週末を目指して「好き」が仕事になる365日⑨
⑦恋する乙女。理想の私に毎日近づこう
守りたかった。
守ってあげたかった。
でも、守り切れなかった。
私が、命をかけて救ってあげたかった一人の女性の話を、
今からします。
これは、実話に基づく話です。
美香は、私と同じ予備校に通う19歳。
年上の医学生の彼氏と同棲していた。
美香との出会いは、予備校で隣の席だったこともあり、
知り合いのいない予備校で、唯一話すことが出来た同級生だった。
二人とも、髪を金髪に染めて、
短いスカートを履いて、
ギャルっぽい私たちは、予備校の
「医歯薬進学クラス」で浮いていた。
明らかに、私たちと他の生徒では、
空気が違った。
「あいつら、一体なんなん!?」
「ぜってぇバカだよな」
「てか、あぁゆう頭悪そうな女子が
なんでこのクラスにいるわけ?」
そうゆう生徒の陰口を、耳にしながらも、
私たちは、教室の一番前の席に座り、
先生の話を聞いていた。
春の模試の結果が返ってきた。
教室の壁に張り出された結果は・・・
私も、彼女も、偏差値70超え
「おい、あいつら、カンニングしてんじゃねぇか?」
「どうみても、バカ女なのに、なんだよ、この偏差値」
「試験官と出来てたりしてな」
「それ、めっちゃウケるんだけど~」
陰口は続く。
でも、私たちは、相手にしなかった。
ある日、予備校に着くと、私たちの席に
頭の悪そうな、チャラい男たちが座っていた。
「よぉ!俺ら、私立大学クラスの、〇〇だけどよ、
一緒に遊びにいかね!?」
「なんか、お前ら、浮いてるんだろ?」
「友達もいなくて、二人で寂しく飯食ってるって」
「は?なんなんだよ、どけよ」
美香が男たちに話して、そっけない態度をとると、
「おい、おまえら、なんなんだよ」
「優しくしてやろうって言ってんじゃねぇかよ」
ニヤニヤしながら、
つっかかってくる男らもいて・・・
「キモい。ヒロ、帰ろ」
と、美香に腕を引っ張られて、私と美香は、
その日の予備校の授業をブッチした。
近くのゲーセンで、美香と一緒に遊んでいると、
「ねぇ、一緒に遊ばない!?」
と、別の男たちに絡まれる。
「遊ばねぇし!」と、悪態をつく美香。
「ヒロ、行こう!」と、美香と一緒にゲーセンを出て、
駅に向かう。
「ねぇ、美香。私、髪、黒く染め直そうかな」
そういった、私の言葉を聞いて、
美香は、ぶっきらぼうにこう言った。
「勝手にすれば?」
あのとき、美香は、どう思っていたんだろう。
聞きたくても、聞けない。
美香は、、、
亡くなったんだ。
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予備校に、美香が来なくなってから、
1カ月が過ぎていた。
髪を黒く染めた私は、
真面目っ子軍団とお弁当を一緒に食べるようになり、
どこの大学のどんなサークルが楽しそうなど、
予備校生活をエンジョイしていた。
あの日以来、チャラい男連中が、声を掛けてくることも
なくなり、ホッとしていた私は、
だんだん、美香のことなど忘れて、
冬の入試を迎えていた。
入試は、県外の大学を受ける予定にしていたから、
泊りのスケジュールを考えるのも楽しくて、
入試といえども、旅行気分で楽しく過ごすことが出来た。
入試の本番当日も、まずまずの手ごたえを感じて、
結果待ち。
あぁ、予備校生活もこれで無事に終わりを告げるなぁと
思っていた時に、
携帯に知らない電話番号から着信がかかってきた。
「ヒロ・・・たすけて」
美香だった。
声はとても、か細く、泣いているのか
えづいているのか、何かとてもしんどそうで、
良く分からない雰囲気だった。
「美香?どうしたの?最近見ないから、心配してたけど、
大丈夫?何かあったの?」
「ヒロ・・・私、もう、死にそう」
そんな、美香の声を聞いて
ただごとではないと思った。
一人暮らしをしていた美香の下宿先に、
急いで向かって、
インターホンを鳴らし続けた。
出てきた美香は、下着姿だった。
右目は腫れて、目の上は青黒くなっていて、
下唇は、びよんびよんに伸びて、血まみれ。
なによりも、肋骨やあばらが浮き出てガリガリに痩せて、
貧相な胸は、ブラジャーから今にも出てしまいそう。
ブラジャーから、乳首が出るのもお構いなく
だらーーんと気が抜けた立ち姿の美香は、
まるで、餓死しそうな人間のようだった。
「美香・・・なにこれ」
「私、私、、、」
玄関先で、泣き崩れる美香。
「ちょっと待って、美香。」
「ちょっと、一体、何があったの?」
そうして、私も、オロオロしながら、とりあえず、
玄関から中に入って、
部屋の中を見ると、、、
そこには、
荒れに荒れた美香の部屋と、
大量のコンドームの箱。
床に散らばる、スナック菓子やラーメンのカップ
無造作に詰まれた派手な下着に、
汚いエロ雑誌。
「なんなん、ここ。。。」
美香は、何も話さず、ただ、そこに三角座りしていて、
私の顔を見て、泣いていた。
「美香、大丈夫?」
大丈夫なわけがない。
あとで分かったことは、美香は、予備校のチャラい男たちに遊ばれてしまっていたっていうこと。
