送迎で会っているので、ドラッグストアで日用品を買う程度で済みました
その代わり、地域活動が活発になりました。幸いにも徒歩2分の場所に地域センターがあるため、通いやすいのです
2024年の始めに再手術となり、そのリハビリが終わった夏から、リハビリ型のデイサービスにも通うようになり忙しくなったのも良かったようです
母の車の車検がいよいよ数ヶ月後に迫ってきて、ちょっとドキドキしながら「夏に車検があるけどどうするつもりなの?」と尋ねたところ、意外にもあっさり「もう乗らないからいいんじゃない?」と言うので正直びっくりしました
それなら少しでも早い方がいいよね、と処分の話が進み、半月ほどで売却できました
自動車保険の解約、月極駐車場の解約、JAFの解約なども済み、あとは好きなタイミングで運転免許証の返納をするだけです。更新は今年の秋なのでもう少し暖かくなったら行く予定です
声をかけ始めてから何年もかかりましたが、ようやく本人が決心してくれて安堵しました
強制されることなく、本人が自分で決めることが大切だと思うので、時間はかかりましたが、事故なく無事に終わることができて本当に良かったです
ポイントは
✔︎病院の送迎を引き受けられたこと
✔︎食料は生協を再開したこと
✔︎その他の日用品は月に2回ほど同行できたこと
✔︎地域交流の場が徒歩圏内だったこと
だったと思います
80歳での運転卒業。
私が卒業するのは母の送迎が終わるまでかなと思います
車の維持費は、駐車場、税金、保険、ガソリンで月々3万程度、今となっては大変な負担です
自動運転が当たり前になって、市中に自治体運営の無人のミニバスが走っていて、アプリで呼び出すと自宅に来てくれるサービスが始まると期待しています