見出し画像

戦時中に起こった奇跡の出来事「クリスマス休戦」


100年前のクリスマス休戦 (1) 「塹壕のメリークリスマス」

クリスマス休戦

第一次世界大戦中の1914年12月24日~25日に生じた一時停戦。当時敵対していた、ドイツ軍とイギリス軍、フランス軍がとあるきっかけによって一時停戦するのである。そのきっかけはというと「きよしこの夜」だった。
歌っていたのは、当時有名だったドイツのテノール(高い声域の)歌手でした。その歌手は、世界で最もチケット取得が困難と言われている音楽祭にも4年連続で出演するほどの人気があったという。その歌声を聞いたイギリス、フランス軍は、クリスマスツリーを戦場に置き、停戦を申し込んだそうだ。
それぞれ3国が停戦を承諾し、お互いにタバコの火をつけてあげたり、酒を飲み交わしたそうだ。

・・・意外とnoteで「クリスマス休戦」について書いている人がいないことに衝撃を受けました。

今回、第一次世界大戦中にあった「クリスマス休戦」について知りたいな。と思い、当時の状況を再現した映画の「戦場のアリア」を見ることにしました。2006年の映画ということもあるのか、動画配信サービスにもなく、DVDも見つからず、なんとか一つだけメルカリに売っていたので、それを買いました。(amazonには1000円くらいで売ってるのを後で知りました。)

最初は、戦争時の緊張感や状況の生々しさなどが描かれていて、いい味を出しているな~っと思いながら視聴していました。

上記にも記載しましたが、戦場である塹壕にテノール歌手が慰問(なぐさめる)のために来訪、「きよしこの夜」を歌ったところ、イギリス、フランス軍も聴き入り、歌い終えた頃には拍手が沸き起こりました。そこで停戦協定を交わしこのクリスマスの日だけ停戦したことで「クリスマス休戦」と言われているようです。

中には、仲間(確か兄弟?)が撃たれて死んだことショックでなかなか立ち直れない人の描写もあったりとリアルでありながらも戦争の残酷さがひしひしと伝わる映画だったので、買って観て、すごく満足しました。

読んでいて一番感じたことは、「戦争って、みんながやりたいわけじゃないしむしろ大勢の人は戦争なんかしたくないんだろうな」と感じました。

一人ひとりの人情ストーリーが深いので、気になった方は絶対見てみてください!

ではまた!


-参考文献-

1914年に起こった奇跡。素敵だけど悲しいクリスマス休戦。

映画 「戦場のアリア」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?