いにしえのネット中毒
私は、自分ではネットを見ている時間が長いほうだと思っていますが、歩きスマホや食事中にスマホなどは意外と全然していなかったりします。
外出している間は基本的にスマホに触りませんし、他のことをしながらスマホを見ることもありません。
あと、SNSを一切していないのでそれに時間を取られることも無いです。
外側から見れば、ネット中毒とは無縁の人間に見えるかもしれません。
ただし、自宅での自由時間は、きちんと机に向かって、パソコンで、無駄なネットサーフィンをしています。まさに大昔のスタイルのヘビーネットユーザーで、インターネット老人会会員なのです。
今の時代のデジタルデトックスと言えば、スマホを手放そうとかSNSを控えようという話ばかり出てきますが、私はネットはパソコンで見ることのほうが多いし、SNSはしていないけど他のウェブサイトは見ているので、その辺は何も参考にならなかったりします。
それにしても、どうしてこんなに「ネットを見すぎる=悪」みたいに感じているのか?と疑問に思うこともあります。同人活動をしていた頃に、大好きな作品の公式情報や二次創作をチェックするためにネットにかじりついていた時間は、決して悪いものでも無駄なものでもなかったはずです。
ただ、好きなものを見るついでに余計な寄り道をしてしまって、不快なニュースなどが目に入って後悔したことがたくさんあるから、ネットサーフィン自体に良いイメージを持てないでいます。あの時、すぐにブラウザを閉じていればという後悔の集合体が、年季の入ったトラウマになっています。
ネットは、必要な情報以外のページをつい見てしまう仕組みが本当に手ごわいです。リアル世界では治安の悪い場所には決して近付かないのに、ネット世界ではヤベー奴がいる場所にも軽率に踏み込んでしまいがちです。
これは、物理的なペナルティが無いせいかもしれません。
もしも「必要なページ以外のものを見たら首の骨が折れる」みたいな法則があれば、ネット中毒に悩む人はいなくなるのにと思います。
実際、それと同じくらいの精神的ダメージは負うのだから、本っ当に心を鬼にして「無駄なものを見ない!!!」と誓わなければいけません。
この辺の苦労は、新しい時代のネット中毒者(スマホ&SNS)も、古い時代のネット中毒者(パソコン&昔からあるウェブサイト)も同じなので、お互い頑張って克服できたらいいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?