女は度胸、お江戸日本橋でガラス展とワークショップ開催中
とんぼ玉と手作りガラスビーズを使ったアクセサリー作りのワークショップを開催している。
会場は「日本橋とやま館」日本橋三越本店新館と、日本橋の間に立つビルの1階に7年前にオープンした富山県の情報発信拠点&アンテナショップ。
同じ会場で3回目となるワークショップだが、今回の新メニューはイヤリング・ピアス。好きな色のビーズを6個選んで仕立てる、色合わせがとても楽しい。
事前の準備はドキドキで、頭の中で何度も工程を思い浮かべながら材料や工具を荷造した。「3日間のあいだに補充はできないから、足りない色がでたら申し訳ない」と、荷物を送った後も手持ちで持っていけるよう夜遅くまで補充用のビーズ作り。
バーナーを持ち込んでとんぼ玉を作るワークショップが出来ればそれが一番だとは思うけれど、それが可能な会場は限られているし、危ない作業である以上アシスタントの手配も必要になる。
わたし一人で出来る範囲で、作る楽しさやとんぼ玉の魅力を体験して頂くにはどうしたら良いだろう? 色合わせや自分で選ぶ楽しさをご提供するために、使用するコードは7色、金属のビーズやパーツも私が自分の作品に使用するのと同じものをそのまま持ち込み、選び放題にした。
新しい会場でのワークショップや展示会のご依頼を頂き、企画を作るときに「我ながら度胸あるよなぁ」と思う事が少なくない。 心配性だったら絶対にできないよな。準備の時間が足りるだろうか、私に務まるだろうか、失敗したらどうしようとかマイナス面はあまり考えずに思いつくことを詰め込み、ワクワクしながら企画・実行する。 仕事だけでなく生活の中でも、だいだい予定外の時間をとられることが入ってくるのだから、計画段階でもう少しセーブしたほうが良いと思わないこともない・・・が、やりたいことが多するのだ。 前向きで楽観的な性格は持って生まれたものなのか、自分では結構気に入っている。
タイトルには「女は度胸」などと古臭い文言をいれたが、性別は関係ない。教える仕事の内容を決めるときにまっさきに考えるのは「お客さまに楽しんで頂けるか」でこれに尽きる。(自分自身が楽しいという前提あってのことで、先生がいやいや教えていたら生徒が楽しいはずが無いだろう。)
次に「取扱い頂くお店のプラスになるか」「お手伝い頂く皆さまの迷惑にならないか」「うちが仕事を継続できる採算がとれるのか」などが並び、「私の心身の負担はどのくらいになるか」が後回しになるのは否めない。いつも100%を詰め込むと、いざという時の120%が出せなくなるから普段は6~70% に抑えるべきだと家人から批判されるので、まぁ追々それも考慮に入れようかとは思っている。
今回のワークショップは富山ガラス作家協会主催「富山ガラス展~Toyama Glass a la carte」の一環で、2週間の展示も明日の日曜日が最終日となる。
この展示会の企画自体も私が仕切らせて頂いている。 日本橋とやま館では4回目のガラス作家協会展、出品頂いた皆さまとお手伝い頂いた皆さまのお陰で、今回も素敵な展示をご来館の皆さまにお楽しみ頂くことが出来のではないだろうか。
note はまだ使いこなせおらず、告知が遅すぎるのだが今日明日の2日間、少しでも多くの皆さまにお運び頂けましたら幸いです。
ワークショップは本日土曜日はほぼ埋まっていますが、明日日曜日はまだお申込み頂けます。詳細は下記のリンクをご覧ください。
<https://qr.paps.jp/HyV4B>
ガラス工芸作家 林 裕子
〒930-0151
富山県富山市古沢237-3 富山ガラス個人工房4号棟A
蜻蛉玉丙午/KOGURE Glass Works
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