男に生まれたくなかった
Twitterではやれモテないだの恋人がほしいだのつぶやいているが、実際のところ、私は「男に生まれたくなかった」と思っている。心の底から。心の奥深くで。
身体が男性であることに違和感はないし、自覚通りであれば恋愛では異性愛者(ヘテロ・セクシュアル)だ。ただ、それでも自分が女性に生まれてきたほうが自然体で生きられたと思うし、今の私よりはいくぶんか「普通」にとけこめたと思う。
言葉遣いが丁寧であったり、立ち居振る舞いが中性的であったり、ゲームの主人公の性別に女性を選んでしまったり、SNSでの一人称が僕や俺ではなく「私」であることが多かったりするのは、そういった思いを反映しているのだと思う。
私の、生まれてきた性が男であることは否定しようがないのだけれど、男に生まれたくはなかった。来世があるなら女性に生まれたい。メイクを楽しみたい、かわいい服を着たい。男なんていらない、と言って女友達と遊んだり、猫を愛でて暮らしたい。
※かわいい服なら気にせず着ればよいだろう、と思うかもしれないが、私は骨太な体格をしており、仮に限界まで痩せて細身になったとしても、レディースの既製服は似合わない。──猫は、人生のどこかで飼うだろう。
以降、あまり晒したくないので有料にしておきます。高いとも低いともいえない微妙な金額にしているのは、意図的なものです。
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