男たちが、私の勉強の邪魔をしないように、
美香が男たちの相手をしていた。
そして、それを知った美香の彼氏が激昂して、美香に暴力を振るうようになり、
暴力はエスカレートして、DVになり、
セックスと、DVと、そんな無茶苦茶な生活の中に、美香は閉じ込められていた。
逃げようと思えば逃げれたはず。
でも、美香は逃げなかったし、逃げる事を選ばなかった。
そして、
「警察を呼ぼう」と提案した私に対して、
美香は、「大丈夫」と言い、
無理やり私を、追い出すように、マンションの外に出した。
「美香!!!」
美香は、その後、訳の分からない向精神薬を大量に飲んで、
病院に運ばれた。
美香は、その後、2回の自殺未遂を行い、
3回目の大量服薬で、命を絶った。
まだ、21歳だった。
その後、美香の彼氏と話をしたけど、
「あいつも、死ぬなんてバカだよな」
と、彼氏は笑って話していた。
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以上が、私と美香の話です。
私には、
大切な人がいます。
みんな、私よりも早く亡くなりました。
みんな、私のことを大切にしてくれました。
みんな、私を、守ってくれました。
悔しい!!!
くそ野郎!!!
なんで、みんな、先に死ぬんだ!!!
なんで、みんな、私を置いていくんだ!!!
私は、なぜ生かされているんだ!!!!
そう、自分をののしりたくもなります。
でも、
いつも最後に思うことは、
私は、一生懸命「命」をまっとうしよう。
ということです。
私は、「命」をまっとうします。
そして、私は、自分自身を一生懸命愛して、
人を愛して、
いつも誰かを好きでいます。
人を好きでいられることに感謝して、
日々生きていこう。
私は、私が好きです。
これからも、自分自身を、もっともっと好きになれるように、
理想の自分に近づける様に
頑張って生きていく。
私は、「生かされている」
大切な人の分まで、私は、精一杯生きよう!!
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あなたは、
今の自分を、好きですか!?
以前、私は、自分が大嫌いでした。。。
どんなに過去に
ショッキングな出来事があって、
改心して、
自分を好きでいられるようにしよう!と
思っていても、
いつしか、自分のことを嫌いになっていました。
ダメじゃないかって、
約束したじゃないかって、
自分の事大切にする。
自分の事、好きでいるって
決めたじゃないかって、
思います。
でも、自分が嫌いになった時もあったんです。
嫌いになりたくて、
なってるんじゃない。
私だって、もっと自信を持って、
自分を好きでいられたらって
思います。
でも、嫌いになったんだから、仕方がない。
自分を嫌いになると、どうなるか
分かりますか?
最悪な人生をたどるんです。
自分が嫌いな自分が、良い人生
歩めると思いますか?
自分が自分を嫌っているのに、
幸せになれると思いますか?
あぁ、なんて、バカなことをしていたんだ。
なんて、無駄な時間を過ごしていたんだ。
私は、自分を嫌いになりかけると、
いつも、美香との出来事を思い出します。
私は、頑張って生きよう。
もっと、自分を好きになろう。
恋する乙女、理想の私に毎日近づこう!
ただ、そう考えるだけで、
人生は180度好転します!!
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「好き」が仕事になる【基本の8ステップ】
~マインド編~
①「好き」「嫌い」の直感を信じよう
②スルースルーで聞き流そう
③「NO!」を言おう
④常識!?いいえ、自分のペースで💛
⑤他人に憧れてOK!ワクワクを目指そう!
⑥週末の予定を月曜日から楽しもう!
⑦恋する乙女。理想の私に毎日近づこう
⑧日曜日は休みます。完全オフ日を作ろう
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次回は、「日曜日は休みます。完全オフ日を作ろう」
について、お話します!
こんにちは!
野邑浩子
ノムラヒロコです!
(HPはこちら)
私は、障害者施設の理事長
兼
起業コーチを行っています。
2023年
2社経営グループ年商1億
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モットーは
【起業しない起業】
※起業しなくても、今よりもっと幸せになる方法があるとしたら??
それでも、あなたは起業しますか?
何が一番大切なのか
お金?家族の幸せ?愛情?
\センスと直感で/
「好き」に従って生きる!
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好きな事が仕事になる方法を
ぜひ、学んでくださいね!!
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